ファミリーマートから2020年の8月4日より発売されている「三重県産マイヤーレモンのチーズケーキ」。
以前にファミリーマートが発売していた常温タイプのチーズケーキが、夏に向けて、マイヤーレモンバージョンになって発売された。
値段は138円。焼き菓子タイプのチーズケーキであり、フィナンシェやバームクーヘンといった焼き菓子と一緒に陳列されている。
今回はこのチーズケーキを食べた感想と、マイヤーレモンとは何かについて解説できればと思う。
マイヤーレモンはレモンとオレンジの交雑種
それにしてもマイヤーレモンとはいったいなんだろう。
聞き慣れない名前だがマイヤーレモンとは、オレンジとレモンの自然交雑で誕生したと言われている品種だ。1908年に中国で発見され、アメリカに持ち込まれた。
レモンよりも酸味が少ないので、お菓子づくりもよくり利用される。また果皮には苦味が少ないので、塩レモンやマーマレードなどにも適しているとのこと。おそらくオレンジとレモンの中間くらいの果物ということだろう。
ちなみに日本でとれるマイヤーレモンの約9割は三重県産だそうだ。
つまりマイヤーレモンの一大産地である三重県のマイヤーレモンを使ったチーズケーキということになる。
※参考
マイヤーレモンのチーズケーキは過去にも他店から発売されていた
マイヤーレモンを使ったチーズケーキは、2015年にグラマシーニューヨークが、「マイヤーレモンチーズケーキ」というのを販売していた。
他にも2017年にはエクセルシオールカフェが。
それにしても夏はレモン系のスイーツが増える。ファミリーマートでは今回紹介するチーズケーキ以外にも、マイヤーレモンを使ったワッフル、フィナンシェ、パウンドケーキ、バームクーヘンが発売されている。
またクリスピークリームドーナツでは、レモンのレアチーズケーキ風味のドーナツをこの夏に販売した。(レモンの品種に関する記載はなし)
あまり共感はできないが、やはり夏は酸味がきいたさっぱりしたものが食べたくなる人が多いのだろう。僕は夏でもこってりしたチーズケーキが食べたいのだが。
【実食レポ】三重県産マイヤーレモンのチーズケーキ
さて本題の三重県産マイヤーレモンのチーズケーキ。
小ぶりのチーズケーキで、小腹が空いたときはおやつに丁度いい大きさだ。表面には、クランブル(クッキーを砕いたもの)がトッピングされていて、138円なのに頑張ってくれている。
見た目にレモン感はないが、三重県産マイヤーレモンソースとペーストを使用しているとのこと。
三重県産マイヤーレモンといわれても、その果物を単体で食べた経験はないので、その味はわからない。「マイヤーレモンのチーズケーキ」といわれても、あまりピンとこない。「普通にレモンのチーズケーキだよね?」と思ってしまう。
正直な話をすれば、マイヤーレモンでもあっても、シチリアレモンであっても、チーズケーキにしてしまうと、もうその味の違いはわからないだろう。シンプルのレモンのチーズケーキとして売っても良かったのではないかと思う。(もちろんそれでは面白みがないが)
マイヤーレモンという新しいキーワードを出して、普段は使わない特別なレモンを使った商品であることをアピールしたかったのかもしれない。もしくはマイヤーレモンの認知度を上げたかったのか。だとしたら、マイヤーレモンという品種を知るきっかけになったので、ひとまず成功している。
さて文句がだらだら長引いてしまったが、チーズケーキとしては十分においしい。
138円でありながら、チーズのコクと風味は感じられるし、酸味、甘味、塩味のついあいもいい感じだ。
僕はレモン系のスイーツはあまり好きではないのだが、レモンの酸味が際立ちすぎることはなく、程よい具合で、食べやすかった。
値段、カロリー、公式サイトなど
値段 | 138円 |
カロリー | 207kdal |
製造者・販売者 | ルフレンド |
三重県産マイヤーレモンソースとペーストを使用、クランブルを乗せて焼き上げたチーズケーキです。
公式サイト商品説明より
これまで当ブログで紹介したチーズケーキについて
これまで当ブログで紹介したファミリーマートのチーズケーキ
ル・フレンドのチーズケーキ
コンビニのチーズケーキ
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