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大手チェーン系のケーキ屋、洋菓子屋

【C3(シーキューブ)】の北海道フロマージュフォンデュと焼きティラミスについて実食解説

C3(シーキューブ)大手チェーン系のケーキ屋、洋菓子屋

「C3」と書いて「シーキューブ」と読む(厳密にはC³)。「シーキューブ」は、全国のデパ地下に入っている洋菓子屋で、デパ地下が好きな方は一度はみたことがあるのではないだろうか。

今回はこの「C3(シーキューブ)」の人気商品である「北海道フロマージュフォンデュ」と「焼きティラミス」を、お店の解説と一緒に紹介していく。

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C3(シーキューブ)とは?(お店のこだわりや運営会社など)

C3(シーキューブ)

C3(シーキューブ)は全国に約40店を出店するチェーンの洋菓子屋である(店舗一覧)。店舗の多くは伊勢丹や小田急、ルミネといった駅ビル、百貨店、その他エキュートといった駅ナカなど、その店舗のほぼすべてが複合商業施設内にある。

つまり一般的なケーキ屋のような単体の店舗をもっていないわけであり、いわゆるデパ地下系の洋菓子屋だといえる(デパ地下系の洋菓子屋というのは筆者が勝手にそう呼んでいるだけ)。

商品のラインナップはとても豊富で、日持ちし、持ち運びに便利な焼き菓子はもちろんのこと、個人系のケーキ屋に引けを取らない手間暇かかった生菓子、1人前サイズのケーキから3人、4人でシェアできるホールケーキなど、幅広く洋菓子を取り揃えている(シーキューブの商品一覧)。

ラインナップの豊富さと完成度の高さは、モロゾフやアンテノール、ユーハイム、ヴィタメールといった同じくデパ地下系の洋菓子屋ともまったく引けを取らない。

またC3(シーキューブ)は、店舗だけでなくオンラインショップもある。この記事で紹介している「北海道フロマージュフォンデュ」は実店舗限定だが、人気の「焼きティラミス」や冷凍のティラミス、クッキーなどは公式オンラインショップや楽天でも購入できる。(公式オンラインショップ

材料にこだわり、また就農支援も実施している

C3(シーキューブ)は洋菓子に使う材料にもこだわっている。単に高くて質が材料を使っているというわけではなく、地域や酪農家、環境にも配慮している。

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シーキューブが取り組む3つのアシスト その① お客様に喜んでいただけるお菓子作りには、バターやミルクに使われる上質な生乳が不可欠。おいしい生乳を育むには、豊かな環境があってこそ。上質な生乳を育む地の保全活動や酪農業の活性化に、売上の一部を活かすことで酪農をアシストしています。 詳しくは▼ https://www.suzette-shop.jp/c3/farm/ #シーキューブ #C3 #シーキューブのコンセプト #CSR #CSR活動 #スイーツ好きと繋がりたい #スイーツ #お菓子でできること #酪農をアシスト #東京土産 #お菓子 #お土産菓子 #スイーツ  #美味しい #sweets #焼き菓子 #お土産 #甘いもの #おいしい #ケーキ屋 #パティシエ #スイーツ好き #おやつ #北海道 #酪農支援

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たとえば洋菓子に使う乳製品(クリームチーズやマスカルポーネなど)は、北海道で採れた生乳からつくったものを使用している。

しかもシーキューブは、根釧地区の生乳を使った商品を開発し、その売上の一部を就農支援として寄付している。これは毎年多くの酪農家が離職している現状に危機感を持ったことがきっかけだという。

乳製品はフランスやデンマークなどが高品質との評判があり、特にチーズケーキの材料に使うクリームチーズについては、多くのケーキ屋がフランス産やデンマーク産などの外国産を使用している。

一方のシーキューブは日本の材料を使い、しかも生産者の支援にも取り組んでいる。このように日本の材料を使うことは、日本の産業にとっても良いことであるし、また近い場所で生産された材料を使うことは、輸送コストを減らすことにも繋がり、地球環境の保全になる。

少し話がそれるが、フランスの経済学者、ジャック・アタリ氏は、現在のような農業や牧畜の形態が継続するなら、地球は人類が暮らせない場所になると述べている(食の歴史―人類はこれまで何を食べてきたのか)。

環境に配慮せず、安く大量に食料を生産するような態度を続ければ、その先に人類の未来はないということだ。

そしてジャック・アタリ氏は、最悪なシナリオを回避するための手段として個人がやるべきことは「利他的に行動すること」だと主張している。これは他者と自然にとって良いものを消費することが、自分自身のためにもなるという考え方で、「食の利他主義」という言葉で紹介している。

