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【ALMOND(アマンド)】のこくまろチーズケーキを実食|プレミアムロールケーキやお店の様子についても紹介

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六本木 ALMOND(アマンド) こくまろチーズケーキ (7)_R

六本木を代表する老舗喫茶店「ALMOND(アマンド)」。

ピンクを基調とした派手な外観なお店で、六本木をよく訪れる人ならおそらくご存知だろう。今回はこちらの濃厚でまろやかなチーズケーキを紹介したいと思う。

目次

ALMOND(アマンド)について(店内の様子、メニューなど)

六本木交差点からみえるピンクの派手な喫茶店。それがアマンドだ。その印象的な外観からか、待ち合わの場所としても重宝されていた時代もあったという。

六本木 ALMOND(アマンド) (2)_R
六本木店
六本木交差点、画像中央にあるピンクの建物がアマンド

アマンドは1948年に港区の新橋に一号店をオープン(現在は閉店、新橋には新業態としてCafé de ALMONDがオープンしている)。

その後、六本木店がオープンしたのは1964年で、ケーキ屋としてはかなり老舗の部類に入る(アマンドの歴史の詳細は後述)。

以前は赤坂、銀座、麻布にも店舗があったが、現在は六本木と浜松町、新橋だけが残っている(東京スカイツリー、羽田空港、イオンの一部の店舗で、アマンドの一部の商品を販売している)。
店舗一覧はこちら

今回利用した六本木のお店は喫茶スペースがある。派手な外観の店なので、若い女性客が多いのかと思っていたが、意外にも男女問わず中年の方も何人かみかけた。やはり老舗だからなのか、昔からのファンが多いのだろうか。

ショートケーキやプリン、ミルクレープなどおなじみのケーキが並ぶ(ケーキのラインナップについて)

今回はチーズケーキとロールケーキを注文したが、他にもショートケーキやシュークリーム、チョコレートケーキ、タルト、プリンなどがある(ケーキメニューは公式サイトにも公開されている)。

そのラインナップはなじみ深いものばかりで、ケーキの呼び方がわからなくて、注文でまごつく心配もない。

六本木 ALMOND(アマンド) (15)_R
六本木 ALMOND(アマンド) プレミアムロールケーキ (2)_R
プレミアムロールケーキ

生菓子だけでなく、手土産や持ち帰りに便利な焼菓子も各種ある(一部の焼き菓子はネットでも購入可能)。喫茶メニューにはパフェもあるようだ。

【食べた感想】アマンドのプレミアムロールケーキ

そしてこちらはプレミアムロールケーキ(346円)。

ケーキ屋のロールケーキを食べたのははじめてだったので、他店と比べてどうこうということは語れないが、風味も舌ざわりもよくてとても美味しかった。346円で他のケーキに比べると安価であり、この値段で美味しいスイーツが食べられるのはとてもありがたい。

【食べた感想】アマンドのこくまろチーズケーキ

そしてこちらがアマンドのチーズケーキ。「こくまろチーズケーキ」という商品名で、チーズの調合にこだわっているという。

六本木 ALMOND(アマンド) こくまろチーズケーキ (3)_R

「こくまろチーズケーキ」という不思議な名前のチーズケーキではあるが、外見はいたって普通。

気づいたことといえば、サイズが大きめであることだろうか。写真だとわかりにくいが、パティスリーでよくみる、見た目が華やかなチーズケーキよりも、一回りか二回りくらい大きい。

六本木 ALMOND(アマンド) こくまろチーズケーキ (7)_R

さてその味だが、商品名の通り、コクがあってまろやかだ。舌にのせた瞬間、ふわっとクリームチーズと生クリームの風味が口のなかに広がっていき、咀嚼すると、細胞にその美味しさがしみわたる感じがする。

また酸味をおさえてあるからなのか、まろやかで食べやすい印象だ。これまで老舗のケーキ屋のチーズケーキは、甘さ控えめで酸味が際立つものが多かった。しかしアマンドは老舗でも、酸味がおさえてあって、コクのあるどっしりくるチーズケーキになっている。個人的にこういったチーズケーキは大好きだ。

また、クッキー生地のザクザク感がいいアクセントになっていて、食感も楽しい。

繊細な味がするチーズケーキではないが、直球のわかりやすい味の、美味しいチーズケーキであった。

値段、商品説明など

値段528円
カロリー記載なし

チーズの調合にこだわった濃厚でまろやかな口当たり

ALMOND(アマンド)の歴史

ALMOND(アマンド)は1948年に創業した歴史あるお店だ。ならばその歴史を語らないわけにはいかないだろう。

アマンドといえば現在は六本木の印象が強いが、一号店は新橋でオープンした。1948年、当時は闇市だった新橋で材料を必死に集めて、喫茶と甘味のお店としてアマンドはオープンした。

日本において砂糖は1952年まで配給制であった。現在のように手軽に買えるものではなく、大変貴重で入手困難なものだった。それを闇市で入手してまで甘味を提供していたのだから、アマンドの創業者は「甘いものを食べてもらいたい」という強い思いがあったのではないだろう。

ピンクの外観は1949年の有楽町店から

1949年にはアマンドの二号店を有楽町にオープン。ピンクを基調とした外観はこのときから始まったもので、「アマンドピンク」と呼ばれ話題になった。

また1961年頃にオープンした赤坂店では、ピンクの外観に加えて、店頭に派手なパラソルを置いたり、彫刻や絵画を飾ったりし、その豪華な店内が話題となり、新聞からの取材が相次いだという。

待ち合わせ場所として重宝された六本木店

六本木 ALMOND(アマンド) (2)_R

六本木店がオープンしたのは1964年で、この店舗は待ち合わせ場所として重宝された。待ち合わせ場所として選ばれたのは、ピンク色のわかりやすい外観であったことと、六本木交差点の見晴らしのいい場所にあったことが理由だろう。

現在の建物は2010年建て替えられた二代目であるが、今でも店の前には待ち合わせと思われる人をちらほらみかける。今でも待ち合わせ場所として重宝されているようだ。

喫茶店文化を守り続けるアマンド

新橋、六本木をはじめ赤坂や麻布など都内の一等地に店を構え、東京を代表する喫茶店として営業してきたアマンドであるが、200円~300円などの安価でコーヒーを提供するチェーンカフェの勃興や、長引く不況で店舗の閉店が相次いだ。さらに追い打ちをかけるようにして昨今のコロナだ。2020年11月には、1968年より52年間営業していた銀座店がその長い歴史に幕を閉じた。

現在は六本木、新橋、浜松町の3店のみとなっている。

現在アマンドは、キーコーヒーの子会社になっている(子会社になったのは2012年から)。大手の後ろ盾を受けたアマンドは、数少ない店舗で、洋菓子と喫茶の文化を発信し続けている。

「ALMOND(アマンド)」という店名の由来について

ちなみに「ALMOND(アマンド)」という店名は「甘人=あまんど」という言葉と、フランス語における「アーモンド」に由来しているようだ。

公式サイトには「諸説ある」との記載があったので、正確な由来はオーナーでもわかっていないのかもしれない。

お店の公式サイトやSNS、グルメサイトなど

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