セブンイレブンから2021年6月15日より発売されている「3層仕立てのチーズケーキ」です。
小さいカップにはいったチーズケーキで上から、スフレ、ホイップクリーム、チーズプリンの3層になっています。
3種類のチーズケーキで、3層になっているのかと思っていましたが、チーズケーキは表面と底だけであり、中間はホイップクリームです。すべての層をチーズケーキにしてしまうとクドくなってしまうのでしょうか。
北海道チーズケーキでおなじみの栄屋乳業が製造
今回のチーズケーキは栄屋乳業という会社が製造しています。
栄屋乳業は、主にスーパーやコンビニで販売されている「北海道チーズケーキ」というカップタイプのスイーツを製造している会社です。「アンデイコ」というブランド名で販売していることもあります。
またセブンイレブンのスイーツにおいては、「ハイチーズ」を手掛けていました。
栄屋乳業は愛知県にある菓子製造会社で、公式サイトの記載によると、シューアイスの国内シェアは90%以上だそうです。チーズケーキは基本的にカップタイプであり、他の形状のチーズケーキはみたことがありません。
栄屋乳業については以下のページで解説しています。
セブンイレブンの過去作であるハイチーズについてはこちら。
ちなみに、3層仕立ての濃厚チーズケーキの値段は税込み170円です。栄屋乳業の北海道チーズケーキが100円+税で購入できるのを考えると高いように感じます。
一方で、300円を超えるスイーツを当たり前のように販売するセブンイレブンに置かれていると、さほど高くは感じません。なぞの錯覚効果がセブンにはあります。セブンのスイーツが高いのはこれが狙いだったのでしょうか。
味、食感が違う3層を楽しめる
さて3層仕立ての濃厚チーズケーキの話に戻ります。
表面はシロップがのったスフレチーズケーキです。フランボワーズソースとチーズスフレを合わせる例はよくありますが、甘いシロップとスフレの組み合わせはめずらしいように思います。
その下にホイップクリームがあり、さらにその下はチーズプリンです。ベイクドチーズではなくチーズプリンです。ベイクドだとクドいからなのでしょうか。いずれにしてもこれが美味しい。しっとりしておりレアチーズ、もしくはバスクチーズケーキの半熟の部分くらいの食感です。
全体の印象として栄屋乳業の北海道チーズケーキに近いものがあります。製造している会社が同じなので当然といえば当然でしょう。それでも北海道チーズケーキにはない中間のホイップクリームのおかげで味に彩りが生まれており、飽きないスイーツに仕上がっています。
もう30円安かったら、日常的に買ってしまう気がします。
ちなみに蓋には「ふわふわ とろーり なめらか」と小さく、副題のように書かれています。
これはもちろん、このスイーツの質感を言語化したものなのですが、あまりにもありきたりなワードが並んでいるので、これは本当に必要だったのかと思ってしまいます。とにかく余白を埋めたかったのではないかと、詮索してしまいます。
値段、カロリー、日持ち、購入方法について
値段 170円 カロリー 266kcal サイズ 1人前サイズ
チーズプリン・ホイップクリーム・ソースかけチーズスフレの3層仕立てのチーズケーキです。
https://www.sej.co.jp/products/a/item/111346/