無印良品から2025年6月頃より、季節限定で発売されている「オレンジのチーズケーキ」を購入してみました。
常温で販売されている焼き菓子タイプのチーズケーキ
「オレンジのチーズケーキ」は常温で販売されています。チーズケーキといえばチルドのものが多いですが、今回は常温保存ができるタイプで、また質感はパウンドケーキのような焼き菓子に近いです。






値段は税込みで220円となっています。
手軽に食べられるスティックタイプ
本品はスティックタイプです。






プラスチックのトレーに収められていますが、このトレーは簡単に曲がるようになっています。このトレーを下に折り曲げることで、チーズケーキをトレーから出さず、チーズケーキに直接手を触れることなく、食べられます。外出先の、手がきれいとはいえない状況のときでも簡単に食べられます。一昔前はこういった商品はほぼなかったのですが、この数年はコンビニやスーパーでも増えました。
輪切りのオレンジをトッピング
それでは実際のチーズケーキを見ていきます。






ご覧のとおり、表面には輪切りにしたオレンジが添えられています。
全体的な質感は、パウンドケーキのようです。
サイズはそれほど大きくはありません。無印良品の定番商品である不揃いチーズケーキに比べるとだいぶ小さめです。焼き菓子でありながら、117kcalという、控えめなカロリーであることからも、そのサイズ感がなんとなく想像できると思います。




パッケージ裏の原材料名をチェックしてみると、チーズはプロセスチーズを使っていることがわかります。その他、特徴的だったのは洋酒、はちみつを使用していることです(アルコールの風味は全然なく、食べやすい)。
ちなみにこのチーズケーキが発売されるのは今回が初めてではありません。2023年に発売されたものを購入したことがあります。


高級焼き菓子のような上品さが見える
それでは食べた感想を紹介します。


口に含むと、まず感じるのは焼き菓子ならではの心地よいふわふわとした質感です。しっとりとした舌触りには油脂のコクが感じられ、口の中でやわらかく溶けていきます。
そこにオレンジの皮が織りなすコリッとした小気味よい食感のアクセントが加わり、単調になりがちな口当たりにほどよく変化を与えてくれます。
今回のチーズケーキは、主にマーガリンを使用しているようですが、小麦粉と油脂が生み出す、どこか温かみのある優しい甘味があるでしょうか。そこにプロセスチーズの馴染み深く親しみやすいチーズの風味がふんわりと寄り添って、心地よい調和を楽しめます。


特に印象的だったのはオレンジが醸し出すフルーティーな甘みと、皮由来のほのかな苦味の絶妙なバランス。一見カジュアルな焼き菓子タイプのチーズケーキなので、高級焼き菓子がふと頭に浮かぶ上品な贅沢感をただよわせます。手軽さと特別感を併せ持つ心満たされるスイーツでした。
商品詳細
お店 | 無印良品 |
商品名 | オレンジのチーズケーキ |
製造者 | 中島大祥堂 |
値段 | 220円(税込み) |
栄養成分 | 1個(28g)当たり: エネルギー 117kcal、たんぱく質 1.6g、脂質 6.3g、炭水化物 13.3g、食塩相当量 0.12g |
原材料名 | オレンジスライスシラップづけ(オレンジ、砂糖、還元水あめ)(国内製造)、マーガリン、砂糖、小麦粉、液卵、オレンジ果皮加工品、プロセスチーズ、洋酒、はちみつ、濃縮レモン果汁/膨脹剤、香料、酸味料、酸化防止剤(V.C)、(一部に小麦・卵・乳成分・オレンジを含む) |
発売日 | 2025年6月頃、季節限定 |
購入方法 | 無印良品の店舗、もしくはオンラインストアで |
参考リンク | 公式サイト |




総評
個人的好み度 ★★☆
おすすめ度 ★★☆
コメント:220円というお手頃価格でありながら、一瞬、高級焼き菓子のような表情も見せてくれます。手軽にリッチな気分を味わえるので、機会があればぜひ。
■【個人的好み度】は筆者が好きかどうかの指標です。この評価は100%主観です。また★1は美味しくないことを意味しているわけではなく、美味しいし多くの人に受け入れられると思うというが、個人的にはリピートすることはなさそうという意味。★の数は以下を意味しています。
★☆☆ 普通に美味しい
★★☆ もらったら嬉しい
★★★ リピートしたい
■【おすすめ度】は実際に食べたスイーツや見てきたスイーツから総合的に判断して、食べるべきかを筆者なりに考えた指標です。★1は決して美味しくないことを意味しません。また★の数は以下を意味します。
★☆☆ 普通に美味しいが平凡なスイーツ。一部の人にはおすすめできる
★★☆ 機会があったら食べてほしい
★★★ ぜひ食べてほしい
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