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実店舗なし、ネットでしか買えないチーズケーキ【4選】とチーズケーキのネット販売の考察

実店舗を持たずチーズケーキを販売する店が存在します。オンラインストア、あるいは期間限定のポップアップストアでのみ購入できるチーズケーキです。

そのようなお店のチーズケーキのなかから、これはぜひ食べてほしいというものを本記事では厳選しました。

また後半では、チーズケーキのネット販売の傾向などを考察しています。興味がある方はぜひこちらもご確認いただければと思います。

※お取り寄せにおすすめのチーズケーキは以下のページで紹介中

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目次

一度は食べてほしいネットでしか買えないチーズケーキ【5選】

【Cheesecake HOLIC】クリームチーズケーキ

Cheesecake HOLIC クリームチーズケーキ
クリームチーズケーキ

「Cheesecake HOLIC(チーズケーキホリック)」は、広尾の予約制レストラン「長谷川稔」のオーナー、長谷川稔さんが監修したチーズケーキです。Cheesecake HOLICです。実店舗はなく、基本的にオンラインでのみ販売しています。ただしデパ地下や駅構内のイベントスペースなどに期間限定で出店することがあります。

このチーズケーキを開発した長谷川稔さんがオーナーを務める「長谷川稔」は、ジャンルにとらわれない革新的な料理を提供する店として知られています。ゴ・エ・ミヨ2019 明日のグランシェフ賞や、東京最高のレストラン2019に掲載されるなど、数多くの賞を受賞しています。

cheesecake Holic(チーズケーキホリック)、チーズケーキカマンベール (1)

そんなイノベーティブな店のシェフが開発したチーズケーキは、自立するくらいのギリギリの質感を攻めており、口に入れるとクリームのようにとろけます。最初に食べた時は「こんな口どけ初めて」と感動したほど。

また小夏、はるか、ライムなどを使うことで独特の上品な酸味を加えています。レモンにはない、ひとクセある酸味がとても心地いいのです。他にもスパイスの風味が若干あったり、市販のクリームチーズから絶対に出せないような奥行きのある乳味があったりと、一見シンプルなチーズケーキでありながら、とても複雑で奥深い味があります。

このチーズケーキは、冷凍で届くので食べる前に解凍する必要があるのですが、解凍しすぎると(解凍後時間が経つと)水が出てしまい食感が損なわれる可能性があります。提示されている解凍時間よりも、少し早めに食べるくらいが良いかもしれません。

ちなみに箱は、捨てるのがもったいないような、高級感のある化粧箱です。

※質感や雰囲気を紹介した動画もあります(音がでます)

【値段、購入ページ、消費期限など】

購入はこちら楽天(Cheesecake HOLIC)
値段4104円(別途送料)
消費期限約30日間(冷凍)
※変更される場合があるので販売サイトを要確認
サイズ長さ約17cm 約410g
※4人~5人サイズかと
備考冷蔵庫で7時間解凍する
その他参考ページCheesecake HOLIC公式サイト
公式Instagram
公式Twitter
楽天の口コミ

※さらに詳しい当ブログの解説はこちら
CheesecakeHolic実食レポ

【Mr. CHEESECAKE】Mr. CHEESECAKE

ミスターチーズケーキ (2)
ミスターチーズケーキ 有料の化粧箱
ミスターチーズケーキ (11)

Mr. CHEESECAKE(ミスターチーズケーキ)は、ミシュランの星付きレストランでの勤務経験があり、世界で刊行されている美食ガイド「ゴ・エ・ミヨ」で、期待の若手シェフ賞を受賞した、フレンチシェフの田村浩二さんが手掛けるチーズケーキです。

稀に催事に出店することがありますが、基本的には公式オンラインストアでのみチーズケーキを販売しています。そのチーズケーキの特徴を一言でいうなら、一流フレンチの技術が詰まったチーズケーキです。

ミスターチーズケーキ (12)

特に目を見張るのが、香りと食感です。このチーズケーキはトンカ豆を使用しており、独特で食欲をそそる香りがチーズケーキの箱を開けた瞬間から立ち込めます。これまで色々なチーズケーキを食べてきましたが、Mr. CHEESECAKEほど印象的な香りをもったものにまだ出会ったことがありません。

