フランス文化を味わえる【オーバカナル】のバスクチーズケーキを食べてみた

中目黒駅から徒歩12分ほどの場所にある「オーバカナル（AUX BACCHANALES）」というパンやケーキを提供するお店でバスクチーズケーキを食べてみました。

オーバカナルについて

オーバカナルは1995年に原宿で誕生した「フランスの大衆文化を伝える」がコンセプトのお店です。

カフェやブラッスリー、ブーランジェリーといった言葉がまだまだ一般的ではない時代に、フランスのオープンスタイルカフェとしてオープンしたお店で、現在は東京（紀尾井町、高輪、銀座、東山）や京都、横浜、名古屋、梅田、博多などに合計9店舗を出店しています。

オーバカナルはブラッスリー（大衆レストランのようなもの）、カフェ、ベーカリー（ブーランジェリー）の3つの形態があり、3つを備えた店やベーカリーカフェのみの店舗などがあります。

一見外資系カフェにもみえますが、運営するのは日本のLes Deux（レドゥ）という企業です。このレドゥはドトールの関連会社でもあり、つまるところオーバカナルもドトールの関連ブランドということになります。またレドゥはオーバカナルの他にもカフェラミルやマウカメドウズなどのブランドも手掛けています。

今回利用した東山店（中目黒駅から徒歩12分ほど）の店舗はブーランジュリーとカフェが一体となった店舗でした。

店内にはおいしそうなパンがズラッとならんでいるほか、焼き菓子や生菓子もありました。今回は生菓子として販売されているバスクチーズケーキをいただきました。

東山店はカフェも併設した店舗で、購入したパンやケーキとドリンクをイートインできます。今回はチーズを使ったパンにチーズケーキとカフェラテも一緒に注文しています。ちなみにパンはイートインの場合は、温めてくれるほか、商品によって食べやすい大きさにカットしてくれます。

オーバカナルのバスクチーズケーキ（820円）

そしてこちらがバスクチーズケーキです。

値段は820円となっています。一般的な1人用のケーキに比べるとサイズはひとまわり大きいくらいでしょうか。食べた後にかなりの満腹感がありました。それでも値段はなかなかといった感じです。商品名はバスクチーズケーキとなっています。

オーバカナルのバスクチーズケーキを撮影した動画もあります。サイズ感や質感はぜひこちらを参考にしていただければと思います。

表面を焦がしたバスクチーズケーキらしい、バスクチーズケーキといった外見です。

断面はややふわっとした質感となっています。

バスクチーズケーキは店によっては中身がクリームのようにとろとろな質感の場合もありますが、こちらはそうではなく、一般的なベイクドチーズケーキに近い断面です。

ちなみにバスクチーズケーキはスペイン発のチーズケーキといわれることが多いですが、一方でオーバカナルはフランスの文化を味わえるお店となっています。ただしバスクチーズケーキの発祥の地とされるバスク地方はフランスとスペインにまたがる場所です。その意味では、バスクチーズケーキはフランス発ともいえるのかもしれません。

バスクチーズケーキを食べた感想

実際に食べてみた感想ですが、まず質感はむっちりしており、ほろほろ崩れていくような感じがあります。ざらついた感じやだまの感じは全然なく、やわらかく心地のよい食感です。

味はけっこう特徴的で、卵と生クリームの風味を特に強く感じます。口に入れた瞬間に、卵のまろやかでほっくりするような味わいがふわっと広がっていく感じがあり、口の中は幸福感に満たされます。シフォンケーキやカステラなどの味が好きな方はめちゃくちゃ気に入ると思います。

クリームチーズの風味はそれほど強くはありませんが、一方で食べやすい味でもあります。また上質な材料を贅沢に使っている様子がわかるおいしさです。値段相応の満足感はありました。

オーバカナルにはバスクチーズケーキだけでなく、他にも魅力的なパンやケーキがたくさんあります。ベーカリーカフェのような場所が好きな方にはたまらない空間になっているはずです。一度ぜひ利用してみてください。

商品詳細

お店	オーバカナル（AUX BACCHANALES） 今回は東山店を利用、店舗によってメニューが異なる場合があり、バスクチーズケーキの有無は店舗によって異なる場合があります。
商品名	バスクチーズケーキ
値段	820円
訪問日	2025年1月
参考リンク	・公式サイトの商品ページ ・Googleマップ ・食べログ