レモンチーズのスフレプリンは、ファミリーマートで2021年9月14日に東京都と神奈川県の限定で発売されたスイーツです。
ファミリーマートは2021年9月14日から2021年10月11月まで全国6エリアで、エリアごとに異なるスフレプリンを販売しています。レモンチーズのスフレプリンはその東日本代表ということになっています。東日本といっても東京都と神奈川限定ですが。
他にも西日本代表のスフレプリンや沖縄代表のスフレプリンなど、合計6種類のスフレプリンが各エリアで発売されています。
「スタッフ考案」をアピールした珍しい例
さて、このスフレプリンはスタッフが発案したと書いてあります。スタッフとは、店舗スタッフのことのようですが、このようなスタッフの存在を全面に押し出したスイーツは、非常に珍しいように思います。
これまで本社の開発担当や、監修パティシエがピックアップされることはありました。たとえばローソンのバスチーは、開発担当がメディアに登場することがありましたし、他にもテレビ番組では、コンビニスイーツの開発担当が、一流シェフの品評を受ける場面があります。
しかし店のスタッフがピックアップされたことはない気がします。ましてや今回のように、全国の店舗スタッフがそれぞれ参加するようなキャンペーンは、見たことがありません。
洋菓子のプロでも商品開発のプロでもない店舗スタッフが、商品を考案する、しかも全国で。店舗スタッフは、スイーツに関しては、どちらかといえば素人です。そんな人たちが一生懸命商品を考案した、というストーリーがウケると狙ってのことでしょうか。
その背景には、コンビニスイーツの開発の裏側を描いたドラマ『この恋あたためますか』があるように思います。このドラマはコンビニ店員がスイーツの商品開発に携わる話なのですが、このドラマによって、商品開発の苦労が知れ渡り、店舗スタッフや開発スタッフに対して、好意的な見方がされるようになりました。ファミリーマートは、それを察知して、今回のようなスタッフの存在を全面に出したキャンペーンを実行したのかもしれません。
あるいはもともとファミリーマート内で、店舗スタッフに商品案を募集する文化があり、今回はそれを表に出してみただけなのか。なぜ今回、「店舗スタッフ考案」という文言を押し出したのかはわかりません。しかし、珍しい例であることはたしかです。
ちなみに公式サイトのキャンペーンページをみると、「買って応援しよう!」というメッセージが書かれています。これは買って地元のスタッフを応援しようという意味なのだと思いますが、「買って応援」がこういった場面で使われるのも珍しいです。
なぜレモンなのかはよくわらない
さて、チーズケーキの紹介にうつります。レモンチーズのスフレプリンということで、レモンの風味があるスフレが上にのっています。
スフレの下には、プリンがあるのですが、普通のプリンではなくチーズプリンです。またなかにはレモンのゼリーも入っています。
まずは表面のレモンのスフレを食べることになるのですが、最初からもう美味しいです。単なるスフレではなく、チーズのスフレ特有のややねっとりした質感と塩味があります。そしてレモンの酸味が加わって、このレモンスフレの時点ですでに美味しいのです。
下に進むと、チーズプリンとレモンゼリーが待っています。
進めるとわかるのですが、スフレとプリンの間にはクリームが存在しており、これも非常に美味しい。
レアチーズプリンは、ツルッとした舌ざわりで、チーズの風味は控えめです。牛乳プリンのような風味です。そのなかにゼリーがあってぷるっとした食感が楽しさを倍増させてくれます。
上部のスフレとの相性はもちろん抜群で、色々な食感と味を一緒に楽しめる、エンタメ性のあるスイーツです。定番商品にしてもいいのではないかというくらいの満足度です。
値段、カロリー、日持ち、購入方法について
値段 | 298円 |
カロリー | 306kcal |
製造者 | デザートランド |
レモンとチーズの爽やかなスフレ・プリンです。レモンゼリー入りのチーズプリンにレモン味のスフレが相性抜群です。輪切りレモンの焼印が目印です。
公式サイトより
※もぐナビ(市販スイーツなどの口コミサイト)
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