青森・弘前で食べたチーズケーキとアップルパイ【全6店】まとめて紹介

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青森県の弘前市(ひろさき)を訪問した時に食べたチーズケーキをアップルパイを紹介します。

まず青森県の弘前はフランス料理屋や洋菓子屋、カフェが多い街です。洋館やフランス料理、ねぷたなどが有名ですが、他にも洋菓子屋やカフェがたくさんあります(弘前にフランス料理屋や洋菓子屋が多い理由はこちらで考察)。

またりんごの収穫量が全国の25%を占めるといわれている弘前には、あらゆる場所にりんごを使った食べ物、飲み物があります。洋菓子屋には必ずといっていいほど、アップルパイが販売されているほどです。弘前の観光協会はアップルパイガイドマップを発行しており、弘前ほどアップルパイの食べ比べができる街は他にはないといえるほどです。

さてそんな弘前の街で、いくつかの洋菓子屋やカフェを回り、チーズケーキを食べてきました。またせっかくりんごの街なのでアップルパイも食べてきました。それらをこの記事でまとめて紹介します。

また今回訪問した店は以下のマップでまとめています。

目次

ヴェルジェ(Verger)|百石町

ヴェルジェ(Verger)は、洋菓子屋が多い街である青森県の弘前(ひろさき)にある店です。中央弘前から徒歩圏内であり、また 駐車場も備えているとてもアクセスのいい店です。

チーズケーキはキウイフルーツを使ったチーズケーキです。夏用の商品なので、季節限定の可能性があります。下からベイクドチーズケーキ、マスカルポーネムース、キウイジュレです。ベイクドとレアの2層のチーズケーキになっているばかりか、キウイのジュレというチーズケーキには珍しい材料を使っています。

食べた感想ですが、キウイの味と乳製品の美味しさをとてもよく生かされているように思います。キウイは柑橘系やベリー系、パイナップルとは違う独特な酸味を持っていますが、その酸味が乳製品とぶつかり合うことなく、お互いを引き立て合っています。丁寧に作られたチーズケーキです。

アップルパイは蕾のような形です。ふじという品種のりんごを使い、高温でミディアムレアで焼き上げることで、香りを引き立てています。またパイ生地には発酵バターを使用。シナモン、ブランデーなども使っており、それらの豊かな風味が心地よいです。パティスリーの威信をかけてつくったアップルパイという感じの完成度の高い一品です。

CAFE & RESTAURANT BRICK(弘前赤レンガ倉庫)|中央弘前駅の近く

中央弘前駅のすぐ近くに、大正時代にシードルを作る工場として建てられた赤レンガ倉庫を再利用した美術館があります。その中にはCAFE & RESTAURANT BRICKというカフェがあり、シードルやフランス料理のほか、チーズケーキやアップルパイが食べられます。

チーズケーキはりんごの果肉を土台にしたバスクチーズケーキです。濃厚なバスクチーズケーキと、りんごがややぶつかっている気もしましたが、概ね満足のいくのチーズケーキです。

またアップルパイがとてもユニークで、りんごの形のパイ生地でりんごを閉じ込めています。弘前では色々なアップルパイを食べましたが、このような形をしたものは他には見ていません。食べるのが大変なくらいパイ生地はサクサクで、パイ生地の魅力をとことん楽しめるアップルパイです。

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BRICK A-FACTORY(ブリック・エーファクトリー)|JR弘前駅

弘前市(ひろさき)の電車での玄関口であるJR弘前駅には改札を出てすぐの場所に、売店が併設された待合室があります。この売店はA-FactoryというJR東日本が運営しています。

青森土産が購入できるほか、青森の名物であるシードル(りんごのワイン)や、りんごを使ったチーズケーキやアップルパイがいただけます。

チーズケーキは、こちらもまたりんごを使っています。土地のタルト生地で、中のアパレイユはとろとろです。またりんごの果肉がはいっており、この甘さがいいアクセントになっています。駅のお土産ショップのチーズケーキなので、あまり期待はしていなかったのですが、とても美味しくて驚きました。

アップルパイも販売しています。訪問したときは、弘前にある洋菓子屋「ボンジュール」のアップルパイを販売していました(私は食べていません)。

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Googleマップ

PÂTISSERIE LE CHOCOLAT(パティスリー・ル・ショコラ)

PÂTISSERIE LE CHOCOLAT(パティスリー・ル・ショコラ)は、弘前の徒町、洋菓子屋が密集しているエリアにあります。南フランスを思わせるようなおしゃれな外観の店で、店内には上品なアイテムがずらっとならでいます。

訪問したときは、一般的なチーズケーキというものはなく、「フロマージュフリュイコンフィー」というチーズを使ったケーキがありました。フリュイは果物・果実を意味します。コンフィは、浸す調理法のことです。

このケーキの場合は、はちみつとレモン、バニラに浸けたドライフルーツを使用しています。ドライフルーツの食感と芳醇な風味がチーズの風味、コクととてもよくマッチしています。繊細で上品なチーズケーキです。

