バスクチーズケーキ専門店であり、数年前に起こったバスクチーズケーキブームの火付け役として知られる「GAZTA(ガスタ)」が手がける、手のひらサイズの「チキバスクチーズケーキ」を食べてみました。その感想を紹介します。

「GAZTA(ガスタ)」は、2018年の夏に、バスクチーズケーキの発祥の店であるとされるバスク地方のバルで教わったレシピをベースに作る、本場のバスクチーズケーキを販売する専門店として、白金高輪にオープンしました。オープン当初は連日行列を作り、前述のとおり、当時巻き起こったバスクチーズケーキブームの火付け役になりました。


現在は白金高輪だけでなく、新宿伊勢丹や池袋西武にも店舗を広げており、またオープン当初はなかった、小さいサイズのバスクチーズケーキや、チョコやラムレーズンといったフレーバーを加えたバスクチーズケーキを手掛けています。
チーズケーキマニアのわたしも、そのバスクチーズケーキは何度か食べているのですが、最近発売された、小さいサイズの「チキバスクチーズケーキ」は、食べたことがありませんでした。大きいサイズと違いあるのか、どのような食感を味わえるのか、今回試してみました。
池袋西武ではメゾンダーニの焼き菓子も
今回は、池袋西武の店舗を利用したのですが、こちらはバスクチーズケーキだけではなく、系列店の「メゾンダーニ(MAISON D’AHNI)」の看板商品であるガトーバスク(バスク地方の伝統的な焼き菓子)のほか、フィナンシェも販売しています。人気のバスクチーズケーキだけでなく、他ではなかなか買えないバスク伝統の焼き菓子まで買えるという、スイーツ好きは興味をくすぐられるラインナップでした。


チキバスクチーズケーキについては、今回「チキバスクチーズケーキ」と「チョコレートチキバスクチーズケーキ」の2種類を購入していますが、他にもココナッツマンゴー(季節限定)、ヘーゼルナッツカラメル、ホワイトチョコレート、ラムレーズン(西武池袋限定)がありました。ちなみに「チキ」はスペイン語で「小さい」を意味するとのこと。




価格はどちらも421円です。手のひらに完全に収まるサイズということもあり、専門店のスイーツとしては、それほど高くはない価格感です。

ガスタは、最近まで直径15cmと直径8cmのバスクチーズケーキのみを販売していました。直径15cmは、ホールケーキで複数人でシェアするサイズで、直径8cmも1人で食べるにはやや大きいサイズでした。
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一方で「チキバスクチーズケーキ」は一人でちょっとバスクチーズケーキを楽しみたい時にうってつけです。また小さいサイズから買えることや、カットする手間がないことなどは、手土産にも重宝します。15cmと8cmに比べるとインパクトは弱くなりますが、食べやすさ、買いやすさ、運びやすさ、贈りやすさが格段に向上しました。では味や食感はどうなのでしょうか。
チキバスクチーズケーキ 421円
まずこちらは、いわゆるプレーンのチキバスクチーズケーキです。


ねっとりしつつ、舌触りはとてもなめらかです。大きなバスクチーズケーキに非常に近い、なめらかさと口どけを楽しめます。大きいサイズのバスクチーズケーキにあるような、表面と中心部分との食感の違いは、正直あまり楽しめませんでしたが、中央部分の口どけの良さは、健在です。



そして生クリームの心地よい風味がふわりと広がり、そのベースにクリームチーズのコクをぐっと感じることができ、濃厚さを感じます。また少し遅れる形で、カラメルを思わせる香ばしい風味も抜けていく瞬間があります。生クリーム、クリームチーズ、焦げの香ばしさの、複数の味わいが織りなす厚みと深みのある味です。トッピングやクッキー生地のないシンプルなチーズケーキでありながら、最後の一口まで飽きることはありません。
総じていえば、やはり大きいサイズのほうが、味の広がりや、食べる場所による食感の変化などがより感じられ、食べた時に圧倒される体験がありました。今回の小さいサイズは、そこまで圧倒された感じはなかったものの、ガスタのバスクチーズケーキの魅力はしっかり体験できました。
チョコレートチキバスクチーズケーキ 421円
続いて、チョコを使ったバスクチーズケーキです。


こちらはプレーンのバスクチーズケーキよりも、ねっとり、ねっちりした粘度のある質感で、口どけも抜群に良いです。チョコレート専門店が作る、チーズケーキのような口どけのよさ。そしてチョコのリッチな味と、クリームチーズのコクが融合した、深みのあるチョコクリームチーズ的な味わいが力強く口に広がります。


底にはチョコの層もあって、クリームチーズなしのチョコの味をダイレクトに感じることもできます。チョコレートを使ったチーズケーキはたくさんありますが、ひときわ、チョコレートとクリームチーズが作り出す、味の深みを感じることができました。チョコレート好きの方も、しっかり満足できるのではないかと思います。


おまけ:ガトーバスクピスターシュ 641円
せっかくなのでガトーバスクピスターシュも購入してみました。

前述のとおり、ガトーバスクはバスク地方に伝わる伝統菓子です。プレーンはアーモンドで作ったクッキー生地に、さくらんぼのコンフィチュール(ジャム的なもの)を入れた焼き菓子です。そちらは過去に食べたことがあったので、今回はピスタチオ味を購入。


表面はサクサクで、中身はふわりとしています。口にいれた瞬間、バターのリッチな風味が広がると同時にピスタチオのほっくりするような甘味も広がります。中央部分のさくらんぼのコンフィチュールから、キリッとした甘酸っぱさが駆け抜けていきます。バターの心地よさ、ピスタチオのまろやかさ、酸味のアクセント、それぞれが見事に調和しています。思わず「うんまっ」とつぶやいてしまいます。これはぜひ一度、試してみてほしいです。
補足情報
- お店:ガスタ(今回は西武池袋店で購入、店舗は白金高輪、新宿伊勢丹にもあります)
- 今回購入した商品と価格:
- チキバスクチーズケーキ 421円
- チョコレートチキバスクチーズケーキ 421円
- ガトーバスクピスターシュ 641円
その他、ガスタのチーズケーキを紹介したページはこちら。
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