岡山駅にある高島屋に入っている「城下カフェ」でいただいたティラミス風チーズケーキを紹介します。
城下カフェはしっかり食事もできる自然派カフェ
城下カフェは、岡山市内に2店舗あるカフェです。1つは表町にあり、もう1つは前述のとおり岡山高島屋にあります。今回は高島屋店を訪問してきました。
城下カフェは食事もしっかり取れる自然派カフェといった雰囲気で、野菜をたっぷり使ったドリアやカレーなどのメニューと、果物をたっぷり使ったパフェが看板メニューです。特にパフェは、季節の岡山名産果物を使ったメニューが提供されることもあり、人気のようです。そのメニューはお店のInstagramから確認できます。
※公式Instagram
今回はランチタイムに訪問したので、人気メニューである岡山カレーをいただきました。岡山カレーは1日かけて煮込んだブイヨンを使用した野菜たっぷりのカレーです。
ティラミス風チーズケーキ
前述のとおりパフェが人気なのですが、パフェ以外のケーキもあります。しかも「ティラミスチーズケーキ」というやや珍しいチーズケーキです。
土台にクッキー生地を敷き、本体はベイクドチーズケーキです。さらに表面にココアパウダーをまぶしています。このココアパウダーによってティラミス感を出しています。また生地には、ティラミスに使われるチーズであるマスカルポーネを使っている可能性があります。明記はされていませんが。
余談ですが、ティラミス風チーズケーキというのは、チーズケーキとチーズケーキを融合させているようで、何か不思議な感じもあります。
ティラミスはマスカルポーネというチーズを使ったケーキです。チーズケーキの一種ともいえます。
しかしチーズケーキとティラミスは別々のケーキとして紹介されるのが一般的です。実際、一般的なチーズケーキとティラミスは質感や味の印象はまったく異なり、別のケーキとして捉えられます。ゆえに、ティラミスとチーズケーキを融合させても何も違和感はありません。
しかしティラミスもチーズを使ったケーキという意味では、チーズケーキといえるのも確かです。私は一緒だと考えており、当ブログでもティラミスを度々紹介してきました。ゆえに、ティラミス風チーズケーキというのは、チーズケーキとチーズケーキを融合させているようで、何か不思議な感じがしました。ただしレア風ベイクドチーズケーキといったチーズケーキもあるので、よくよく考えればそれほど珍しいことでもないのですが。
さてこちらのケーキはそんなティラミスの要素の1つであるココアパウダーを使い、チーズケーキとティラミスを融合させました。
ココアのチーズケーキや、コーヒーのチーズケーキはこれまで見たことがありますが、チーズケーキとティラミスを合体させた「ティラミス風チーズケーキ」というメニューは初めて食べます。
本体のチーズケーキの部分は、低温でじっくり湯煎焼きにしたであろう、水分を適度に含んだしっとり、むっちりした食感です。またクリームチーズだけでは出せないであろう、乳製品の風味も感じられます。もしかしたらマスカルポーネチーズを使っているのではないでしょうか。
そんなチーズケーキにアクセントとして表面のココアパウダーの味、風味が入り込みます。このビターな風味がさらにケーキを盛り上げています。
全体的な印象としては、以前ファミリーマートで販売されていた「濃厚ベイクドティラミス」に近いものがあります。
「濃厚ベイクドティラミス」はベイクドチーズケーキのようなねっとりした生地の上に、ココアパウダーをまぶしたスイーツでした。もちろんココアパウダーの味、生地の質感、風味は大きく異なりますが、全体的に食感の印象としては類似しています。
城下カフェの「ティラミス風チーズケーキ」は、一見すれば単なるココアパウダーをまぶしたチーズケーキです。しかしそれだけではない、どこかティラミスを彷彿とさせる瞬間が多々ありました。