またアップルパイは、りんごの果肉が表面に露出したタイプです。シナモンを使っています。パイ生地が溝のようになっているのも特徴的です。このパイ生地はパリパリ、サクサクで、りんごも程よい甘みです。個人的にかなり好きなアップルパイです。

サロン・ド・カフェアンジュ|弘前図書館の近く

青森・弘前「サロンドカフェアンジュ」 (9)
ミキュイ

サロン・ド・カフェアンジュは、洋館を一角を利用して営業しているカフェです。同じく弘前にあるフレンチレストラン「シェ・アンジュ」がプロデュースしているカフェで、フランス御膳のようなフランス料理が手軽な価格で楽しめます。またケーキの種類も豊富で、ショーケースで販売しています。

チーズケーキは「ミ・キュイ」という名前です。他店と同じくりんごが入ったベイクドチーズケーキです。フランス料理屋が手掛けただけあり、上品で繊細な印象です。やわらかい舌ざわりと、乳製品の心地よいコク、りんごの甘さ、これらすべてが美味い具合に調和しており、一口目から感動させられます。

今回は食べませんでしたが、アップルパイも販売しています。

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青森・弘前「サロンドカフェアンジュ」 (20)

Le Castle Factory(ル・キャッスル・ファクトリー)|ホテルニューキャッスル1階

式場や飲食店を備えたホテルニューキャッスルの1階にあるのが、Le Castle Factory(ル・キャッスル・ファクトリー)です。もちろんホテルが手掛ける洋菓子屋です。

チーズケーキは「ガトーフロマージュ」というフランス語を使った名前です。全体の半分がタルト生地です。またアパレイユもねっとりしており、けっこうボリューム感があります。チーズ感はやや薄いのですが、クセのある材料は使っておらず、シンプルで食べやすい仕上がりになっています。

アップルパイは、表面を網状に覆っているタイプです。サクサクのパイ生地と、しっかり果肉感があるりんごのコンポートは、王道のアップルパイといった印象です。

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おまけ

Galetteria Da Sasino|青森駅

青森・Galetteria Da Sasinoのバスクチーズケーキ (3)

青森駅を出てすぐ近くのA-Factoryというショッピングセンターがあります。その2階にあるのが、Galetteria Da Sasino(ガレッテリア ダ・サスィーノ)で、こちらではガレットやシードル、バスクチーズケーキがいただけます。

バスクチーズケーキはパルミジャーノレジャーノというクセのあるチーズを使っています。そのひとくせある味がいいアクセントになっています。また内側はとろとろ、外側はねっとりという2つの食感を楽しめます。

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青森・Galetteria Da Sasinoのバスクチーズケーキ (18)

青森 りんごのホイル包みチーズケーキ|青森のお土産ショップで購入

今回青森のお土産ショップでは、いくつかチーズケーキを購入したですが、一番美味しかったのが、この「りんごのホイル包みチーズケーキ」です。

商品名のとおりホイルに包まれています。生地はバターケーキのようなふわふわでしっとりしたタイプです。中にはりんごの餡が入っています。チーズ感は薄いのですが、クセになる美味しさです。常温保存可能で、個包装で美味しい。お土産にぜひ選んでもらいたい一品です。

おわりに|りんごの街、青森はりんごを一歩も譲らない街だった

青森の名産品はりんごです。世間の青森のイメージもりんごです。そして実際青森を訪れてみると、りんごを使った食べ物、飲み物がそこかしこに溢れており、「青森=りんご」というイメージが一片も間違っていないことがわかります。

今回、いくつかの洋菓子屋を訪問しましたが、予想どおりともいうべきか、やはりりんごを使ったチーズケーキを出す店が多くありました。青森を訪問するまでは、りんごを使ったチーズケーキを食べる機会は決して多くはなかったのですが、青森では毎日りんごのチーズケーキを食べました。

またアップルパイについても、短期間でここまでアップルパイを食べたのは人生で初めてでした。しかもどの店も使っているりんごからパイ生地の質感、形が違っていました。

繰り返しになりますが、弘前にはアップルパイガイドマップというものがあります。観光協会が発行しているもので、どの店がどんなアップルパイが買えるかが一目でわかる便利なマップです。すべての店を網羅しているわけではありませんが、アップルパイを食べにいくならこちらを参考にするのがおすすめです。

青森では右も左もりんごで溢れています。単にりんごの収穫量が多いだけでなく、街のあらゆる店でりんごを使った食べ物を提供することで、街の人それぞれが青森、弘前をりんごの街として盛り上げています。食べ物を販売する店は、りんごの食べ物が必ず1つはあるといっていいほどです。「りんごを一歩も譲らない街」といってもいいすぎではないでしょう。

余談ですが、青森・弘前はフランス料理屋や洋菓子屋がなぜ非常に多い街です。その理由について以下の記事で考察しているので、興味がある方はぜひご覧いただければと思います。

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