先日デパ地下の洋菓子コーナーを散策していたところ、人気の洋菓子チェーンである「アンリシャルパンティエ」で、なんともおいしそうなチーズケーキを見つけたので購入してみました。
今回購入したのは「Wチーズケーキ mini」というケーキです。
- お店:アンリ・シャルパンティエ(HenriCharpentier)
- 商品名:Wチーズケーキ mini
- 値段:税込み648円
- 購入日:2025年3月(購入場所は東武池袋店)
■実際のチーズケーキを撮影した動画もあります
アンリシャルパンティエについて
「アンリ・シャルパンティエ」は1967年に兵庫県芦屋で創業した洋菓子店です。現在はデパートやショッピングセンターに出店する洋菓子店として親しまれ、全国に約90店舗を展開しています(アンリ・シャルパンティエ公式サイト参照)。モロゾフやユーハイムと並び、商業施設における洋菓子店の代表的な存在です。ちなみに「アンリ・シャルパンティエ」は、現在は株式会社シュゼットが運営しており、同社は「シーキューブ」や「カサネオ」といった他のブランドも手がけています。
商品については定評のあるショートケーキや記録的な販売数を誇るフィナンシェなどが有名ですが、他にもモンブランやザッハトルテ、チーズケーキなどがあります。それらの馴染み深いスイーツを、上質な材料を使い、あっと驚くような外見とクオリティに仕上げるのがアンリシャルパンティエというケーキ屋です。


ちなみにネットでも一部の商品を販売しています。中にはネット限定の商品もあり、一部のチーズケーキについてこれまでこのブログでも紹介してきました。
■過去に紹介したアンリシャルパンティエのチーズケーキ(各チーズケーキの詳細はこちらから確認)




それでは今回購入したチーズケーキを紹介します。
レアとベイクドのチーズケーキにサブレを合わせたケーキ
値段は税込み648円です。ネットで調べてみたところ2025年3月から発売されている新商品とのことです。

実際のケーキを見ていきます。



このチーズケーキは全体で4つのパーツからなっています。概要は以下のとおりです。
- 表面:サブレ生地をくだいたもの
- 中間の白い層:レアチーズ
- 中間のクリーム色の層:ベイクドチーズケーキ
- 底:サブレ生地

「Wチーズケーキ mini」という商品名や2種類のチーズケーキをあわせた構成などから察するに、アンリシャルパンティエが定番で販売しているホールサイズのチーズケーキ「Wチーズケーキ」を1人サイズにしたケーキだと考えられます。
■アンリシャルパンティエのWチーズケーキ



外見は少し違いますが、Wチーズケーキはレアとベイクドの2種類のチーズケーキを重ね、表面をサブレで覆ったケーキです。レアとベイクドの異なる2つの食感とサブレの香ばしい風味が口のなかで合わさる極上のチーズケーキでした。今回発売されたミニバージョンはどんな味、食感なのでしょうか。
食べた感想
口に運ぶとその瞬間に「うまい!」と思わずつぶやいてしまう、直感的美味しさです。

まず表面のサブレはザクザクとしていて香ばしさがあります。
その下のレアチーズは生クリームのようにまろやかでクリーミーな風味があり、ほどよく空気を含んだしゅくしゅく、ふわふわした食感です。
中間のベイクドチーズケーキ部分は、レアチーズに比べるとややねっとりしている印象ですが、口の温度で「すっ」と溶けていく感じがあり口溶けは抜群に良いです。濃厚な味わいで乳製品のおいしさを感じさせてくれるほか、どこかカスタードを思わせるまろやかでやさしい風味もあって、病みつきになります。

しっとり、ふわふわ、ねっとり、ザクザクと多彩な食感。香ばしい風味に乳製品のまろやかな旨味など、様々な要素が層になっていることで、1つのケーキで多様な味わいを楽しめます。それゆえに最初の一口で感じる「おいしい!」という感想が最後の一口まで続きます。
また酸味はほとんどなく、チーズのクセも控えめなので、多くの人に食べやすい味でもあります。個人的には非常におすすめです。