ユートピアアグリカルチャー(UTOPIA AGRICULTURE)が2023年の秋に期間限定で販売した「チーズワンダーブラウン(CHEESE WONDER BROWN 2023)」を購入してみました。
ユートピアアグリカルチャーは北海道に拠点を置き、持続可能な酪農の研究と革新的な菓子作りに挑戦する企業です。
ユートピアアグリカルチャーとは?
ユートピアアグリカルチャーは北海道にあるお菓子の開発と持続可能な酪農に挑戦する企業です。チーズタルト専門店の「BAKE CHEESE TART」やバターサンド専門店の「PRESS BUTTER SAND」などのブランドで知られる「BAKE」を立ち上げた、長沼真太郎氏が携わっている会社でもあります。
ユートピアアグリカルチャーは単なる牧場を持つ製菓開発会社ではありません。従来の酪農が抱える環境問題や動物福祉の問題、労働問題などのあらゆる問題の解決に挑戦し、持続可能なビジネスを目指す企業です。
以前発売したチーズワンダー(CHEESE WONDER)によって、その名前が一躍有名になりました。
その他、最近では体験型お取り寄せチーズケーキとして表面を炙って食べるメルティマジックも販売しています。
2023年秋の季節限定商品として販売したのが、チーズワンダーブラウンです。
開封の様子や実際の商品を様子を撮影した動画もあります。
値段は3840円(別途送料)です。6個入り1セットのみの販売で、1個単位での購入はできません。
毎週金曜日と土曜日の20時から数量限定で販売されます。すぐに売り切れてしまうので、購入する場合は20時ちょうどにサイトにアクセスするのがおすすめです。
箱の中には、1人サイズの商品が6個入っています。
冷凍で届きますが、冷凍、半解凍、全解凍のどれでも美味しくいただけます。
解凍時間の目安は、
- 全解凍なら常温で1時間~2時間
- 半解凍で食べるなら常温で30分~1時間程度
とのことです。全解凍でも1時間程度で食べられるのは大変ありがたいです。
実際の商品がこちらです。
今回のチーズワンダーブラウンは、定番で販売しているチーズワンダーを栗を使ってアレンジした商品です。
そして断面がこちらです。
全体で4層になっています。
- 表面:栗を添えたチーズクリーム
- その下:マロンクリームを外側に巻いたマロンシーズムース
- その下:生チーズスフレ
- 底:クッキー生地
マロンクリームとマロンムースには「幻の栗」と呼ばれる利平という茨城県で採れる希少な栗を使用しているそうです。
チーズワンダーの魅力である土台のクッキー生地や生を彷彿とされるスフレに加えて、秋の味覚である栗をふんだんに使っています。
食べた感想
食べた感想ですが、ひとまず感動的に美味しいです。
周りに巻いてあるマロンムースとマロンクリームは、栗そのものを食べているかのような風味の強さです。栗を使ったスイーツは数多く食べてきましたが、ここまで味がはっきりしているものは初めてです。さすが「幻の栗」と呼ばれる品種を使っているだけあります。
チーズクリームにはほどよく塩味があります。割りとはっきりわかるくらいの塩味なのですが、これによってマロンクリームの甘味がぐっと前に押しだされ、マロンの甘味をより一層感じられます。
食感も多彩です。まずクッキー生地はサクサクのザクザクです。このクッキー生地だけでも売って欲しいくらい、食感が楽しくリッチなバターの風味があります。
そのザクザクした食感を活かしているのが本体のムースやスフレです。しっとりととろけるような口どけの他にややシュクシュクとしたスフレのような食感もあります。
どこをどう食べても食感や味、風味が多彩です。「マロンの味がすごい!」「チーズの味が豊か!」「クッキー生地が美味い!」などなど、食べるごとに発見や驚きがあって、口のなかが全然飽きません。おそらく緻密に計算されているのでしょう。
お取り寄せスイーツでありながらパティスリーの技巧を凝らしたガトーのような驚きと感動がある一品です。一度食べるべきです。
詳細(値段、購入方法など)
購入店 | ユートピアアグリカルチャー |
商品名 | チーズワンダーブラウン |
値段 | 3840円(別途送料) |
購入日 | 2023年9月中旬 |
購入方法 | 公式サイトから購入可能 ※公式サイト 毎週金曜日と土曜日の20時から数量限定で販売される すぐに売り切れるので20時ちょうどにアクセスするのがおすすめ |
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