セブンイレブンから2020年の4月に発売されたベイクドチーズケーキタルト。セブンイレブンといえば、バスクチーズケーキを発売して以降、チーズケーキの発売はなかったが、ここでようやくチーズケーキを投入してきた。
ただし、要冷蔵の生菓子タイプではなく、焼き菓子タイプだ。
セブンイレブンのベイクドチーズケーキタルト
前述の通り常温保存できるタイプでありスイーツコーナーにはなく、焼き菓子や菓子パンの棚に陳列されている。
値段は税込み149円。コンビニスイーツが平気で200円を超えることを考えれば、非常に手頃な値段だ。値段が手頃なのは生菓子ではなく、菓子パンとして発売しているからなのだろか。カロリーも234kcalで、手頃な部類だろう。
ちなみに常温保存できるタイプのチーズケーキは、以前も発売されていた。
セブンイレブンが銀座コージーコーナーと共同で開発・発売しているチーズケーキ。同じく常温保存できるタイプで、現在でもセブンイレブンやイトーヨーカドーで販売されている。
以前のチーズケーキは銀座コージーコーナーが製造を引き受けていたが、今回は、「タワーベーカリー」という会社だ。
セブンイレブンの生洋菓子のほとんどは、「デリカシェフ」という会社が製造している。デリカシェフは、セブンイレブンの食品を専門に製造するハウス食品のグループ会社で、以前販売したバスクチーズケーキもデリカシェフだった。
一方で今回は違う。生菓子のチーズケーキとはまったく別の流れから生まれているのだろうか。
しっとりした柔らかい食感を楽しめるタルト
さて、食べた感想について。
全体的にしっとりしたチーズタルトだ。ザクザクしたタルトはまったく対極に位置するといっていいくらい、しっとりしたタルト生地だ。あえてしっとりさせることで、柔らかい食感を楽しめるようにしたのだろう。
と、思ったが公式サイトの商品説明には、「サックリした食感のタルト生地」と書かれていた。
サックリした食感のタルト生地を使った、ベイクドチーズケーキタルトです。チーズクリームは、サワークリームとクリームチーズを組み合わせて、濃厚な味わいし仕立てました。朝食やおやつなどにいかがですか?(1食あたり234kcal)
セブンイレブンの公式サイトの商品説明
このタルト生地は断じて「サックリ」などしていなかった。しっとりだ。別にしっとりしたチーズタルトも悪くない。それはそれで魅力的なのに、なぜわざわざ「サックリ」と商品説明に記載するのだろうか。セブンイレブンに対する信頼度が落ちしてしまった。
柔らかい食感のフィリングで美味しい
上のフィリング(チーズ生地)もふわふわした印象だ。やはり常温保存ができるタイプだからなのだろうか、水分は極力排除されているように感じる。
甘味と、程よい塩味があって美味しい。
生菓子タイプのチーズタルトに比べると、口当たりの良さや味の彩りは劣るかもしれないが、焼き菓子だと考えれば及第点だ。いや大満足だ。
値段も手頃で食べやすいし、そして美味しいという本当に文句なしのチーズタルトなのだが、商品説明と実際が乖離しているのは少し気になった。
口コミや評判など
スイーツの口コミを掲載している「もぐナビ」の口コミをチェックしてみてくだが、やはり、
「サックリ感はほぼ無く、しっとりソフトな食感です。」
「タルト部分はしっとり柔らかなクッキー生地」
これらの口コミが多かった。またTwitterでも、「しっとり系だった」「柔らかめだ」という意見があった。
、なかには「期待はずれだ」「二度買わない」という辛辣な意見も。また一部では「サックリ」という表現を使っている方もいたので、もしかしたら食べる人によって、食べる環境によっては、サックリと感じられるのかもしれない。
意見が分かれるチーズケーキタルトであったが、150円なら納得のクオリティだろう。僕は好きだが、あまり期待しない方がいいかもしれない。
その他、このブログでは色々なコンビニのチーズケーキを紹介している。
コメント