金沢駅の改札を出た場所にある売店で、珍しいティラミスを見つけたので購入してみました。
それがこちらの「加賀 棒ほうじ茶と黒みつの和ティラミス」です。
棒ほうじ茶とは、茶の茎の部分を焙じたお茶のことです。金沢では古くからこの棒茶が飲まれており、その発祥も金沢であるといわれています。
そんな棒ほうじ茶と黒みつを使った和のティラミスです。
駅前の売店で購入したものですが、販売者は「株式会社あいの風」という会社のようです。
同社は長野にあるマツザワホールディングスが運営しており、北陸の名産を使った和菓子やスナック菓子、漬物などを販売しています。一応楽天に店舗がありましたが、このほうじ茶ティラミスは販売していませんでした。
食べた感想)黒蜜とほうじ茶の和のテイストのティラミス
箱の中には発泡スチロールが入っており、この中にケーキが入っています。
発泡スチロールのなかには、保冷剤も一緒に入っており、便利です。こんな便利な箱は初めて見ました。
ケーキがこちら。
表面に黒蜜のソース、その下にチーズクリーム(マスカルポーネクリーム)。茶色い層はほうじ茶のムースとスポンジです。土台にはプレーンのスポンジを敷いています。
一般的なティラミスは、マスカルポーネクリームにエスプレッソ味のスポンジ、あるいはココア味のスポンジを使います。
こちらはエスプレッソの代わりにほうじ茶を使っています。
ほうじ茶のティラミスは時々見かけますが、黒蜜のジュレを表面にのせたものは、見たことがありません。
そして表面には金箔をあしらっています。棒ほうじ茶や金箔など金沢ゆかりのものが詰まったティラミスです。
それにしても金沢はあらゆるものに金箔がのります。
口に入れると、マスカルポーネクリームのしっとりした舌触りと、スポンジのふわふわ感の両方を感じます。
味は、表面の黒蜜のジュレの風味が目立ちつ印象。その隙間からマスカルポーネクリームの風味やほうじ茶の香ばしい風味を感じます。やや黒みつの存在感が強いようにも感じますが、総じて美味しいです。これぞ和ティラミスといった一品です。
ちなみに似たような構成のケーキをみたことがあります。京都ヴェネト(VENETO)が販売している「京都宇治抹茶生チーズケーキ ジェミニ」という抹茶を使ったチーズケーキです。
ケーキのケースや、ケーキの構成までそっくりです。もしかしたら同じ製菓会社に発注しているのかもしれません。
京都ヴェネトの抹茶チーズケーキについては、以下のページで紹介しています。
詳細情報(値段、カロリー、購入方法、お店の公式サイトなど)
値段 | 2200円 |
サイズ | 12cmほど |
カロリー | 299kcal/100g |
備考 | ・株式会社あいの風のFacebook |
購入方法
今回は金沢駅改札をでてすぐのおみやげ処という売店で購入しました。他の物産展でも販売している可能性はありますが、ない可能性もあります。また製造が終了する可能性も十分にあると思います。
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