リッチなアイスの代名詞であるハーゲンダッツから、2025年3月11日に「ニューヨークチーズケーキ」というフレーバーが登場しました。ニューヨークチーズケーキをアイスで表現した商品ということで、チーズケーキマニアの私も、”チーズケーキの味は他のスイーツでいかに表現されるか”を確かめるために購入してみました。
商品情報
メーカー | ハーゲンダッツ |
商品名 | 世界のデザート セレクション (コーヒーグラニータ・苺のブランマンジェ・ニューヨークチーズケーキ) |
商品タイプ | アイスクリーム |
値段 | 999円(希望小売価格:消費税込み) |
カロリー | ニューヨークチーズケーキ 164kcal、コーヒグラニータ 117kcal、苺のブランマンジェ 153kcal |
購入方法 | 全国のスーパーマーケット、コンビニエンスストア、デパート他 |
備考 | 期間限定(2025年3月11日から期間限定で発売) |
公式サイト | https://www.haagen-dazs.co.jp/company/newsrelease/2025/0213.html(外部サイト) |



紹介動画はこちら。
3つのスイーツが楽しめるアソート
今回は単体で発売されたわけではなく、アソートのなかの1つにニューヨークチーズケーキがあるといった感じです。

発売されたのは「世界のデザートコレクション」というアソートです。この商品はニューヨークチーズケーキ、コーヒグラニータ、苺のブランマンジェの3種類のハーゲンダッツが、それぞれ2個ずつ、合計6個のハーゲンダッツが入っています。


世界のデザートをアイスフレーバーにアレンジした商品とのことで、この箱1つで世界の3つのデザートをアイスとして味わえるようになっています。希望小売価格は999円ですが、スーパーではもう少し安い値段で販売している場合があるようです。
1つのサイズは、コンビニで販売している単体のものの半分くらいでしょうか。ちょっとしたデザートに非常にちょうど良さそうです。

中身は3種類のハーゲンダッツが入っています。目的はニューヨークチーズケーキですが、一応、それぞれについて簡単に解説します。

コーヒーグラニータ:コーヒーグラニータは、果汁やミルクを凍らせたイタリアのデザートであるグラニータのコーヒーバージョンで、ものすごく簡単にいえばコーヒーかき氷のようなもの。シャーベットにしたコーヒーに泡立てた生クリームをトッピングして食べる。ハーゲンダッツでは、コーヒーソルベとミルクアイスクリームをマーブル状に混ぜ合わせることでその味わいを再現。
苺のブランマンジェ:ブランマンジェはフランス発の食べ物で、現在日本ではババロアやパンナコッタに近い食べ物として需要されている。このハーゲンダッツは濃厚なミルクアイスに、ほどよく酸味のある苺ソースを合わせることでその味わいを再現。
ニューヨークチーズケーキ:1900年台にニューヨークで誕生したとされるチーズケーキの一種。じっくり時間をかけて焼くことにで、濃厚な味わいに。ハーゲンダッツはチーズアイスにクランブルを加えることでその味わいを再現。

チーズアイスにクランブルを入れることでニューヨークチーズケーキを表現
それでは主にニューヨークチーズケーキについて紹介していきます。まず中身の様子がこちら。



中にはクランブルが入っています。
繰り返しになりますがニューヨークチーズケーキは、1900年頃にアメリカのニューヨークで見られるようになったチーズケーキです。材料を贅沢に使い低温でじっくり焼くことで、しっとりなめらかな食感と濃厚な味となっているのが特徴です。日本ではカフェやケーキ屋でも販売されているポピュラーなチーズケーキの1つです。スターバックスやエクセルシオールカフェでも販売されています。ニューヨークチーズケーキといえば底にクッキー生地をしいたタイプをよくみます。
そして今回のハーゲンダッツはチーズアイスにクランブルを加えることで、そんなニューヨークチーズケーキを表現しました。
「ニューヨークチーズケーキ」という言葉がついたアイスは、アイスの専門店「サーティワン」でも過去に販売されたことがあります。そちらも同じくチーズアイスに砕いたクッキーを使用していました。チーズケーキがアイスで表現されるときは、クッキー生地が使われることが多いといえるのかもしれません。

調べたところによれば、ハーゲンダッツは2016年にもニューヨークチーズケーキという単語が入った商品を発売しています。ただし当時がラムレーズンを使っていました。またその後もチーズケーキ、あるいはチーズを使った商品を販売しています。一方でどれも全く同じではないようです。
■過去に発売されたチーズを使ったハーゲンダッツ(一部のみ)



食べた感想
それではニューヨークチーズケーキを再現したハーゲンダッツを食べた感想を紹介します。

ます食感はしっとりしておりなめらかです。さすがハーゲンダッツといった感じのリッチな食感です。またなめらかな食感のなかにクランブルのサクサクした食感も、緩急のある食感は食べていて楽しさがあります。
味については、一口食べて「ニューヨークチーズケーキっぽい」と正直感じました。ミルクだけでは出せないであろう、クリームチーズが持つ濃厚感というか、コクをしっかり感じられるのです。またクランブルの香ばしい味も加わって、クッキー生地をしいた濃厚なニューヨークチーズケーキが、口の中に浮かび上がってくるような気がします。ただのチーズを使ったアイスではなく、チーズケーキを食べたときに口の中で感じられる味、風味、食感がしっかり再現されているのです。
率直にクオリティが高いと感じました。
苺のブランマンジェ




苺のブランマンジェはリッチですっきりした味わいのミルクアイスに、甘酸っぱい苺ソースを合わせています。苺の酸味が上品なのが魅力です。
コーヒーグラニータ




コーヒーグラニータにはコーヒーアイスをマーブル状に合わせています。しっかりコーヒーの苦味もあり、こちらもまた贅沢感があります。