沖縄那覇の国際通りからほど近い、アーケード商店街にある「日々草 (ニチニチソウ)」というチーズケーキやドリンクを販売するお店で、ちょっと珍しい2つのチーズケーキを食べてみました。
【店舗の情報】
■実際のケーキを撮影した動画はこちら
日々草 (ニチニチソウ)はプリンやチーズケーキ、ぜんざい、フロートなどを提供するカフェのようなお店です。アーケード商店街の中にあり、テラス席のような簡易な席を揃えており、テラス席では購入した商品をすぐに食べることができます。老舗風のお店で店主さんも非常にフレンドリーです。昼過ぎに前を通った際は賑わっている様子だったのでけっこう人気があるお店のようです。
チーズケーキは私が訪問した時は、オーソドックスなベイクドチーズケーキのほか「桑の葉とアボカドのチーズケーキ」という珍しいものや「紅芋チーズケーキ」という沖縄らしいものがありました。今回は「桑の葉とアボカドのチーズケーキ」と「紅芋チーズケーキ」の2つのチーズケーキをテイクアウトしました。
チーズケーキの値段は500円前後で、キャッシュレス決済が利用できます。実際に購入したチーズケーキがこちらです。
シンプルなケースで包んでくれるあたりはなともホームメイド感があります。
桑の葉とアボカドのチーズケーキ(550円)
まずこちらは「桑の葉とアボカドのチーズケーキ」です。
詳細はわかりませんが、生地にアボカドを混ぜ、表面に桑の葉をトッピングしているようです。表面には桑の葉だけでなくナッツものっています。また土台のクッキー生地はややビターな風味のあるブラッククッキーです。
これまでいろいろなチーズケーキを食べてきましたが、アボカドと桑の葉を使ったチーズケーキは初めてみました。アボカドと桑の葉は沖縄に特有の農産物というわけではありませんが、このチーズケーキは私が住む東京ではみたことがありません。
気になる味についてですが、思った以上に食べやすいですし、おいしいです。緑の層だけ食べると草のような、青みがかかった風味が若干がありますが、かといって別においしくないというわけではなく、甘味のなかにほんのりある青みはいいアクセントになっています。土台のブラッククッキーといっしょに食べるとアボカドの青みのような風味は全然気にならなくなり、おいしいチーズケーキになります。
アボカドと桑の葉の存在感はそれほど強いものではなく「奥のほうにほんのり感じる」くらいの強さです。クセやエグミなどはほぼなく、食べやすくておいしいチーズケーキです。
ちなみに質感はねっとり、むっちりした感じでした。
紅芋チーズケーキ(500円)
続いてこちらは紅芋チーズケーキです。
紅芋の色をしたベイクドチーズケーキの表面に紅芋のクリームをトッピング。下にはスポンジ生地をしいています。沖縄の人気土産である紅芋タルトを思わせる外見です。
食べた感想ですが、まず先の「桑の葉とアボカドのチーズケーキ」に比べると質感はふわふわしています。味は予想通りの紅芋もほっこりするような甘味を思い切り楽しめます。酸味やクセはないとても食べやすいチーズケーキです。紅芋の味が嫌いでなければおいしくいただけると思います。
那覇の国際通り周辺でちょっと変わったチーズケーキが食べてみたいという方はぜひ利用してみてください。