また乳化にもこだわっています。小麦粉を使わず、乳化の技術によって自立するギリギリの質感を実現しているというこのチーズケーキは、口に入れた瞬間にとろけていき、あっという間になくなります。儚さを感じさせるほどです。

Mr. CHEESECAKEは、その売り出し方や味、香り、製法によって、日本のチーズケーキの歴史にその名を刻みました。Mr. CHEESECAKEが登場した後は、ミスターチーズケーキのようなチーズケーキが大量に登場しています。Mr. CHEESECAKEが登場する前と後とでは、チーズケーキの売り出し方や質感の傾向が異なるのではないかと思います。

販売当時はあまりの人気になかなか購入できなかったのですが、最近では比較的容易に購入できるようです。ぜひ一度は食べてほしいと思います。

以下のページではミスターチーズケーキの人気の秘密を考察しています。こちらもぜひご覧いただければと思います。

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※全体の質感や雰囲気がわかる動画もあります(音がでます)

【値段、購入ページ、消費期限など】

購入はこちら大丸松坂屋オンラインストア
公式サイト
値段紙製の保冷バッグ:3,456円
化粧箱:4,320円
(別途送料)
消費期限一応、冷凍で1ヶ月以上のものが送られてくるとのこと。
変更される場合があるので公式サイトを要確認
(解凍後は早めに食べる)
サイズ約17cm / 約480g
その他参考ページ公式Instagram
公式Twitter

※さらに詳しい当ブログの解説はこちら。
ミスターチーズケーキの魅力をとことん紹介しています
ミスターチーズケーキ実食レポ

【ユートピアアグリカルチャー】CHEESE WONDER

ユートピアアグリカルチャーのCHEESES WONDER(チーズワンダー)の写真 (1)

ユートピアアグリカルチャー は、チーズタルト専門店の「BAKE」を立ち上げた、長沼真太郎氏が手掛けるブランドです。現在は公式オンラインストアでのみチーズケーキを販売しています。販売開始と同意に売り切れることもあり、入手困難なのですが、頑張っても購入すべき感動的チーズケーキです。

上の部分は、スフレとチーズムースの2層になっており、しっとりとシュクシュクした食感のどちらも楽しめるチーズケーキです。

何より特筆すべきは材料へのこだわりです。使用しているクリームチーズや卵は、ユートピアアグリカルチャーが運営する放牧牧場で育った牛・鶏から採れたものを使っています。ユートピアアグリカルチャーは、持続可能な農業を研究するために、実験的な農場を運営しています。販売しているお菓子はその副産物です。しかし菓子のプロデュースを手掛けるのは、BAKEの創業者です。また材料が新鮮であり、質も良いからなのか、いい材料を使わなければ出せないであろう、豊かで奥行きのある味があり、感動を覚えます。

ユートピアアグリカルチャーの取り組みも含めて、そのチーズケーキをぜひ一度体感してほしいと思います。ユートピアアグリカルチャーについても詳しい解説はこちら。

ユートピアアグリカルチャーのCHEESES WONDER(チーズワンダー)の写真 (1)

【値段、購入ページ、消費期限など】

購入はこちら公式サイト
値段2980円(6個入り)+送料
消費期限16日程度(解凍後は当日中)
サイズ1個は手のひらに収まるくらいのサイズです。
6個入りです。
備考公式サイトからのみ購入可能。
販売日は公式LINEで告知されるので、登録しておくと便利です。
その他参考ページ公式Instagram

※さらに詳しい当ブログの解説はこちら
チーズワンダー実食レポ

チーズケーキのネット販売についての考察|最近の傾向など

2020年頃から増えたチーズケーキのオンライン販売

前述のようなネットだけでチーズケーキを販売する店(あるいはブランド)は、2020年頃に急増したように思います。2020年以前に固定の実店舗を持たない店はありましたが、2020年頃から特に増えました。

