全国規模で出店しているカフェチェーンのタリーズコーヒー。定番のケーキメニューであるニューヨークチーズケーキを食べてみました。


タリーズコーヒーは、もともとはアメリカ、シアトルが発祥です。スタバと同時期に店舗数を広げ、日本にも上陸。現在アメリカに店舗はないようですが日本で一定の人気があり、全国に約800店を展開しています。そんなタリーズが数年前から定番で販売しているのが、今回紹介するニューヨークチーズケーキです。
■ニューヨークチーズケーキとは?
1900年頃にアメリカ・ニューヨークで食べられていたとされるチーズケーキで、タイプとしてはベイクドチーズケーキ。クリームチーズやサワークリームを贅沢に使い、低温で時間をかけて湯煎焼きする。これにより濃厚な味となめらかな食感を味わえる仕上がりに。ただし厳密な定義はなく、様々なタイプのニューヨークチーズケーキが存在する。
※ニューヨークチーズケーキとは何か? 特徴や語源、歴史などを解説




今回はテイクアウトしています。値段は税込み500円です。サイズは他のチェーンカフェのケーキと同じくらいです。チェーンカフェとしては標準的なサイズ、値段といったところ。




クッキー生地をしいたシンプルなチーズケーキです。シャープな断面が美しいケーキです。
食べた感想


今回久しぶりに食べてみましたが、スターバックスのチーズケーキよりも、酸味とクリーム感が目立つ印象でした。
食感はねっとりなめらかで、ニューヨークチーズケーキらしいさを感じます。クッキー生地は若干のサクサクしています。「ザクザク」とまではいきませんが、ねっとりしたチーズケーキとの緩急のある食感の違いを楽しませてくれます。


そして味の印象ですが、まずチーズケーキは、乳製品のまろやかなコクと共に、すっと抜けているく酸味が印象的です。クリームチーズの味ももちろんありますが、生クリームと卵の味、コクもそれなりに感じます。
クッキー生地は、ビスケットに近い味わいで、それほど存在感は大きくはありませんが、ほんのり小麦粉の香ばしい風味が、全体的に彩りを加えてくれています。


そして2つの層をいただくと、緩急のある食感と同時に口の中に広がるチーズやクリーム、卵の旨味を堪能できます。ねっとりした質感なので、飲み込んだ後もチーズケーキの余韻が口のなかに残り、その余韻といっしょにいただくコーヒーは格別です。シンプルながらチーズケーキの美味しさをとことん楽しめます。以前食べたときよりも私好みの味になっていました。
チーズケーキはスターバックスやドートル、エクセルシオールカフェなど、有名チェーン店でも発売されています。どのお店のチーズケーキも微妙に違っており、それぞれ魅力があります。ぜひ食べ比べてみてください。


商品詳細
お店 | タリーズコーヒー |
商品名 | ニューヨークチーズケーキ |
値段 | 500円 |
製造者 | 株式会社全菓 |
栄養成分 | 1製品当たり/熱量342kcal、たんぱく質5.4g、脂質22.4g、炭水化物29.6g、食塩相当量0.5g |
原材料名 | 乳等を主要原料とする食品(国内製造)、液卵、タルト生地(小麦粉、マーガリン、粉糖、液卵、その他)、砂糖、ナチュラルチーズ、マーガリン、小麦粉、はちみつ、レモン果汁、食塩/糊料(加工澱粉、増粘多糖類)、ソルビット、pH調整剤、加工澱粉、乳化剤、香料、酸味料、リン酸塩(Na)、酸化防止剤(V.E)、着色料(カロテン)、(一部に卵・乳成分・小麦・アーモンド・大豆を含む) |
購入日 | 2025年7月 |
参考リンク | 公式サイト |
総評
個人的好み度 ★★☆
おすすめ度 ★★☆
コメント:シンプルで美味しいニューヨークチーズケーキです。購入して損な思いをすることはないと思います。
■【個人的好み度】は筆者が好きかどうかの指標です。この評価は100%主観です。また★1は美味しくないことを意味しているわけではなく、美味しいし多くの人に受け入れられると思うが、個人的にはリピートすることはなさそうという意味。★の数は以下を意味しています。
★☆☆ 普通に美味しい
★★☆ もらったら嬉しい
★★★ リピートしたい
■【おすすめ度】は実際に食べたスイーツや見てきたスイーツから総合的に判断して、食べるべきかを筆者なりに考えた指標です。★1は決して美味しくないことを意味しません。また★の数は以下を意味します。
★☆☆ 普通に美味しいが平凡なスイーツ。一部の人にはおすすめできる
★★☆ 機会があったら食べてほしい
★★★ ぜひ食べてほしい