またその具体的な取り組みの1つとして地産地消をあげている。地産地消は、輸送にかかる環境負荷を軽減するので、自然に良い。また国内経済にとっても良いことは間違いない。つまり他人とっても自然にとってもいい取り組みであり、地球の未来のための消費行動というわけだ。

このジャック・アタリ氏の主張にならうのであれば、シーキューブの取り組みは地球の未来にとって良い取り組みだといえる。

もちろん材料にこだわるがゆえにフランス産やデンマーク産の乳製品を使うのは、決して悪いことではない。日本の材料では本場の味を出せないということもあるだろう。海外産の材料を使うことは批判する気は毛頭ない。しかしできれば、地球や日本のことを真剣に考えてくれる企業が増えてくれることを願う。

話が逸れたが、つまりシーキューブは今風の言葉でいうところの、サスティナブルな取り組みを実施しているお店だといえるのだ。

※参考:https://www.suzette-shop.jp/c3/farm/

アンリ・シャルパンティエの系列店

「C3(シーキューブ)」はブランドで、運営しているのは「株式会社シュゼット」という会社だ。シュゼットは同じくデパ地下系の洋菓子屋である「アンリ・シャルパンティエ」と「casaneo(カサネオ)」を運営している。

「アンリ・シャルパンティエ」は全国に99店を展開する大手の洋菓子屋で、以前もこのブログで紹介した。デパ地下では定番のお店なので、デパ地下によく行く人ならご存知だろう。

シーキューブを運営している株式会社シュゼットは、1969年、兵庫県芦屋市にて「株式会社アンリ・シャルパンティエ」として創業した。

順調に業績を伸ばし、1987年に新ブランドとして「C³(シーキューブ)」を宝塚西武百貨店にオープンした(宝塚店は現在閉店)。

2016年に株式会社シュゼット・ホールディングスが設立されて現在にいたる(シュゼットの公式サイト)。

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【実食解説】北海道フロマージュフォンデュ

C3(シーキューブ)を代表するチーズケーキが、この「北海道フロマージュフォンデュ」だ。

人気No.3というこのチーズケーキは、全体がタルト生地で覆われている。簡単にいえば、大きなチーズタルトだ。

タルト生地で全体が覆われている様子は容器のようで、だから”フォンデュ”なのだろう。

C3(シーキューブ) 北海道チーズフォンデュケーキ (12)

箱を開けるとバニラのようなクリームのような香りが立ち込める。何もしなければチーズケーキは基本的に香りはない。だから恐らく、香りを発する何かを使っているのだろう。

まさにフォンデュ

断面は以下の通り。

C3(シーキューブ) 北海道チーズフォンデュケーキ (13)
C3(シーキューブ) 北海道チーズフォンデュケーキ (18)

上層にはホイップクリーム、下はトロトロのチーズクリーム。断面を見ると、タルト生地が容器のようになっているのがわかる。まさにフォンデュだ。フォンデュのようにブロッコリーやベーコンを突っ込むわけにはいかないが。

似たようチーズケーキは他店にもある

実はこのようなチーズケーキは、他店でも発売されている。有名なのは、寿製菓のKANOZA(カノザ)というブランドが発売している「フロマージュ・フォンデュ」という商品だ。

Kanoza フロマージュ・フォンデュ (18)
カノザ(KANOZA、寿製菓)のフロマージュ・フォンデュ
詳細はこちら

同じく全体がタルト生地で覆われており、中身がふわふわでトロトロ。ただし後で説明するが、まったく同じというわけではない。

ザクザクとトロトロを同時に楽しめる

C3(シーキューブ) 北海道チーズフォンデュケーキ
C3(シーキューブ) 北海道チーズフォンデュケーキ (13)

フォンデュというだけあって中身は非常にやわらい。チーズクリームはカスタードクリームに近いぐらいトロトロでふるふるな質感だ。

どれくらい柔らかいかは、以下の動画の2:26あたりをご覧いただければわかると思う。

【C3(シーキューブ)】北海道チーズフォンデュケーキと焼きティミラス

このふるふるでトロトロのチーズケーキを、すくうようにして食べる感じはまさにチーズフォンデュだ。

C3(シーキューブ) 北海道チーズフォンデュケーキ (13)
C3(シーキューブ) 北海道チーズフォンデュケーキ (13)

