渋谷区、恵比寿駅から徒歩7分。駒沢通りを広尾の方に向かうと見えてくるのが今回紹介する「BELTZ(ベルツ)」です。
「BELTZ」は都内でも数少ないバスクチーズケーキ専門店です。白金高輪駅にある「GAZTA(ガスタ)」とともにバスクチーズケーキブームを牽引してきたお店でもあります。そんな「BELTZ(ベルツ)」のバスクチーズケーキを、「GAZTA(ガスタ)」との比較を交えながら紹介していきます。
BELTZ(ベルツ)のバスクチーズケーキ
さすが広尾にあるおしゃれなお店、箱、紙袋にもこだわりがみられます。高級感があり、なにか特別なものを買ったような気分にさせてくれます。
BELTZにはスモールとミディアム(12cm)の二通りのサイズがあります。今回はスモールを購入しました。
値段は700円で、チーズケーキにしても少し高めではあるが1.5人前くらいのサイズです。
GAZTAとの比較
さてここから同じくバスクチーズケーキ専門店のGAZTAと比較していきます。
「GAZTA(ガスタ)」も箱や紙の袋にとてもこだわっていました。ブランド品かと思うほどに。
そして以下がバスクチーズケーキ。
同じくバスクチーズケーキ専門店の「GAZTA(ガスタ)」と比べると、表面の焦げ具合に違いがあるのがわかります。
「BELTZ(ベルツ)」は不均等にこんがり焦げているのに対して、「GAZTA(ガスタ)」は淡い色をしています。
また断面を比較してみると、「BELTZ(ベルツ)」も「GAZTA(ガスタ)」も、中身は半熟具合でとろっとしています。
ちなみにケーキのサイズは、どちらも同じくらいです。若干形に違いあるのは、使っている型の違いでしょう。
ちなみにオープン日はGAZTAが1ヶ月ほど前でした。
味については後で詳しく説明しますが、BELTZは甘さ控えめで塩加減が絶妙です。一方、GAZTAはBELTZよりも濃厚でどっしりしており、甘さが目立つ印象でした。
同時に食べ比べたわけではないので正確な比較はできない、BELTZの方が大人な味であるという印象を受けました。濃厚なのはGAZTAです。
思わず「うまい!」と叫びそうなほど、美味しいバスクチーズケーキ
口に入れるとその瞬間に、クリームチーズの濃厚な風味が、ふわっと口に広がります。やわらかい甘みとともに広がるコク、旨味に「うまい」と唸るほどです。マイルドな甘みのなかに、チーズのコクや奥深い塩味があって、その旨さは脳裏に深く刻み込まれます。飲み込んだ後も余韻を楽しめるのです。
これまでたくさんバスクチーズケーキを食べてきましたが、BELTZはトップクラスの美味しさです。
クリームのようにとろとろの断面
さて断面にも注目です。もはやカスタードクリームかというくらい、とろとろです。やわらかい食感にもかかわらず、風味は濃厚。甘さ、コクを存分に楽しめます。
とろとろの中央部分に対して外側は弾力があります。火が通りやすい部分なので、凝固しているのですが、この部分はエッグタルトのようななめらかな質感です。
クリームのような質感とプルッとした質感。1つのチーズケーキから2つの異なる食感を楽しめるのはバスクチーズケーキならではであり、それをBELTZはしっかり再現してくれています。
焦げの部分の甘ほろ苦い味を楽しめる
そして上の焦げた部分も忘れてはいけません。焦げた部分は、苦味というほど苦味はありませんが、「甘ほろ苦い」といった味を感じられて、いいアクセントになっています。
中央のクリーム状の部分。
外側のプルッとした部分。
そして上下の焦げの部分。
シンプルなバスクチーズケーキで、3つの食感、味を楽しめます。これは、バスクチーズケーキの大きな特徴です。
さらにベルツのバスクチーズケーキは、チーズの酸味やコクなど、奥の深い味があるように感じます。余計なトッピングをしなくても、これだけでも十分に美味しいのです。
値段
メニュー名 バスクチーズケーキ タイプ バスクチーズケーキ 値段 700円(税別)
その他、当ブログでは、色々なお店のバスクチーズケーキを紹介しているので、ぜひ参考にしていただければと思います。