【てつおじさんの店】チーズケーキを実食|りくろーおじさんとの比較も

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おじさんのチーズケーキといえば、大阪難波に本店を置く「りくろーおじさん」が有名ですが、実は別のおじさんチーズケーキもあります。

それが今回紹介する「てつおじさんのチーズケーキ」です。

てつおじさんのチーズケーキを販売しているのは「てつおじさんの店」です。そのまんまです。

今回は楽天市場で購入しましたが、実店舗が福岡県に4店舗があります。

本店は福岡県の次郎丸です。

他にも博多マルイや姫浜、イオン乙金にあります。

「てつおじさんの店」の看板メニューはもちろんチーズケーキなのですが、店舗にはマドレーヌやカップケーキなどの焼き菓子があるようです。

目次

実食レポ「てつおじさん」のチーズケーキ

看板メニューの「てつおじさんのチーズケーキ」がこちらです。

てつおじさんのチーズケーキ (15)
てつおじさんのチーズケーキ (3)
てつおじさんのチーズケーキ (4)
てつおじさんのチーズケーキ (4)
てつおじさんのチーズケーキ (9)

値段は楽天だと1個795円(+送料)です。
※取り寄せは楽天のみ。また1個だけの注文はできず2個以上から注文可能

タイプとしてはスフレチーズケーキです。表面にはてつおじさんだと思われるキャラクターの焼印があります。

今回は2個購入したのですが、2個目はおじさんの顔が消えていました。これはちょっと悲しい。

てつおじさんのチーズケーキ (14)

ちなみにカットするときは、以下のようにカットするとてつおじさんを守れます。

てつおじさんのチーズケーキ (8)

ふわふわで優しい味が印象的

それでは食べた感想を紹介します。

シンプルなスフレチーズケーキで、優しい味わいです。

食感はふわふわで、チーズのしっとり感も若干あります。

ほどよい甘みと、ほどよい酸味でバランスがよく、またやんわりコクと乳味を感じられます。

全体的にあっさりした印象で、1カットならペロッと食べられます。最近流行りのどっしりしたチーズケーキやコンビニ・スーパーのギトギトした菓子パンのような印象はなく、本当に食べやすいチーズケーキという感じです。

強い印象があるわけではありませんが、ふとしかときにまた食べたくなりそうな、そんな優しさがあります。

温めて食べても美味しい

りくろーおじさんのチーズケーキもそうでしたが、てつおじさんのチーズケーキも温めて食べると、できたてのような風味と質感になります。

てつおじさんのチーズケーキ (17)

今回は1カットをレンジで30秒ほど温めました。

するとスフレパンケーキのようなしっとり、ふるふるの食感になります。バターの香ばしい風味も強調されて、まろやかな味になります。

てつおじさんのチーズケーキ (13)

値段、カロリーについて

値段 楽天:1個795円(+送料)
※取り寄せの場合は2個から購入可能
サイズ 18cmほど
カロリー 1個:1066kcal
日持ち 冷凍で30日、解凍後冷蔵庫で2日

チーズケーキはどこで買えるか?

現在は福岡の店舗と楽天市場で購入できます。

※各店舗の詳細はこちら

てつおじさんの公式サイトと評判を見る

評判、口コミをチェックするならこちら

「てつおじさん」と「りくろーおじさん」との違い、比較

おじさんのチーズケーキといえば、やはり「りくろーおじさん」を思い出さずにはいられません。

りくろーおじさんは大阪難波に本店がある洋菓子屋です。こちらの看板メニューが「焼きたてチーズケーキ」です。

りくろーおじさん チーズケーキ (2)

このチーズケーキが販売された1980年の後半は焼き菓子チーズケーキがちょっとしたブームになったといいます。

そんなりくろーおじさんのチーズケーキがこちら。

【りくろーおじさん】の焼き立てチーズケーキを実食レポ|アップルパイやその他のスイーツも

そしててつおじさんのチーズケーキがこちら。

どちらもスフレタイプのチーズケーキで、表面にはキャラクターの焼印があります。

一方でりくろーおじさんは底の部分にレーズンが入っていますが、てつおじさんはありません。

りくろーおじさんは1984年にチーズケーキを大阪で販売しました。店名を「りくろーおじさんの店」に統一したのは平成1年1月(1989年)以降とのことです。

てつおじさんは、公式サイトによれば、1990年に『「てつおじさんのチーズケーキ」とネーミング』と記載されています。

違いをまとめる以下のとおりでしょうか。

てつおじさん りくろーおじさん
値段 795円(取り寄せ) 765円
サイズ 6号 6号[18cm]
本店 福岡次郎丸 大阪・難波
販売開始時期 1990年に
てつおじさんとして販売
1984年
タイプ スフレチーズケーキ スフレチーズケーキ
特徴 温めて食べることもできる レーズンを使用。
温めて食べることもできる

両店が「おじさん」というワードを使いはじめたのが同時期であり、具体的な日付がわからないので、どちらが先に「おじさん」を入れたのかはわかりません。一方でどちらかが、どちらかに影響を与えたことは間違いないでしょう。

ちなみに現在よく見られるスフレチーズケーキを開発したのは、関西の巨匠としられる故安井シェフだとされています。安井シェフは関西では「おやじ」と親しみを込めて呼ばれていたそうです(https://shop.cake-cake.net/ToshiYoroizuka/select_item.phtml?CATE3_ID=34&tag_id=13&search_type=tag_search)。

安井シェフのチーズケーキを再現したチーズケーキは、現在トシ・ヨロイヅカが「親父のチーズケーキと呼ばせて下さい」という商品名で販売しています。
【トシ・ヨロイヅカ】の絶品お取り寄せスフレチーズケーキ「親父のチーズケーキと呼ばせて下さい」実食レポ

関西でスフレチーズケーキの原型を作った人は「おやじ」と呼ばれていました。大阪で人気のスフレチーズケーキは「りくろーおじさん」です。福岡で人気のスフレチーズケーキは「てつおじさん」です。

スフレチーズケーキにおじさんが多いのは偶然でしょうか。

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