流行を追っているのかどうなのか。スイーツに力を入れているのかどうなのか。
そんな若干、どっちつかずな立ち位置にみえるミニストップであるが、最近スイーツのパッケージデザインをリニューアルしたようだ。
デザインのリニューアルに併せて、新しくチーズタルトも販売された。「新しく」といっても2月頃から発売されているようだが、ひとまず食べてみたので、紹介する。
濃厚チーズタルト(ロピア)
こちらがミニストップの濃厚チーズタルト。
値段は159円。高くはないが、じわじわ高騰している感がいなめない。
久しぶりにミニストップを訪問したのだが、プライベートブランドのスイーツのデザインが変わっていた。
「Mini Stop Cafe」というロゴがある。ローソンのウチカフェ的なコンセプトで、ミニストップもスイーツの販売に本腰を入れたのだろうか。
ローソン、ファミマ、セブンのコンビニトップ3に比べると、印象が薄いミニストップだが、今後はスイーツにも力をいれて、コンビニスイーツ界を盛り上げてくれるのだろうが。
それにしても、以前よりも格段に美味しそうなデザインになっている。
それはさておき、こちらの濃厚チーズタルト製造を担当しているのは、ロピアだ。
ロピアのチーズタルトはファミリーマートにも
ロピアといえば他で販売されているチーズタルトの製造も担当していた。
たとえばファミリーマートで今でも定番で発売されている「焼きチーズタルト」もロピアだった。
やはり同じ製造者というだけあって、形、サイズがほぼ同じだ。
また以下のチーズタルトはスーパーでみつけたものだが、こちらもロピアが製造している。
ぜんぶ似ている。同じ会社が製造しているのだから当然ではあるが。
それでも、実際に食べてみると味や食感はけっこう違っていた。やはり製造者は同じでも、材料や製造工程はことなるのだろうか。
プライベートブランドにおいて、製造者とコンビニ側でどのようなやり取りがあるのだろうか。
ねっとり感を楽しめるチーズタルト
味については、「まったく文句なし」といったところだ。このサイズ、値段、美味しさなら何度でも買いたいと思ったほど。
まず、なかのチーズケーキ生地が、だいぶねっとりしている。先に紹介したファミリーマートの「焼きチーズタルト」よりも、ねっとり感、半熟感があって、口当たりがいい。
特筆すべきはタルト生地だろう。ザクザクのタルト生地で、しかも生地のなかに、ナッツ的な「ゴロ」という食感がある。
タルトの食感を盛り上げるためにナッツを入れているのだろうか。だとしたら、その工夫は非常に評価したい。
この「ゴロ」という食感のおかげで、目新しさを感じるチーズタルトになっている。
150円で、美味しさと楽しさを存分にあじわえる。これはとても評価したい。
やはりミニストップはスイーツに本腰を入れはじめたのだろうか。ちなみにこの濃厚チーズタルトは2020年の2月頃から発売されているようだ。
値段、カロリー、口コミなど
値段 159円 カロリー 190kcal 製造者・販売者 ロピア 口コミはこちらで Twitterでの口コミをみる
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クリームチーズタルト(ル・フレンド)
実はミニストップには常温保存可能なチーズタルトもある。
それがこちらのクリームチーズタルトだ。
こちら焼き菓子コーナーに陳列されており、値段は115円でかなりお得。サイズは手のひらにちょうどのるくらい。忙しい日に朝食にちょうどいいくらいだろう。
製造を担当したのは、「ル・フレンド」という会社。こちらは香月堂という会社の子会社で、ファミリーマートの洋菓子を製造していることもある。
たとえば以下の2つのスイーツがそうだ。
独特な食感を楽しめる美味しいチーズタルト
先に紹介した濃厚チーズタルトとはだいぶ違う。
まず食感は意外としっかりしていて、想像していたよりも固めだ。
ねっとりとも違う、しっとりとも違う、なんとも独特な食感。
これはセブンイレブンに売っていた常温保存可能なベイクドチーズケーキの食感にも近い。
チーズケーキらしい食感で、悪くない。
レモンの酸味、甘味、チーズのコクとそしてタルト生地のバターと小麦の風味、どれもマッチしている。素直に美味しいと思える仕上がりだ。
値段も手頃だし、ある程度日持ちもする。それにもかかわらず申し分ないクオリティだ。
値段、カロリー
値段 115円 カロリー 237kcal 製造者 ル・フレンド(香月堂の子会社)