丸の内線、中野富士見町駅と中野新橋駅の中間くらいにある「boulangerie LEBOIS(ブーランジェリールボワ)」のタルトオウフロマージュシトロンを食べてみました。
boulangerie LEBOISについて
boulangerie LEBOIS(ブーランジェリールボワ)は中野区の弥生町というエリアにあるブーランジェリー、いわゆるパン屋です。中野富士見町駅からは徒歩5分ほどの場所にあります。
ブーランジェリーという店名からも何となく想像できると思いますが、販売しているのはバゲットなど、主にハード系のパンです。また商品名はバゲット、タルトオウフロマージュ、ポムドテール、パン・オ・ショコラなど、フランス語のものが大半です。もちろんクロワッサンのような馴染み深い商品もあります。
公式サイトの情報によれば、オープンしたのは2001年で、もう20年以上も営業しているそうです。バゲットなどのハード系のパンを中心に販売するベーカリーは、現在では都内にいくつもありますが、2001年頃は今ほどはなかったでしょう。そのような時代から、現在でも営業しているboulangerie LEBOISは、よほど実力がある店ということなのではないかと思います。またこのエリアの人たちにハード系のパンの美味しさを広める役割を担ってきたのではないか、そんなふうに勝手に想像しています。
さて、今回はクロックムッシュとタルトオウフロマージュを購入しました。タルトオウフロマージュは簡単にいえばチーズタルトです。こちらも他の商品と同じく常温で販売されています。
クロックムッシュ
写真だとわかりにくいですが、けっこうサイズは大きいです。面積が大きめの食パンを使っているようで、けっこうインパクトがあります。
食パンは外側サクサク、中身はふわふわのパンを使っています。しっかりした食感がありながら、噛むごとに小麦粉の美味しさが溢れてくるような、一口一口が本当に楽しくなります。
タルトオウフロマージュ
そして「タルトオウフロマージュ」です。
円形のシンプルなタルトで、サイズはコンビニで販売されている1人サイズのチーズタルトよりも、一回り大きいくらいです。
まずその側のタルト生地はサクザク、ザクザクです。歯ごたえがなんとも気持ち良いです。小麦粉を使った生地の扱いの上手さは、さすがベーカリーといった感じです。
中身のフィリングはしっとりとふわふわのどちらも感じられます。食感はふわふわで、舌触りはしっとりといった感じでしょうか。またレモンピールが入っており、そのコリッという食感と、若干の酸味がいいアクセントになっています。
レモンピールのトゲトゲしさはありません。苦味や強い酸味はなく、フィリングはまろやかな味です。乳製品の酸味が若干ありますが、全体的にはすっきりしていて食べやすいです。
シンプルな外見でありながら、ザクザク、しっとり、こりこりなど様々な食感をその中に忍ばせています。その工夫やアイディアには感嘆するばかりです。
他にも魅力的なパンがたくさんあります。近くに行く機会があるときは、ぜひ利用してみてください。
詳細情報(値段、カロリーなど)
パン屋では今回紹介したようなチーズケーキやチーズタルトをよく見かけます。個人的に好きなのはTiMiのチーズタルトです。
PAULのチーズケーキもおすすめです。
その他、当ブログで紹介したパン屋のチーズケーキは以下のページでまとめています。