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東京・小竹向原のケーキ屋【クリオロ】の幻のチーズケーキとガイアを食べてみた|その魅力について徹底解説

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テレビ番組や雑誌などのメディアにも度々登場する、都内随一の有名洋菓子屋、CRIOLLO(クリオロ)。クリスマスには本店がある小竹向原の街に行列ができることでも有名です。

クリオロのケーキは、これまでネットで購入できるホールもチーズケーキしか食べたことがなかったのですが、ついに訪問することができました。

その際にいただいた幻のチーズケーキとガイアの2つのケーキを紹介します。

CRIOLLO(クリオロ)とは?

まずはクリオロがどんなケーキ屋なのか簡単に解説します。

クリオロは小竹向原にある洋菓子屋です。小竹向原の他には中目黒にもサイズの小さい店舗があります。

洋菓子屋のクリオロは、2000年4月にオープンしたエコール・クリオロという菓子学校が母体になっています。その菓子学校の洋菓子屋として、2003年にクリオロがオープンしました。

2013年には洋菓子部門の業務拡大にともなって菓子学校を閉業しています。小竹向原の隣の駅である千川駅に店舗がある時代もありましたが、2016年に小竹向原の地に移転しました。小竹向原は菓子学校をオープンした場所だそうです。

また銀座松屋や高島屋などデパ地下に出店していた時期もあり、その人気と実力の高さがうかがえます。

シェフパティシエはフランス人のサントスさん

シェフパティシエを務めるのは、フランス人のサントス・アントワーヌさんです。

彼はフランス、スイス、イギリスなどでパティシエを務めた後、飴細工のバランス感覚や生花を学ぶために来日しました。日本では京都の洋菓子屋「バイカル」やチョコレートメーカーの「ヴァローナ・ジャポン」でレシピの開発や技術指導を務めています。また「世界パティスリー2009」では最優秀味覚賞を受賞しています。

フランス出身の方が日本で洋菓子屋をやっているというのは非常にめずらしいです。外資系洋菓子店の日本支店を担当者としてフランス人がシェフを務めている例はみかけますが、フランス人がそのまま日本で洋菓子店をオープンする例は、有名なお店ではクリオロくらいなのではないでしょうか。

生菓子、焼き菓子だけでなく、チョコレートやワインも販売している

小竹向原の本店を訪れると、メニューの多さに驚かされます。

ショーケースには技工を凝らしたオシャレな生菓子がズラッと並び、他に目をやると焼き菓子、パン、チョコレート、アイス、ゼリーに、さらにはワインまでおいています。

個人の経営のパティスリーで、生菓子、焼き菓子、チョコレートを一緒に販売する例は見かけますが、冷菓やワイン、ゼリーまでもおいている店ははじめてです。大手チェーン店なのかと思ってしまうライナップの豊富さです。

ちなみにシェフの妻がワインの資格をもっている方だそうで、ゆえにワインのライナップも豊富なようです。

他にも糖質制限スイーツにも積極的です。

こちらは実際に食べましたが、糖質制限とは思えないほど、満足感がありました。詳しくは以下のペ0時で紹介しています。

クリオロの「幻のチーズケーキ」について

クリオロのチーズケーキは「幻のチーズケーキ」というスフレチーズケーキです。

四角いスフレチーズケーキに、ホイップクリームがどっさりのっています。

この幻のチーズケーキは、ネットでも購入することができます。というより取り寄せのチーズケーキとして有名です。以前このブログでも紹介しました。

このチーズケーキは公式オンラインショップや楽天などで手軽に購入できます。楽天では10分で2000本販売した記録があるといいます。

そんな通販で買えるチーズケーキを四角にカットして、ホイップクリームをのせたものなのですが、お店で買うものは不思議と、通販で買うものより美味しい気がします。

新鮮だからなのか、それとも付け合せのホイップクリームが美味しいのかわかりませんが、通販で買ったものとは別物かと思うほど、お店の幻のチーズケーキは感動する美味しさでした。

幻のチーズケーキという商品名のとおり、ふわふわで、口のなかで幻のように一瞬で溶けていきます。スフレチーズケーキで、この幻のチーズケーキの右に出るものはいないでしょう。

クリオロの「ガイア」について

続いてはクリオロのオリジナルケーキの1つ「ガイア」です。こちらはコンクールで優勝したケーキということで購入してみました。

芸術作品的ケーキ

商品名や見た目からではどんなケーキなのかわかりませんね。フランス系の洋菓子屋では、こういった名前や見た目だけでは味がまったく想像できないケーキを楽しむことができます。

こういったケーキは、口にいれた時、色々な味や食感、風味を一緒に、あるいは段階的に楽しむことができ、感動できるように緻密に設計されており、まさに芸術作品だといえます。

食べ物を絵画やオブジェ、音楽のように芸術として考えることはほとんどありませんが、洋菓子屋でみられるこういった技工と思考を凝らしたケーキは、まさに芸術作品といえます。できるだけ多く記録しておきたいものです。

小竹向原「CRIOLLO(クリオロ)」のガイアの写真

さて、ガイアですが、お店側の商品説明は以下のとおりです。

ふわっとるバニラムースに滑らかなキャラメルクリーム、カリッとしたナッツ生地に厚めに焼いたアーモンド入りのしっとりスポンジを重ねました。

公式サイトより

チーズケーキではありません。アーモンド生地、クッキー生地、ナッツとキャラメルクリーム、バニラムースを層にしているケーキです。見た目も非常にいいケーキです。

ムースのとろける食感なのかと思っていましたが、もう少し弾力があります。

また土台にはナッツを使っているようで、そのザクザクした食感は口のなかを楽しませてくれます。

キャラメルのムースは、コクもありながら、しつこさがないほどよい味わいです。ジェノワーズにしても、バニラムースにしても口どけや風味がとてもいいように感じます。

最初の一口から最後の一口までまったく飽きない、幸せが続くケーキです。店のおすすめ商品というだけあります。

お店の公式サイトなど

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