この時期にチーズケーキをネット販売する店が急増した理由は、おそらく2つあります。1つはコロナ禍です。外出自粛や営業自粛を強いられる(変な言葉ですが)日々が続き、落ちた売上を補填するために、新しい事業としてチーズケーキの販売をはじめる店が増えたと考えられます。

もう1つの理由は、「ミスターチーズケーキ」のヒットです。ミスターチーズケーキはネットだけでチーズケーキを販売する、チーズケーキ専門店です。2019年に販売開始し話題に。そのビジネスモデルと成功例が知られるようになりました。このミスターチーズケーキの成功例もあり、2020年は飲食店や料理人の新たなビジネスモデルとしてチーズケーキのネット販売が急増した可能性があります。

2020年は、それまで実店舗でしか販売していなかった店が、ネット販売をはじめる例も続出しました。またあらゆるジャンルの飲食店、あるいは料理人がチーズケーキの開発、販売に着手しました。それだけ、この頃の飲食業界は打撃を受けていたということでもあります。

あらゆるジャンルからの参入が増えているチーズケーキのネット販売

チーズケーキのネット販売には、あらゆるジャンルからの参入があります。たとえばネットだけでチーズケーキを販売しているミスターチーズケーキは、フレンチでの勤務経験があるシェフが開発したものです。フレンチで使われる技術が存分に生かされたチーズケーキになっています。

また「チーズケーキ 一対」は、家庭料理をベースにした完全予約制のレストランHITOTEMAを手掛ける谷尻直子さんと、茶のコースを提供する「菓子屋ここのつ茶寮」を手掛ける溝口実穂さんが、それぞれプロデュースしたチーズケーキです(詳細は後述)。

他にもPR会社がチーズケーキを販売する例や、これまでブライダル企業の製菓部門がチーズケーキを販売する例など、チーズケーキのネット販売にはあらゆるジャンルからの参入があります。

解凍が不十分でも食べられるチーズケーキが増えている

ネットで販売されているチーズケーキの最近の傾向としてあるのが、短時間の解凍でも食べられるチーズケーキが増えていることです。

ネットで購入したチーズケーキは、基本的に冷凍で届きます。冷蔵や常温の場合もありますが、大半は冷凍です。冷凍で届いたチーズケーキは、食べる前に解凍する必要があるのですが、解凍具合によって質感が変わってしまいます。解凍が十分でなければ、凍った部分が残り「シャリ」という食感になってしまいます。また風味も不十分になります。

逆に解凍しすぎると、水がでてしまい、食感が損なわれる場合があります。以前、安くはないチーズケーキをネットで購入したのですが、解凍しすぎたのか、水がでてしまい、またチーズケーキの形も崩れてしまったことがあります。とろとろ、しっとりした食感が売りのチーズケーキだったのですが、ドロドロのチーズケーキになってしまい、本来の食感を楽しめませんでした。解凍の不備によって、本来想定された食感、味を楽しめない可能性があるのです。

多くのチーズケーキには「冷蔵庫で8時間程度解凍してください」といった解凍目安があります。しかし、解凍具合は各家庭の冷蔵庫の状態によっても変わります。また配送業者の不備によって、不本意に解凍される場合があります。

ネットでチーズケーキを販売する場合、解凍の工程を作り手はコントロールできません。前述の私の失敗のように、解凍の仕方によっては作り手が想定した食感、味を十分に楽しめない場合があります。ここにネット通販で販売するチーズケーキの難しさがあります。

最近ではその問題を解決したチーズケーキが増えています。それが冷凍庫から出してすぐに食べられる、解凍が不十分でも美味しく食べられるチーズケーキです。「アイスチーズケーキとして楽しめます」といった商品です。解凍の工程を作り手がコントロールできないという問題への対処です。また、解凍しないと食べられないというもどかしさを解消してくれるものでもあります。

ただし、私としては、所定の時間解凍した、本来のチーズケーキが、食感も味も一番です。半解凍やアイスチーズケーキは、やはり食感や風味が劣ります。

おわりに

以上、取り寄せもおすすめのチーズケーキを紹介してきました。他にも当ブログではネットでしか買えないチーズケーキを紹介しています。以下のページにまとめているのでぜひご覧いただければと思います。

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