こんにちは。チーズケーキマニアのかなざわです。ほかではあまり見かけない「烏龍茶のチーズケーキ」というものを見つけたので紹介します。
お店について
今回チーズケーキをいただいたのは「一味玲玲(いちみりんりん)」というお店です。


「一味玲玲」は、新橋に本店を置く中華料理店です。現在は新橋のほか、品川、東京駅、新宿といった東京都心部と横浜に展開しています。
看板メニューの「餃子」で、食べログの「餃子 百名店」にも選出されています。
30種類以上の薬膳や香辛料を使っているほか、「焼」「水」「蒸し」の調理法が選べたり、「トマト」「レモン」「ラムパクチー」といった変わり種餃子も。
ほかにも「よだれ鶏」や、激辛の「麻婆豆腐」といったおなじみの中華料理も提供しています。






今回いただいたのは、そんな餃子が人気のお店が2025年10月に発売したデザートメニュー「烏龍茶の濃厚チーズケーキ」です。


烏龍茶のチーズケーキは珍しい?
抹茶、ほうじ茶、紅茶のチーズケーキはたくさんあり。一方で、烏龍茶はどうでしょうか。ゴンチャのようなお茶の専門店では、烏龍茶をミルクで割るミルクウーロンを販売しているほか、市販でもサントリーから烏龍茶のミルク割りが発売されたことがあります。
烏龍茶とミルクの組み合わせは珍しくなくなっていますが、チーズケーキに烏龍茶を合わせる例は、レシピとしては存在していますが販売する店は、ここ以外ではほとんど見かけません。いったいどんなチーズケーキなのでしょうか。
見た目の特徴
まず外見から見ていきます。


チーズケーキは四角い形をしており、底にはクッキー生地が敷いてあります。




表面にはつぶつぶとしたものが見えますが、これは烏龍茶の茶葉を混ぜているのでしょう。
全体的な色は紅茶やほうじ茶のチーズケーキよりも薄く見えます。
日本では烏龍茶といえば茶色のイメージがありますが、実際にはもう少し薄い色になることもあります。




プレスリリースによれば、重発酵・強火焙煎の烏龍茶をクリームチーズと合わせることで、甘さに頼らない大人の風味に仕上げているとのこと。
また千葉県の「鋸山BASE」というスイーツが人気のお店のパティシエが監修しているそうです。
食べた感想
口に運んでみると、濃厚なクリームチーズの味わいの中から、ふわりと烏龍茶特有の上品さと、どこか甘みのある風味が抜けていくのを感じます。抹茶や紅茶のチーズケーキのようにガツンとくる感じではなく、ふわりと抜けていくような印象です。


バターで炒めたというクランブルは、香ばしい風味を添えてくれ、全体を厚みのある味わいにしてくれます。
なめらかでありながら、ほろほろと崩れていくチーズケーキ本体の食感と、底に敷かれたクッキー生地の香ばしいザクザク感が加わり、口の中で心地よい食感のメリハリを感じられます。


烏龍茶のチーズケーキは初めて食べましたが、予想どおりというか、相性はとてもよく抹茶チーズケーキや紅茶チーズケーキとはまた違った、烏龍茶の穏やかさ、上品さを楽しめました。
補足情報
- お店:一味玲玲(いちみりんりん)
- 価格: 550円(税込)
- 備考:一部店舗のみの可能性あり(今回は新宿店を利用)







