今回紹介するのは、東京の名店と呼ばれる店の1つであるパティスリーフジウのケーキです。
パティスリーフジウは、東京都日野市、高幡不動という駅にある洋菓子屋です。
- お店の公式サイト
- お店の地図(Googleマップ)
- お店のInstagram(商品のラインナップがわかります)
- 食べログ(商品のラインナップや口コミが閲覧できます)
パティスリーフジウとは
高幡不動にあるパティスリーフジウは、洋菓子業界ではかなり有名な店です。
オーナーシェフの藤生さんは製菓業界では重鎮と呼ばれています。製菓事業者向けに技術を紹介した雑誌などでよく登場しています。また東京のパティスリーを紹介する本や、雑誌の特集でも必見の店としてパティスリーフジウは紹介されています。
人気店である理由の1つは、フランスの古典菓子を販売する代表的店だからです。
シェフの経歴の詳細は他のサイトでも紹介されているので割愛しますが、1969年にパリに修行に渡った藤生さんは、フランスの古典菓子を学び、また日本の有名店で修行した後、1993年にパティスリーフジウを開業。現在でもフランス菓子の研鑽を続けているといいます。
店には本場フランスでも珍しくなった菓子もあるそうです。その他、生菓子、焼き菓子、チョコレート菓子などあらゆる種類の菓子を提供しており、その種類は200にも及ぶといいます。
シェフの藤生さんの経歴や渡仏の話は以下のサイトで詳しく紹介されています。
※「10年後も働いていたい!」後進を育てながらも、コンフィズリーへの尽きない情熱。自分の道をを突き進むヒーロー CALLEBAUT
ちなみにパティスリーフジウでは、古典的なフランス菓子はもちろんですが、それだけではなく「スフレフロマージュ」というスフレチーズケーキや、イタリア菓子として知られるティラミスも販売しています。フランス菓子という枠にとらわれず、多様な菓子にも挑戦している店なのです。
※パティスリーフジウの商品の一部は公式サイトでも確認できます
今回はそんなパティスリーフジウで、スフレフロマージュとティラミス、そしてバスクマロンの3点を購入しました。
スフレフロマージュ
まずはスフレタイプのチーズケーキであるスフレフロマージュを紹介します。
シャープにカットされたシンプルなスフレチーズケーキです。そのシンプルな見た目に反して独特な味がします。
乳製品の酸味でしょうか、あまりチーズスフレからは感じたとこがないような独特の酸味というか、柑橘系の果物をほろ苦味のようなもがあります。
また食感に少しザリっというものがあります。おそらく粗い砂糖かなにかを使っているのではないかと思います。
シンプルなスフレチーズケーキかと思いきや、若干のほろ苦味と酸味があったり、不思議な食感があったり、驚かされます。
全体的に食べやすい印象のスフレチーズケーキなのですが、お店の個性、こだわりをしっかり感じられるチーズケーキです。さすが有名店。これは一度食べていただきたいです。
ティラミス
続いてはティラミスです。
ティラミスといっても、よくあるティラミスとは少し違っており、すでに店のこだわりを感じます。
ピスタチオのスポンジを使っており、また多層構造になっています。また表面には木苺をのせています。このような層が多くてトッピングが多いティラミスは初めてです。
一方でティラミスの大事な要素であるコーヒーはしっかり使っています。
口あたりのいいマスカルポーネのムースとほどよいコーヒーの苦味があり、甘さと苦味の複雑な美味しさを楽しませてくれます。
バスクマロン
続いてはこちらはバスクマロンというケーキです。初めて聞く名前のケーキです。
お店に説明によると「サクサク食感のサブレの中にカスタードと渋皮栗、ラム酒が優しく香ります」とのこと。サブレとのことなので、焼き菓子に近いものでしょうか。
結構食べごたえがあるケーキです。そしてしっかりラムの香りがあります。一方でカスタードの柔らかい風味、バターの香ばしい風味もあって、陽気もありながら上品さもあるような、そんなケーキです。
公式サイトや各種検索
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