ケーキやタルト、惣菜を販売している全国チェーンのお店「フロプレステージュ(FLO)」で販売されている「ニボーズ」というチーズを使ったケーキを購入してみました。
- お店:フロプレステージュ
- 商品名:ニボーズ
- 値段:669円(税込み)
FLO(フロプレステージュ)の特徴や商品ラインナップ、歴史など
まずはFLO(フロプレステージュ)がどんなお店なのかについて簡単に説明します。
1886年にフランス・パリで創業
FLO(フロプレステージュ)は1886年にフランス・パリでブラッセリー(お酒と食事が楽しめるお店)としてオープンしました。日本にオープンしたのは1987年で、この年の7月、表参道に本格フレンチレストラン「Brasserie FLO表参道店」としてオープンしました。
今ではショッピングモールや駅ビルにある洋菓子屋のイメージですが、オープン当初は本格フレンチが食べられるお店だったようです。ちなみに同じくフランスで生まれた老舗パティスリーとしてはダロワイヨがありますが、こちらが日本に上陸したのは1982年でした。
フレンチレストランとして営業していた「FLO」ですが、2000年には現在と同じ「FLO Prestige(フロプレステージュ)」が日本橋三越店をオープンしました。現在のような対面で洋菓子と惣菜を販売するようなスタイルは、このときに始まったと考えられます。そして2007年には100店舗を達成しました。
フランスからやってきた洋菓子屋ですが、ケーキのラインナップはショートケーキやモンブラン、チーズケーキ、チーズタルト、ミルクレープなど日本人に馴染み深いものが多く、惣菜についてもラザニアやパテがある一方で、グラタン、ハンバーグ、ミートソースなど、洋食屋の定番メニューもあります。日本人の味覚や嗜好に寄り添ったものを、庶民的な価格で提供しているお店となっています。
さて、そんなフロで購入したニボーズというちょっと変わった名前のチーズケーキを紹介します。
苺、ブルーベリーのレアチーズケーキ
表面には果物とクリームをトッピング。果物は苺、ブルーベリー、グリオットチェリーが使われています。
その下にスポンジ生地、真ん中はレアチーズクリームで、一番下はスポンジ生地です。後ろ側にもたっぷりクリームが使われています。
実際のケーキの様子を撮影した動画もあります。
レアチーズケーキでありながらショートケーキのような華やかさと上品さがあります。レアチーズなので、ショートケーキのようなたっぷり生クリームが使われたケーキが苦手な方にもおすすめです。
今回はカットケーキタイプを購入しましたが、ホールサイズもあるようです(ホールサイズは13cmで3348円)。
食べた感想
表面のクリームはミルキーで中間のレアチーズクリームはクリームチーズのコクも感じられます。
スポンジ生地は上がしっとりしており、下はもう少し乾いた感じでふわふわです。クリームや果物の食感と合わさって心地よい食感を演出してくれます。
また味もスポンジの甘さとまろやかさ、レアチーズとクリームと乳製品の風味にベリーの酸味がいいアクセントになっています。おいしいのはもちろん上品さも味わえるケーキとなっています。
フロプレステージュには他にもチーズを使ったスイーツがあります。オーソドックスなベイクドチーズケーキやチーズタルトもあるので、ぜひチェックしてみてください。
以下のページではフロの定番チーズケーキとフロのお店について詳しく紹介しています。ぜひ参考にしていただければと思います。
その他のチェーン店のチーズケーキは以下のページでまとめています。