近所のスーパーの冷凍食品の棚で見つけたチーズタルトです。
パッケージの表面にはメーカー名が書かれていませんが、販売しているのは「伊藤ハム」で、製造しているのは「ファンシーフーズ」という会社でした。
スーパーで販売されている様々なメーカーのチーズケーキを食べてきましたが、伊藤ハムが販売しているチーズケーキはこちらが初めてです。
アイスとしてもチーズタルトとしても食べられる
さてこちらのチーズタルトですが、前述のとおり冷凍食品の棚に陳列されていたもので、冷凍状態です。
サイズは手のひらに納まるくらいで、2個入りです。
冷凍庫から取り出してすぐに食べるとアイスチーズタルトとして食べることができ、冷蔵庫で少し解凍するとチルドのチーズタルトとして食べることができます。
つまりアイスとしても、チルドスイーツとして楽しめるのです。
冷凍庫から取り出してすぐに食べると、森永製菓が販売している「ビスケットサンド」のようです。
ひんやりしたタルト生地はまさにビスケットサンドのビスケットで、チーズフィリングはアイスクリームのようです。クリームチーズの若干の塩味がいいアクセントになっています。
少し解凍してから食べると中のフィリングがしっとりしてレアチーズタルトになります。解凍するとよりチーズの風味を感じられるようになります。
すっきりした甘さでとても食べやすく、素直に美味しいです。
ここ最近(2019年~2021年頃)増えいている冷凍スイーツ
ここ2、3年でしょうか、スーパーやコンビニで今回紹介したような、自然解凍して食べるタイプの冷凍スイーツが増えたように思います。
冷凍スイーツは、一昔前はパンケーキやフレンチトースト、今川焼などが主流で、また電子レンジで温めてから食べるものばかりでした
一方で最近の冷凍スイーツは、冷蔵庫で自然解凍してから食べるものが増えました。
冷凍庫から出してすぐに食べるアイスと、レンジでチンして食べる従来の冷凍スイーツの中間である、自然解凍してから食べるスイーツが続々と増えてきているのです。
そのような冷凍スイーツをこのブログでも過去に紹介しました。
上記で紹介したティラミスやミルクレープは、チルドのものを買うのが一般的でした。しかし現在は冷凍でも買えるのです。しかも短時間の解凍で。
食品産業新聞によれば、冷凍スイーツが普及した背景には、コロナ禍によって家で過ごす時間が増え、冷凍食品の需要が増えたことがあるといいます。家で過ごす時間が増えたことによって、好きな時に食べられるスイーツの需要が高まったのです(食品産業新聞)。
この流れはコンビニではじまったとされていますが、現在(本記事執筆時点)ではスーパーにも波及しました。ではコロナ禍が過ぎ去った後はどうでしょうか。私は維持されると考えます。なぜなら冷凍スイーツの便利さや美味しさを体験したからです。
すぐに食べられて、しかも美味しし、チルドのスイーツよりも圧倒的に日持ちする。このような便利なスイーツは、コロナ禍だろうとそうでなくても、買う人は一定数いるでしょう。
今後も様々な冷凍スイーツが販売されるのを楽しみにしています。