一方でタルト生地はザクザクしている。普通のクッキーかと思われるくらいザクザクだ。

トロトロとザクザク。食感における緩急がすごい。この真逆の食感を一度に楽しめるのは楽しいものである。

C3(シーキューブ) 北海道チーズフォンデュケーキ (13)

さて味についてであるが、クリームの味は甘さもある一方で酸味も感じられる。この酸味はほどよいもので、バランスを整えてくれている。

またクッキー生地も良い味をしていて、クッキー生地そのものの味がおいしい。バターの香ばしい風味を感じられる。

見た目の楽しさ、食感の楽しさ、そしておいしさ。あらゆる点において高評価をつけたいチーズケーキだ。

KANOZAは「フワッ」、C3は「トロッ」のフロマージュフォンデュ

先に紹介したKANOZA(カノザ)の「フロマージュ・フォンデュ」と比較してみると、まずKANOZAはメレンゲを使ったフワッとした質感のチーズケーキだった。

一方で今回紹介したC3(シーキューブ)のものは、チーズフォンデュを彷彿とさせるクリームに近いチーズケーキだ。

KANOZA(カノザ)はフワッとしたフロマージュフォンデュ。C3(シーキューブ)はトロッとしたフロマージュフォンデュ。

どちらがいいかは完全に好みの問題だが、僕としては今回食べたC3(シーキューブ)のほうが、好きかもしれない、食感の楽しさがあったから。

ホールケーキならではの特別感あるチーズケーキ

C3(シーキューブ) 北海道チーズフォンデュケーキ (11)
C3(シーキューブ) 北海道チーズフォンデュケーキ (13)

最近はカットケーキや手のひらに載るくらいの小さないサイズのケーキが増えている。大手の洋菓子や街のケーキ屋も、1人前サイズのケーキのラインナップを充実させている。

そういった昨今の流れからみると、この「北海道フロマージュフォンデュ」は時代とは逆行しているといえるかもしれないが、やはりこの大きいサイズのケーキには、小さいサイズのケーキにはない特別感と非日常感がある。

この「北海道フロマージュフォンデュ」は、残念ながら取り寄せることはできない。またシーキューブはそれほど店舗も多くない。生菓子なので日持ちもしないし、持ち運びにも気を使う。決して手軽に購入できるものではない。

しかしだからこそ特別感があるともいえる。

孤食の時代、個人の時代。人々が1人で食事をするのが当たり前になっても、こういった大きなサイズのケーキは、これからも存続してほしいと思う。

値段、カロリー、日持ち

C3(シーキューブ) 北海道チーズフォンデュケーキ (4)
C3(シーキューブ) 北海道チーズフォンデュケーキ (19)
値段1500円
カロリー1526kcal
日持ち当日中
製造者・販売者株式会社シュゼット

【実食解説】焼きティラミス

続いてはC3(シーキューブ)の焼きティラミス。

C3(シーキューブ) 焼きティラミス (4)

一般的なティラミスは生菓子であるが、こちらは焼き菓子だ。フィナンシェのような質感のお菓子で、常温保存が可能であり、またある程度日持ちする。手土産にもってこいの商品だ。

今回は4個入(630円)を購入したが、店舗では1個単位で購入も可能だ。

マドレーヌとティラミスを合体させたような焼き菓子

ちなみにこの焼きティラミスは、マドレーヌのような質感の菓子に、生地にマスカルポーネを使い、また中にコーヒーシロップを染み込ませている。ものすごく簡単にいうと、カフェラテ味のマドレーヌだろうか。

C3(シーキューブ) 焼きティラミス (13)

個人店から大手チェーン店まで、多くの洋菓子屋が焼き菓子を販売しているが、このようなティラミスとマドレーヌを合体させた焼き菓子を販売しているのは、おそらくC3(シーキューブ)だけだろう。

C3(シーキューブ) 焼きティラミス (13)
C3(シーキューブ) 焼きティラミス (13)

ちなみにコーヒーは、このために厳選した深煎りコーヒーを使用しているらしい。たしかに、こういった焼き菓子でありながら、深煎りを思わせるビターな風味を楽しむことができた。

しっかりコーヒーの味がするので、コーヒーが苦手な人にはおすすめできないが、コーヒーが好きな方、なによりティラミスが好きな方は十分に楽しめるはずだ。

C3(シーキューブ) 北海道チーズフォンデュケーキ (4)

ちなみに焼きティラミスはお店だけでなく、オンラインショップでも購入することができる。また楽天も公式ショップが販売している。

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