雑貨から惣菜、ベーカリー、スイーツなど様々な食品を提供するDEAN&DELUCA(ディーン&デルーカ)のカフェで、2023年の秋に販売された「キャラメルバナナチーズケーキ」を食べてみました。
DEAN&DELUCA(ディーン&デルーカ)は1977年にニューヨークで生まれた、「世界中から美味しいものが集まるマーケット」を目指した店です。前述のとおり、マグカップやココットなどの雑貨から、ラザニアやサンドイッチなどの惣菜、チーズケーキなどのスイーツなどあらゆるものを取り扱う生活とグルメのストアです。現在は全国に約30店あります。
DEAN&DELUCAのオリジナルスイーツ
DEAN&DELUCA(ディーン&デルーカ)では、近所のベーカリーやパティスリーから仕入れた商品を販売している場合もありますが、今回購入した「キャラメルバナナチーズケーキ」はオリジナルスイーツです。
値段は756円です。秋向けの商品であるようで、季節限定の可能性があります。
表面にはキャラメルソースとバナナチップス、くるみのトッピング。
キャラメル色をしたフィリング(本体)にはバナナの果肉を入れ、底には砕いたブラックビスケットを忍ばせています。
公式サイトによればパティシエユニットのTangentes(タンジェント)が開発したとのことです。
※公式サイト商品ページ
パティシエユニットのTangentesがプロデュース
Tangentes(タンジェント)は、幡ヶ谷「Equal(イコール)」のオーナーパティシエである後藤裕一さんと「新宿ハイアットリージェンシー東京」でシェフパティシエを務めた仲村和浩さんによるパティシエユニットです。このユニットが手掛けたチーズケーキは過去にも販売されています。当ブログで紹介しました。
2023年の夏に販売されたのが上記のブルーベリーチーズケーキです。そして今回販売されたキャラメルバナナチーズケーキはTangentesの2023年秋新作のようです。
いったいどんなチーズケーキなのでしょうか。食べた感想を紹介します。
食べた感想
まず素晴らしいチーズケーキであることに違いありません。
クリームチーズそのもののようなしっとりした、口溶けを感じる食感、なめらかな舌触り、キャラメルソースのねっとりした食感もあります。
これらやわらかい系の食感に加えて、チョコチップ、バナナの果肉と、バナナチップスなど、ゴロゴロ、ザクザクといった固めの食感も、時々現れます。これがなんとも良いアクセントになっています。
かなり厚みのある味です。キャラメルのまろやかさと上品さがある甘味に、クリームチーズや乳製品のコク、さらにその隙間からバナナの甘味が抜けていきます。
キャラメルが演出するほんのちょっとした苦味、そしてバナナの果肉が持つ、ほんのわずかな渋みのようなものによって全体に複雑性が増しています。
濃厚で、じっとりとした厚みのある味わいなのですが、不思議と重たさはなく、どんどん食べてしまいます。
複数の食感や、苦味、甘味、酸味など味の彩りなど、素人では絶対に真似できない複雑な芸当を体験できます。これが有名パティシエの実力なのか、と感心させられるチーズケーキです。
購入店、値段など
購入店 | DEAN&DELUCA(ディーン&デルーカ) ※一部取り扱いのない店舗もあるようです。 取り扱い店は公式サイトをご覧ください。 >公式サイト商品ページ |
商品名 | キャラメルバナナチーズケーキ |
値段 | 756円 |
購入日 | 2023年9月中旬 |
特徴 | キャラメル、バナナを使った濃厚でしっとりしたチーズケーキ |
備考 | 期間限定の可能性あり |
その他、チェーンカフェやチェーンのケーキ屋のチーズケーキは以下のページでまとめて紹介しています。
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