おじさんのチーズケーキといえば、大阪難波に本店を置く「りくろーおじさん」が有名ですが、実は別のおじさんチーズケーキもあります。
それが今回紹介する「てつおじさんのチーズケーキ」です。
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てつおじさんのチーズケーキを販売しているのは「てつおじさんの店」です。そのまんまです。
今回は楽天市場で購入しましたが、実店舗が福岡県に4店舗があります。
本店は福岡県の次郎丸です。
他にも博多マルイや姫浜、イオン乙金にあります。
「てつおじさんの店」の看板メニューはもちろんチーズケーキなのですが、店舗にはマドレーヌやカップケーキなどの焼き菓子があるようです。
実食レポ「てつおじさん」のチーズケーキ
看板メニューの「てつおじさんのチーズケーキ」がこちらです。
値段は楽天だと1個795円(+送料)です。
※取り寄せは楽天のみ。また1個だけの注文はできず2個以上から注文可能
タイプとしてはスフレチーズケーキです。表面にはてつおじさんだと思われるキャラクターの焼印があります。
今回は2個購入したのですが、2個目はおじさんの顔が消えていました。これはちょっと悲しい。
ちなみにカットするときは、以下のようにカットするとてつおじさんを守れます。
ふわふわで優しい味が印象的
それでは食べた感想を紹介します。
シンプルなスフレチーズケーキで、優しい味わいです。
食感はふわふわで、チーズのしっとり感も若干あります。
ほどよい甘みと、ほどよい酸味でバランスがよく、またやんわりコクと乳味を感じられます。
全体的にあっさりした印象で、1カットならペロッと食べられます。最近流行りのどっしりしたチーズケーキやコンビニ・スーパーのギトギトした菓子パンのような印象はなく、本当に食べやすいチーズケーキという感じです。
強い印象があるわけではありませんが、ふとしかときにまた食べたくなりそうな、そんな優しさがあります。
温めて食べても美味しい
りくろーおじさんのチーズケーキもそうでしたが、てつおじさんのチーズケーキも温めて食べると、できたてのような風味と質感になります。
今回は1カットをレンジで30秒ほど温めました。
するとスフレパンケーキのようなしっとり、ふるふるの食感になります。バターの香ばしい風味も強調されて、まろやかな味になります。
値段、カロリーについて
値段 | 楽天:1個795円(+送料) ※取り寄せの場合は2個から購入可能 |
サイズ | 18cmほど |
カロリー | 1個:1066kcal |
日持ち | 冷凍で30日、解凍後冷蔵庫で2日 |
チーズケーキはどこで買えるか?
現在は福岡の店舗と楽天市場で購入できます。
※各店舗の詳細はこちら
てつおじさんの公式サイトと評判を見る
評判、口コミをチェックするならこちら
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「てつおじさん」と「りくろーおじさん」との違い、比較
おじさんのチーズケーキといえば、やはり「りくろーおじさん」を思い出さずにはいられません。
りくろーおじさんは大阪難波に本店がある洋菓子屋です。こちらの看板メニューが「焼きたてチーズケーキ」です。
このチーズケーキが販売された1980年の後半は焼き菓子チーズケーキがちょっとしたブームになったといいます。
そんなりくろーおじさんのチーズケーキがこちら。
※【りくろーおじさん】の焼き立てチーズケーキを実食レポ|アップルパイやその他のスイーツも
そしててつおじさんのチーズケーキがこちら。
どちらもスフレタイプのチーズケーキで、表面にはキャラクターの焼印があります。
一方でりくろーおじさんは底の部分にレーズンが入っていますが、てつおじさんはありません。
りくろーおじさんは1984年にチーズケーキを大阪で販売しました。店名を「りくろーおじさんの店」に統一したのは平成1年1月(1989年)以降とのことです。
てつおじさんは、公式サイトによれば、1990年に『「てつおじさんのチーズケーキ」とネーミング』と記載されています。
違いをまとめる以下のとおりでしょうか。
てつおじさん | りくろーおじさん | |
値段 | 795円(取り寄せ) | 765円 |
サイズ | 6号 | 6号[18cm] |
本店 | 福岡次郎丸 | 大阪・難波 |
販売開始時期 | 1990年に てつおじさんとして販売 |
1984年 |
タイプ | スフレチーズケーキ | スフレチーズケーキ |
特徴 | 温めて食べることもできる | レーズンを使用。 温めて食べることもできる |
両店が「おじさん」というワードを使いはじめたのが同時期であり、具体的な日付がわからないので、どちらが先に「おじさん」を入れたのかはわかりません。一方でどちらかが、どちらかに影響を与えたことは間違いないでしょう。
ちなみに現在よく見られるスフレチーズケーキを開発したのは、関西の巨匠としられる故安井シェフだとされています。安井シェフは関西では「おやじ」と親しみを込めて呼ばれていたそうです(https://shop.cake-cake.net/ToshiYoroizuka/select_item.phtml?CATE3_ID=34&tag_id=13&search_type=tag_search)。
安井シェフのチーズケーキを再現したチーズケーキは、現在トシ・ヨロイヅカが「親父のチーズケーキと呼ばせて下さい」という商品名で販売しています。
【トシ・ヨロイヅカ】の絶品お取り寄せスフレチーズケーキ「親父のチーズケーキと呼ばせて下さい」実食レポ
関西でスフレチーズケーキの原型を作った人は「おやじ」と呼ばれていました。大阪で人気のスフレチーズケーキは「りくろーおじさん」です。福岡で人気のスフレチーズケーキは「てつおじさん」です。
スフレチーズケーキにおじさんが多いのは偶然でしょうか。
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