UCCが運営するカフェです。
ネルドリップで淹れたコーヒーが飲めることを売りにしているカフェなのですが、コーヒーのみならず、サンドイッチ、トースト、ケーキも人気で、話題になることも多々あります。
今回はそんな上島珈琲店のオリジナルチーズケーキを紹介します。
名前は「湯蒸しチーズケーキ」。
そんなチーズケーキ聞いたことない…。
いったいどんなチーズケーキなのか? 紹介します。
上島珈琲店の「湯蒸しのチーズケーキ」について
「湯蒸しのチーズケーキ」はいったいどんなチーズケーキなのでしょうか。
白くてなめらかな表面をしています。上面も断面の色の違いがありません。
一般的なベイクドチーズケーキといえば、表面は暖かい焼き色、断面が白くなっており、上面と断面にはっきりとした色の違いがあります。
しかしこちらの「湯蒸しのチーズケーキ」は、上面と断面に色の違いがないのです。
やはり焼くのではなく、「湯蒸し」で作ると、外部も内部も同じ色になるのでしょう。
一般的なベイクドチーズケーキとは、まったく違った外見をしており、驚かされます。
さらにメニューの説明をみると、
ほどよく濃厚でなめらかな口当たりのチーズケーキ。上島珈琲店でお召し上がり頂くコーヒーとの相性を考え開発された、こだわりの逸品です。
との記載が。
上島珈琲でいただけるコーヒーと合うように作られたチーズケーキとのことで、どんな味がするのか、期待が膨らみます。
コーヒーとよく合う甘さ控えめのチーズケーキ
口に入れてみると、その瞬間にチーズの風味がさっと抜けていきます。
どちらかというと甘さは控えめ。チーズの酸味をしっかり感じられる味わいです。
食感はねっとりタイプ。
ベイクドチーズケーキはパラパラしたタイプとねっとりしたタイプに分かれますが、こちらねっとりしたタイプです。
飲み込んだ後もチーズの風味・味が口にしっかり残るので、チーズの味を存分に楽しめます。
口のなかに残ったチーズ感に、コーヒーを流し込む瞬間は格別。この瞬間が一番幸せともいえます。
チーズケーキとコーヒーの組み合わせを考えた人は本当に天才。そんなことを考えてしまう瞬間です。
下のクッキー層の存在感は強め。
そのサクッとした食感も、甘い味もしっかり堪能できます。
ここまでビスケットの存在感が強いのはめずらしいといえるほど、しっかりした食感と味です。
コーヒーに合うように、ビスケットのサクサク感を強調したいのでしょうか。
ベリージャムや生クリームなどのチッピングは一切ありませんが、そういった味変えの要素が欲しくなることは一切ありません。
チーズケーキの味と風味、クッキーの食感と味、そしてコーヒー、お茶などがあれば、最後までしっかり楽しめるチーズケーキです。
「湯蒸しのチーズケーキ」のカロリーや値段について
商品名湯蒸しのチーズケーキ
タイプ | 焼かずに湯蒸しによって作るチーズケーキ |
---|---|
値段 | 410円(税別) |
カロリー | 228kcal |
「湯蒸しのチーズケーキ」の味や食感の分析
チーズケーキの口当たり
ねっとり感 | ★★★☆☆ |
---|---|
もふもふ感 | ★★☆☆☆ |
クリーミー感 | ★★★☆☆ |
プルプル感 | ★☆☆☆☆ |
ねっとり濃厚な口当たりのチーズケーキです。
さすが蒸し焼きにしたチーズケーキです。
チーズケーキの味
甘み | ★★★☆☆ |
---|---|
酸味 | ★★☆☆☆ |
塩味 | ★☆☆☆☆ |
コク | ★★★☆☆ |
クッキー生地
厚さ | ★★☆☆☆ |
---|---|
硬さ | ★★☆☆☆ |
ザクザク感 | ★★☆☆☆ |
上島珈琲店で食べたビスキーレアチーズ(季節限定 現在販売なし)
季節限定、店舗限定ではありますが、このようなレアチーズケーキもあります。
ちなみこちらのチーズケーキは、上島珈琲店のオリジナルではありません。
現在は、販売していませんが、せっかく食べたので紹介したいと思います。
手の込んだ圧倒的クオリティのチーズケーキ
上にはビスケット。
下にレアチーズ。
その下にはスポンジというめずらしいタイプのチーズケーキ。
さらにてっぺんには生クリームが添えられています。
この価格帯のチェーンのカフェでは、まったくトッピングなし、シンプルにケーキだけがドンとでてくるのが一般的です。
しかし、上島珈琲店は、一般的なチェーンカフェと同程度の価格帯であるにもかかわらず、かなり豪華なケーキです。
(ルノアールは550円前後)
大衆店とちょっと高級点の中間くらいの価格帯ではありますが、ケーキのクオリティとしては圧倒的。
上島珈琲はケーキだけでなく、軽食メニューも個性的で、正直チェーンカフェのなかでは一歩前に進んでいるように思えます。
ビスケットの歯ごたえとクリームのしっとり感を同時に楽しめる
まず上のビスケット生地ですが、こちらサクサクした食感はなく、しっとりしています。
ビスケットの下にあるのがレアチーズケーキ。こちらはかなりクリーム感があり、食感や舌触りは生クリームそのもの。
味は甘さよりも酸味を強く感じます。
甘さはほどよく、チーズの酸味をしっかり感じられるようになっているのです。それとレモンの風味をわずかに感じられます。
そして一番下のスポンジ層。
こちらは結構存在感があります。食感は普通のスポンジでありふわふわしているのですが、甘さをしっかり感じられます。
ビスケット、レアチーズ、スポンジと同時に食べると、ビスケットの歯ごたえと、クリームチーズの食感、スポンジの食感を次々に楽しめます。
さらに、レアチーズの酸味とビスケット・スポンジの甘みなど、いろんな甘さも。
ケーキを真ん中まで食べ進めていくと、レアチーズのなかには、ベリーのコンポートがあります。
こちらはベリーの酸味をしっかり感じられるもので、とてもいいアクセントになっています。
またちょうど表面の生クリームと重なる部分であり、新しい味がどんどんくわわります。
食べ進めていくと味が変わるレアチーズケーキであり、チェーンのカフェでここまで手の混んだチーズケーキを出すお店は正直はじめて。
さすがわ上島珈琲店です。
「ビスキーレアチーズ」は季節限定商品なので、もう上島珈琲にはないかもしれませんが、クオリティが高いチーズケーキがまた登場する可能があります。
定期的に上島珈琲店のチーズケーキを紹介したいと思います。