バスクチーズケーキはついにタルトに。
スーパー(サミット)で見つけた山崎製パンの「バスクチーズケーキ風タルト」。山崎製パンの商品なので、デイリーヤマザキでも販売しているようだ。
【実食レポ】バスクチーズケーキ風タルト
チーズタルトはコンビニでもスーパーでもカフェでも、いたるところで見かける。一方でタルトとバスクチーズケーキの組み合わせはめずらしい。
カラメルをぬりこむことでバスクチーズケーキを再現
みた感じは「ちょっと焼きすぎたチーズタルト」という感じだろうか。
断面を見ると、チーズケーキ部分は2層になっていて、上がカラメルっぽくなっている。
一般的にバスクチーズケーキは、高温短時間で焼くことで表面を焦がし、カラメルのような風味をつくる。
参考:バスクチーズケーキとは?
一方で、このバスクチーズケーキ風タルトは、表面にカラメルソースをぬりこんでいる。
あくまで「バスクチーズケーキ風」としているのは、本家のバスクチーズケーキに似せたもの、ということの説明でもあるのだろう。
そもそも本家とおなじく高温短時間で焼いてしまうと、タルト生地が焦げてしまう。だからカラメルをぬりこむことで対応しているのかもしれない。
また、これまでバスクチーズケーキとタルトの組み合わせが少ないのも、タルト生地を焦がしてしまうから、という事情があるのかもしれない。
バスクチーズケーキ感は弱い、でもおいしい
アパレイユ(チーズケーキの部分)は、バスクチーズケーキほど濃厚ではないものの、コクと甘みといい具合の塩気があって、素直においしいと感じられる。
またほどよくカラメルの風味を感じられて、ちょっとしたアクセントになっている。バランスはよく調和はとれている。
タルト生地はしっとり系でザクザクはなく、しっとり系だ。
個人的にはザクザクしてほしかったが、スーパーの安価なタルトなら仕方ないだろう。
ちなみにこのタルト生地からも塩味を感じらる。人によってはしょっぱいと感じられるかもしれない。
「バスクチーズケーキ風」となっているが、バスクチーズケーキ風なのはカラメルの部分だけであって、濃厚さや口当たりは普通のベイクドチーズケーキという感じだ。
おいしいことは間違いないが、「バスクチーズケーキ風」というワードを入れるなら、もう少し濃厚さを感じさせてほしかった。
バスク感は弱いという口コミも
もぐナビの口コミでも、
「普通においしいけど、バスクかはよく分からない」
「なんでも風とつけたら良いのかな今日この頃。 な、バスクチーズ要素はないと思われるベイクドチーズタルト。」
「チーズケーキ部分は、バスクチーズケーキ風・・・なんだかよく分かりません。。」
といった意見がいくつかあり、バスクチーズケーキ感を感じられない人がおおいようであった。
「バスクチーズケーキ」というトレンドワードをつかいたかったのだろう。そんな思惑がみてとれる商品であった。おいしいので損な気分になることはないが。
蛇足だが、あわせて買ったミルキーチーズタルトがおいしかった。
チーズを使っているわけではないが、こちらのほうをよりおすすめしたい。
値段、カロリー、商品説明など
値段 | 98円 |
カロリー | 290kcal |
製造者・販売者 | 山崎製パン |
カラメルをトッピングして焼き上げ、香ばしさをプラスしました。
タルトは、さっくりと歯切れのよい食感に仕上げました。
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