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チーズケーキ研究

使う粉の違いによってチーズケーキはどう変わるのか?|薄力粉、強力粉、コーンスターチ、片栗粉で実験

チーズケーキ研究

薄力粉、コーンスターチ、強力粉、片栗粉、それぞれの粉によってチーズケーキにどのような違いがでるのか? 実際に作って確かめてみました。

まず結果を簡単に紹介します。

【粉なしのチーズケーキ】

一応チーズケーキは完成するが、時間が経つと水が出てしまう。今回は12cmで作ったので、問題なくできたが、15cm、18cmになると、形が保てなくなりそう。

粉を入れないで作ったチーズケーキ (8)

【薄力粉のチーズケーキ】

食べ慣れたチーズケーキが完成する。薄力粉を入れたチーズケーキはかなりむっちりとした質感に。普通に美味しいチーズケーキであるが、何も入れなかったチーズケーキに比べて若干味がぼやける。

薄力粉で作ったチーズケーキ (6)

【強力粉のチーズケーキ】

強力粉でも、それなりのチーズケーキは完成するが、かなりむっちりしている。決して食感は良いとはいえないし、風味も微妙。食べごたえはあるが、おすすめはできない。

強力粉で作ったチーズケーキ (13)

【コーンスターチのチーズケーキ】

個人的にはこれが一番好き。薄力粉よりも舌触りが良く、色も良い。味に関しても、粉の主張がそれほどないので、食べやすい。

コーンスターチで作ったチーズケーキ (7)

【片栗粉のチーズケーキ】

ややむっちした質感になるが、問題なくチーズケーキができる。意外と変なクセもない。ただし、材料の分量を増やしたらどうなるかはわからない。

片栗粉で作ったチーズケーキ (7)

ちなみにレシピは、レシピサイトの『デリッシュキッチン』で公開されている「基本のチーズケーキ」のレシピをベースに、材料の分量を12cmのケーキ型用に調整しています(デリッシュキッチン ー 基本のチーズケーキ)。また粉による味や質感の違いをわかりやすくするために、シンプルなレシピに調整しています。

※今回使用したレシピ

  • 直径12cmの丸型を使用
  • クリームチーズ100g
  • 砂糖45g
  • 卵1個
  • 生クリーム100cc
  • 粉15g
  • 170℃で27分

また前述の結果はあくまで12cmサイズのチーズケーキでの実験です。大きいサイズのチーズケーキを作る場合、全体の材料の分量はさらに多くなります。味の質感の変化はさらに大きくなると考えられます。ちなみに上記のレシピで作るチーズケーキは、生クリームの存在感が強く、それほど良いとはいえないので、おすすめしません。

続いて、細かい違いについて解説していきます。

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焼き上がりの様子(オーブンから出した直後の様子)

まずはオーブンから出した直後のケーキの様子を紹介します。

粉なし

粉を入れない作ったチーズケーキ

何も粉を入れない場合でも、オーブンから出した直後は膨らんでいます。割りとかなり膨らんでおり、また質感はフルフルしています。

薄力粉

薄力粉で作ったチーズケーキ (1)
薄力粉で作ったチーズケーキ

薄力粉で作ったチーズケーキもそれなりに膨らんでいます。ややパンのような質感が見て取れます。

強力粉

強力粉で作ったチーズケーキ (8)
強力粉で作ったチーズケーキ

強力粉で作ったチーズケーキはさらにパンのような質感になりました。また微妙に膨らみがあります。焼き上がったときの匂いもさらに香ばしくなりました。

コーンスターチ

コーンスターチで作ったチーズケーキ (2)
コーンスターチで作ったチーズケーキ

コーンスターチで作ったチーズケーキは、きれいな色になりました。微妙に膨らんだものの、薄力粉などに比べると膨らみは抑えられています。

片栗粉

片栗粉で作ったチーズケーキ (3)
片栗粉で作ったチーズケーキ

片栗粉で作ったチーズケーキは、若干膨らみましたが、薄力粉に比べると膨らみませんでした。

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一晩冷蔵した後の違い

続いては一晩冷蔵庫で置いたチーズケーキの様子です。

粉なし

表面はへこみましたが、ひび割れなどはなく、割りときれいに仕上がりました。

薄力粉

強力粉

コーンスターチ

片栗粉

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断面の写真と実際食べての感想

粉なし

しっとりはしているが若干水っぽい質感になりました。以前作った時はさらに水っぽくなったことがあったので、他の材料の分量が多くなると、形が崩れやすくなるかもしれません。とはいえ、今回のような大きさであれば、しっかり自立もしますし、舌触りなどもそれほど問題ありません。

薄力粉

薄力粉を入れたチーズケーキは、ややむっちりとした質感になりました。包丁でカットしたときも、包丁にぴったりケーキがくっついたほどです。普通に美味しいチーズケーキではありますが、何も入れなかったチーズケーキに比べて、やや味がぼやっとした印象です。

強力粉

焼き上がったときの香りはとても良かったのですが、実際食べるとなると、決して美味しいとはいえません。薄力粉よりも、もっちりした質感で食べごたえはあります。ただしそれが良いかどうかは別です。強力粉でも一応はチーズケーキにはなりますが、個人的にはあまりおすすめはできません。

コーンスターチ

個人的にもっともおすすめなのがコーンスターチです。風味、舌触りの点では、もっともいいです。また薄力粉のように膨らむわけでもないので、見た目も良い感じです。強力粉ほどの変なクソもなく、風味もいいです。レシピを調整すればさらに美味しい、非の打ち所がないチーズケーキができそうです。

片栗粉

片栗粉のチーズケーキは初めて作りました。意外と問題なくチーズケーキになります。味も悪くないといったところ。ややむっちりした質感になりますが強力粉ほどではありません。変なクセもなく、他のチーズケーキのレシピでも活用できるのではないかと思います。ただし、分量が多くなったらどうなるかは分かりません。

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総括

今回は12cmというそれほど小さいケーキ型を使い、それに見合う分量で作ったので、どの粉を使ってもそれなりのチーズケーキが完成しました。ただし、前述のとおり型が大きくなり、全体の材料の量が多くなると、どうなるかはわかりません。

また薄力粉や強力粉や混ぜ方や、経過時間によって質感が変わります。おそらく同じことはコーンスターチや片栗粉にもいえることでしょう。ゆえに今回紹介した結果の再現性は微妙なところです。あくまで参考程度にとどめていだければと思います。

また今後は米粉やアーモンドプードル、白玉粉など、様々な粉でチーズケーキを作り、その結果をこのページに追記できればと思っています。

執筆・管理
かなざわ

洋菓子屋やカフェ、レストラン、コンビニのチーズケーキを食べ歩いています。実際に食べたチーズケーキとその特徴を記録するとともに、チーズケーキの歴史やトレンドを研究しています。このブログは主にチーズケーキを紹介するものですが、チーズケーキ以外の食べ物を紹介する場合や、食べ物以外の話題を扱う場合があります。

お問い合わせは下記のページのお問い合わせフォームよりいただければと思います。
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その他、noteではチーズケーキ以外のことも書いています。
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