「パティスリーISOZAK」は門前仲町駅(東京都江東区)から徒歩3分ほどの場所にある小さな洋菓子屋である。同じお店が、日本橋浜町(東京都中央区水天宮前駅など)にもあるのだが、そちらが1号店で門前仲町はその2号店だ。
今回は門前仲町にあるこちらの店舗に「大人チーズ」というチーズケーキとシュークリームを購入した。
- お店の公式サイト
- お店のGoogleマップ(門前仲町店|水天宮前駅が近い日本橋店)
- 食べログ(門前仲町店|日本橋店)
大人チーズ(530円)|黒胡椒を使った大人のベイクドチーズケーキ
側面にまでタルト生地があるタイプのベイクドチーズケーキである。商品名は「大人チーズ」。
ブラックペッパーを使った大人なチーズケーキ
とても美しい見た目をしたこのチーズケーキは、なんとブラックペッパーを使用している。ケーキの断面から見える黒い点がおそらくそれであろう。また甘さ控えめ目にし、ワインにも合うような味わいにしているという。だから「大人チーズ」というわけだ。
それにしても黒胡椒を使ったチーズケーキというのはめずらしい。チーズケーキに後から胡椒をトッピングする例は時々あるが、生地に胡椒を混ぜて一緒に焼き上げるのは、ISOZAKIのチーズケーキがはじめてである。
さて、その味は、商品名のとおり大人な味である。
せっかくワインに合うというチーズケーキなので、ワインとのマリアージュも確かめたいところであったが、筆者は下戸である。ただコーヒーとのマッチングは素晴らしいものであった。
クリームチーズや生クリームなど乳製品の柔らかい風味のなかに、ほんのり黒胡椒の風味がある。「いいアクセントになっている」、そんな言葉がうってつけであるほど、黒胡椒がいいアクセントになっている。
ちなみにタルト生地はどちらかといえばしっとり目である。全体的にしっとりした柔らかい口あたりのチーズケーキだ。
シューパリンジャン(250円)|カスタードクリームが美味しい
ついでにシューパリジャンを購入。パティスリーISOZAKIの人気No.1だそうだ。
クッキーを乗せて焼き上げ、カスタードクリームと生クリームを使ったシュークリームである。カスタードクリームが非常に濃厚で風味豊か。250円でここまで満足感を得られるのはありがたい。また食べたくなるような、中毒性のある一品だ。
【お店の詳細】パティスリーISOZAKIについて
今回利用したパティスリーISOZAKIについて。
前述のとおりパティスリーISOZAKIは2箇所に店舗がある。1つは門前仲町、もう1つは水天宮前駅の近くにある日本橋店だ。一号店は日本橋浜町のようだ。
※お店のGoogleマップ(門前仲町店|日本橋店)
ちなみに今回利用した門前仲町店は、飲食スペースなどはないテイクアウトのみの小さなお店だった。何かと和菓子が多い街なので、洋菓子屋はコージーコーナーとISOZAKIくらいだ。この街の洋菓子欲を満たす重要な役割を担っているお店であることは間違いないだろう。
さて、パティスリーISOZAKIでシェフを務めるのは、店名のとおり磯崎さんである。
磯崎さんはパリやルクセンブルクでの修行経験もあり、また現在はパティスリーのアドバイザーやコンサルタントなど多方面で活躍する方だ。
そんな磯崎さんが作るケーキは、フランス菓子の枠にとらわれず個性とインパクトのあるものを意識し、また素材がぶつかり合うときの”面白さ”と融合するときの”安心感”を表現していくことをテーマにしているという。
フランスで修行した方というだけあり、やはりフランス系の菓子が多くあったが、一方で節分や七夕など季節の行事に応じて色々なスイーツを販売しているようである。近所にあったら季節ごとに訪問したくなってしまうお店だ。以下はパティスリーISOZAKIのインスタグラムの投稿を引用したものである(パティスリーISOZAKIの公式インスタ)。
ちなみに日本橋浜町店と門前仲町店は、一応商品ラインナップは同じようだが、店舗の規模が違うので、日本橋浜町店のほうが商品数は多いのかもしれない。機会があったら日本橋浜町店も訪問して情報を掲載できればと思う。
パティスリーISOZAKIの公式サイトなど
- お店の公式サイト
- お店のGoogleマップ(門前仲町店|水天宮前駅が近い日本橋店)
- 食べログ(門前仲町店|日本橋店)
- お店のInstagramアカウント
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以下はISOZAKIが紹介されているネット記事。解説が充実している。
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同じく東京の東側のケーキ屋で購入したチーズケーキである。
その他、個人系のケーキ屋で購入したチーズケーキは以下の記事でまとめている。いわゆるパティスリー、のチーズケーキを探している方は参考にしていただければと思う。