新潟県長岡にある「加勢牧場」。日本でも200頭しかいないといわれているガンジー種の乳牛を飼育しているめずらしい牧場です。
このガンジー種から取れる牛乳は、ホルスタイン種(日本のほとんどがこれ)から採れる牛乳よりも栄養価が高く、味が良いといわれています。一方で、1頭あたりの搾乳量が約半分と少ないです。
だから日本ではガンジー種はあまり飼育されていないわけですが、ガンジー牛のだす牛乳のおいしさに惚れこんだ加勢牧場は、ガンジー牛を積極的に飼育しています。
今回はそんな加勢牧場の直営店の1つである下落合店(現在閉店)を訪問してきました。
加勢牧場とは?
西武新宿線・下落合駅の改札をくぐると目の前のある加勢牧場。
前述した通り、新潟県長岡市になる加勢牧場の直営店です。牧場の直営店らしく牛の置物があります。ちなみにこの牛は先に説明したガンジー種でしょう。
ちなみに新潟の加勢牧場は、日本海沿いにある牧場でした。以下は加勢牧場のGoogleマップです。
それほど大きな牧場ではないようでしたが、四方を森に囲まれた自然豊かな場所です。
加勢牧場の直営店の本店も長岡市にあり、また新潟では、道の駅やカフェなどでも加勢牧場の商品が販売されているようです。
取扱店は以下から確認できる
▶加勢牧場の直営店・取扱店
プリンやソフトクリームなどもメニューも
下落合の直営店は、テイクアウトのみの小さなお店ではありますが、メニューは豊富です。店頭のソフトクリームの置物からもわかる通りソフトクリームがあります。
他にもプリン、杏仁豆腐、ベイクドチーズケーキ、バスクチーズケーキ、さらにはドーナツ、フィナンシェなどの焼き菓子もあり、メニューはとても豊富です。
もちろんどれもガンジー牛乳を使った商品です。
ソフトクリームはもちろんガンジー牛乳を加工したもの。あとで紹介するチーズケーキは、ガンジー牛乳を加工してつくったチーズを使用しています。
奥行きのある味わいのソフトクリーム
今回は「ガンジーベイクドチーズケーキ」とソフトクリームを注文しました。
ブログの趣旨から外れますので、ソフトクリームの解説は簡単に済ませますが、こちらのソフトクリームは、コクがあって口当たりがとてもいいです。
若干のシャーベット感もあって、奥行きのあるミルクの味と清涼感のある口当たりはたまりません。
寒い季節でも十分においしくいただけるでしょう。
【実食レポ】加勢牧場のガンジーベイクドチーズケーキ
さて、ここからが本題。ガンジー牛乳から作ったクリームチーズを使用した、「ガンジーベイクドチーズケーキ」です。
搾りたてのガンジー牛乳からフレッシュチーズをつくり、そのチーズを使用したチーズケーキだそうです。
高さがあるチーズケーキで、断面には気泡がみられます。バスクチーズケーキやニューヨークチーズケーキなど、ドッシリ系のチーズケーキとはまた違います。
どちらかといえばスフレに近い感じです。
▼チーズケーキの質感がわかる動画もつくったのでこちらもぜひ。
舌をなでるようなやさしい口当たり
見た目どおりというべきか、口当たりはふわふわしています。ねっとり感はなく、またしっとりとも違います。
舌に「ふわっ」とふれる感じで、パティスリーによくある口当たり・舌触りがやさしいチーズケーキです。
おそらくきめ細かく泡立てて、手間ひまかけてつくっているのでしょう。
また薄めでやわらかめのクッキー生地があって、こちらの「サクッ」という食感はいいアクセントになっています。バターの風味もいい感じです。
ほっこりするようなおいしさ
やわらかい口当たりから舞いこむチーズケーキのおいしさは格別です。
控えめに酸味を含ませながら、やさしい甘味と塩味が舞いこみます。
しかしそれはどれもやさしくて、おもわずほっこりしてしまう。
それは咀嚼しているときだけはなく、飲み込んだあとも続きます。やさしくて温かみのある、ほっこりするような味、風味。
これがガンジー牛乳の味なのでしょうか。
ガンジー牛乳の味はわかりませんが、とにかくやさしい気持ちになれるチーズケーキであることは間違いありません。
自分へのご褒美におすすめしたいチーズケーキです。
商品説明など
値段は500円。
▼商品説明
搾りたてのガンジー牛乳からフレッシュチーズ(フロマージュブラン)を作り、そのチーズをベイクドチーズケーキに仕上げました。シンプルなレシピで作っていますが、濃厚且つガンジー牛乳の味をしっかりと堪能できる商品となっております。
▼ガンジーベイクドチーズケーキの質感やお店の様子がわかる動画
加勢牧場の公式サイトや営業時間など
その他おすすめのページ
他にも色々なお店のチーズケーキをこのブログでは紹介していますので、ぜひご覧いただければと思います。
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