天板に水を張った非常に珍しいテーブルがある新大久保のカフェ「GUF TOKYO」。内装がおしゃれなだけでなく「チーズケーキの味も良い」という口コミをよく見かけるので、チーズケーキマニアの私も訪問してみました。
GUF TOKYOについて
GUF TOKYOは新大久保駅から徒歩5分ほどの、小さな建物の2階にあります。

白を基調にした店内の真ん中に大きなテーブルがあり、その表面にはパールホワイトの砂利を敷き詰め、そこに水を張っています。東京にはたくさんカフェがありますが、このようなテーブルを配置したお店は珍しいです。

ちなみにこの水は毎日取り替えており、衛生面にも気を配っているとのこと。
さて今回はプレーンのバスクチーズケーキをいただきました(他にも抹茶、アールグレイなどがありました)。値段はバスクチーズケーキが790円です。一緒に注文したホットのカフェラテは650円です。






表面をしっかり焦がし、中身はとろりとしています。高温短時間で焼き上げるバスクチーズケーキの魅力が体現されており、なんとも食欲をそそるビジュアルです。
食べた感想
口にいれてみると、とろりとしており口溶けを楽しめます。口のなかでじゅわりと溶けていく様子には感激してしまいます。中央部分はとろとろである一方で、ケーキの外側は中身が詰まった、むっちりしっとりした食感です。シンプルなチーズケーキなのですが、食べる部分によって食感が異なっているのです。

そして味ですが、咀嚼と同時にクリーミーな味わいがふわっと口のなかに広がります。第一印象としては生クリームの風味が強いでしょうか。一方でよくよく味わってみると、その生クリームの奥に、クリームチーズの味、コクを感じます。生クリームの旨味をクリームチーズがしっかり下支えしている印象です。
わかりやすいチーズの風味はありませんが、余韻にも乳製品の旨味が残るので、そこにラテを流し込むひとときは格別です。

新大久保らしいカフェ
水を張ったテーブルは物を置けないし、肘をついて体重を預けることもできず、決して実用的とはいえません。また同店は全席カウンターとなるので、決してくつろげる空間とはいえません。一方で「一度行ってみたい」「一度ここで写真を撮ってみたい」と思わせるような特別感のある空間であることは間違いありません。
新大久保という地に生まれた、スペイン生まれのケーキであるバスクチーズケーキに、和を思わせる抹茶ラテ、抹茶バスクチーズケーキを提供しつつ、その一方で、BGMはk-popで内装は韓国カフェ風という、文化のミックス地である大久保にふさわしいカフェとなっています。
オープン当初は、水を張ったテーブルが話題になり、行列必至のお店でしたが、現在は平日であれば入りやすいようです。ほかでは体験できない異空間で、おいしいバスクチーズケーキをぜひ味わってみてください。
店舗情報
| お店 | GUF TOKYO |
| アクセスエリア | 新大久保駅から徒歩5分程度 |
| 住所 | 〒169-0072 東京都新宿区大久保1丁目16−19 2F |
| 営業時間 | 11:00〜22:00(L.O.21:30) |
| 参考価格 | バスクチーズケーキプレーン 790円ホットカフェラテ 650円 |
| 席数、店内の体感広さなど | 14席前後、全席カウンター |
| 訪問日 | 2025年12月 |
| 参考リンク | 食べログ |
| 公式サイトGoogleマップ | 公式InstagramGoogleマップ |





