▶チーズケーキの種類の多さについてnoteに書きました
その他

上島珈琲店のザントクーヘン|ドイツの伝統菓子「ザントクーヘン」が日本のチェーンカフェで食べられる

上島珈琲店のザントクーヘン (3)その他
hdr

先日、上島珈琲店を利用したら「ザントクーヘン」という珍しいケーキを見つけました。こんなケーキは他ではみたことがありません。

店舗の説明書きを読むと、どうやらドイツ伝統菓子のようです。

スポンサーリンク

ザントクーヘンとは?

上島珈琲店のザントクーヘン (3)

前述のとおりザントクーヘンとはドイツの菓子です。

手持ちの『ドイツ菓子図鑑』で調べてみると、ザントクーヘン(SANDKUCHEN)は、「砂のケーキ」という意味とのことです。ザント(SAND)は「砂」のことです。

ザラザラしているのかと思いきやそうではなく「サラサラした砂のような食感」という意味でつけられたそうです。砂のイメージが日本とドイツでは違うのでしょう。

ザントクーヘンは見た目はパウンドケーキなのですが、パウンドケーキとは違ってサラサラした食感で、またパウンドケーキのようにずっしりした印象でもないそうです。

サラサラした食感は、小麦粉の他にでん粉を使っていることによって生じるものだそうです(上島珈琲店のザントクーヘンはでん粉ではなくアーモンドプードルを使用している)。そのサラサラした食感ゆえに、前述のとおり「砂のケーキ」と呼ばれています。

また以下は上島珈琲店で私が食べたザントクーヘンです。前述のとおり、上島珈琲店はでん粉ではなく、アーモンドプードルで作っているそうです。

スポンサーリンク

上島珈琲店のザントクーヘン

ザントクーヘンは上島珈琲店で食べられる(2021年5月現在)。値段は410円。

前述のとおり、上島珈琲店はでん粉ではなくアーモンドプードルを使っています。またラム酒とバターで風味を加えているため、オリジナルのザントクーヘンとはいえません。上島珈琲店風ザントクーヘンということになります。

上島珈琲店のザントクーヘン (3)
f:id:cheese-cake-ka:20210505012422j:plain
上島珈琲店のザントクーヘン

アレンジしたものではありますが、単なるパウンドケーキではなく、サラサラした食感は楽しめます。おそらくザントクーヘンの最大の特徴である砂のようなサラサラした食感なのではないでしょうか。そして菓子としても十分に美味しい。

全国チェーンでザントクーヘンを販売しているのは、今のところ上島珈琲店だけだと思われます。それにしてもなぜドイツ菓子専門店しか販売していないマイナー菓子「ザントクーヘン」を上島珈琲店は売りはじめたのだろうか。マイナーな菓子を手軽に食べられるのはありがたいのだが謎です。

ちなみに『ドイツ菓子図鑑』にはザントクーヘンのレシピも紹介されています。みた感じ、でん粉が手に入れば簡単に作れそうでした。

※お店のメニューやマップ、営業時間などの情報は記事作成当時のものです。メニューのリニューアルや閉店などの可能性があります。利用する際は公式サイトやSNSで最新情報を確認することをおすすめします。
※当サイトでは、第三者配信の広告サービスを利用しています。当サイトで紹介する一部の商品・サービスを当サイト記載のリンクから利用、購入すると売上の一部が当サイトに還元される場合があります。

執筆・管理
かなざわ

チーズケーキを日常的に食べています。洋菓子屋やカフェ、レストラン、コンビニのチーズケーキを食べ歩き、ネットでチーズケーキを取り寄せ、チーズケーキを記録中。noteではチーズケーキの歴史や種類の豊富さを研究した記事を執筆中。

SNSなど
note
Twitter
instagram
フォローお待ちしております。

お問い合わせはこちらのGoogleフォームよりお願いいたします。

フォロー
フォロー
チーズケーキを記録するブログ【Cheese Cakes】
タイトルとURLをコピーしました