東京都中野区、西武新宿沼袋駅から徒歩3分ほどの場所に、アビニヨンという洋菓子店があります。1970年代からある老舗であり、テレビ番組やWEBメディアでも度々紹介される中野区の人気店です。今回はこちらのチーズケーキを食べてみました。

アビニヨンについて
西武新宿線の沼袋駅は、高田馬場駅から各駅停車で10分程度、JRの中野駅から歩いて15分程度の場所にあります。この立地の良さに加えて、人気マンガの聖地にもなった神社がこの街にあり、最近注目を集めています。今風のカフェやロースタリーを備えたコーヒー販売店ができるなど、新しいお店も増えています。現在、西武線路の地下化工事が進んでおり、地下化が完了すればさらに活気が増し、新しいお店も増えるのかもしれません。
一方でまだまだ昭和・平成レトロな雰囲気を残すお店もたくさんあります。今回利用したアビニヨンもそんなお店の1つであるといえます。

アビニヨンは駅を出てすぐの、商店街の中にあります。1970年の昭和後期に創業した老舗です。物価高騰や倒産する菓子店の多さが話題になる今日このごろですが、それでも営業し続けているのは、多くのファンを抱える人気店だからなのでしょう。

店内は決して広いとはいえないのですが、焼き菓子、生菓子がズラッと並んでいます。種類はカウントしていませんが、生菓子、焼き菓子ともに10種類以上はあったように思います。生菓子についてはモンブランやショートケーキ、シュークリーム、チョコレート、サバランなど馴染みのあるものが豊富です。チーズケーキはスタンダードなベイクドチーズケーキとレアチーズケーキのほか、チーズタルトがベイクドとレアの2種類の合計4種類がありました。

今回はクリームチーズと「チーズの王様 うるる生」という2つのチーズケーキを購入してみました。

クリームチーズ:エアリーな食感のベイクドチーズケーキ

まずこちらは「クリームチーズ」という名前の商品です。人気No.2だそうで、価格は税込み518円です。タイプとしてはベイクドで、底にタルト生地が敷かれています。



生地はほどよく空気を含んでおり、口のなかでほどけるようなエアリーさがあります。またタルト生地はさっくりのなかに、ほろほろとした質感があります。

そして味ですが、全体的には優しい印象です。クリームチーズから感じるクリーミーさもありつつ、優しい甘味とタルトのクッキー感などいくつか味わいが口のなかで合わさります。濃厚という感じではないのですが、控えめな味でもしっかり満足できる仕上がりとなっています。

チーズの王様 うるる生 :ねっとり濃厚なレアチーズタルト

続いてこちらは手のひらに収まるくらいのサイズのタルト生地を使用したチーズケーキです。前述のとおり、このタイプとレアとベイクドがあります。今回はレアを購入しており、こちらは367円でした。
表面からではわかりませんが、アパレイユは白い層とクリーム色の層の2層になっています。



タルト生地はほどよく硬さがあり、サクサクした食感です。中身のアパレイユはどちらもねっとりしており、食べ応えがあります。先のベイクドチーズケーキはふわほろ系でしたが、こちらはねっとり、しっとりタイプです。
そして味ですが、表面の白い層はほんのり酸味があり、サワークリームに近い風味を感じます。下にあるクリーム色の層はクリーミーさに加えて卵系の奥深いコクをぐっと感じられて濃厚さがあります。
前述のベイクドチーズケーキタイプよりグッと食べ応えがある印象です。濃厚を楽しみたい方にはこちらがおすすめです。






