東西線東陽町駅から徒歩3分。大通りを脇道にはいったマンションが並ぶ場所にある1つのケーキ屋がある。それが「エクラデジュール(Éclat des jours)」である。
エクラデジュールは豊洲にもカフェ併設の店舗がある江東区では名の知られたケーキ屋だ。今回はそんなエクラデジュールでベイクドチーズケーキとクロワッサンを購入してきた。
【実食レポ】ベイクドチーズケーキ
ご覧のとおり、とても華やかなチーズケーキである。表面にはホイップクリームとベリーのソース。また土台にはクッキー生地が敷かれている。
パティスリーの華やなチーズケーキは、レアタイプであることが多い。たとえば高円寺のラブリコチェや浜田山のヴォワザン、新江古田のロートンヌなどのチーズケーキはどれも美しいものであるが、どれもレアチーズ系であった。
やはりレアチーズのほうが柔くて扱いやすく、装飾をしたケーキをつくるには使い勝手がいいのだろう。
一方でエクラデジュールはベイクドチーズケーキである。
また中身にもひと手間加えられており、三種のチーズを使っているそうだ。とにかく手間がかかっている。
その味が美味しくないはずがない。
しっかり自立しているのに、カスタードクリームのようになめらかな口溶けである。土台のクッキー生地はとてもザクザクしており食感が楽しい。また風味も豊かでコクもあって味も非常に良い。本当にレベルが高いチーズケーキである。このチーズケーキを買って後悔することがあるはずがない。
エクラデジュールについて(お店の紹介)
「グルメ&トラベラー」というサイトによるとエクラデジュールのシェフを務めるのは中山洋平さんという方だそうだ。(参考:グルメ&トラベラー)
同記事によると中山さんは、実家が砂町で人気のパン屋「ナカヤ」だったそうだ。しかしパン屋が嫌だったので、ケーキの道に進んだという。
中山さんは街のケーキ屋でのアルバイトからスタートし、その後はホテル日航での勤務経験をへて渡仏。帰国後は銀座の「銀座菓楽」や京橋の「ルエールサンク」でシェフを勤めたのち、2014年9月にエクラデジュール(Éclat des jours)を開業し独立を果たした。
本店の東陽町店は、東陽町駅から徒歩3分ほど歩いた場所にある。江東区のマンション街のなかある店舗は、近所の方で賑わっていた。
エクラデジュールは、2020年6月には豊洲に2号店をオープンした。アーバンドックららぽーと豊洲にオープンしたこちらの店舗は、ガラス張りの開放感がある店舗で、カフェスペースも併設している。
華やかなケーキが並ぶ
他のケーキ屋もそうであるが、やはり渡欧経験があるシェフが作るケーキはどれも華やかだ。
エクラデジュールも、微細な装飾を施したケーキや多層構造のケーキなど、細かい工夫が加えられたケーキがずらりと並んでいる。どれも見た目、食感、味、香りを楽しませてくれるケーキであり、なんども通いたくなるお店だ。
店内は撮影NGとのことで、ショーケースの様子などはお見せできないが、いくつかの商品の写真はお店のインスタグラムやグルメサイトなので確認できる。
また焼き菓子も販売しており、今回はチーズクロワッサンも購入した。もちろん美味しい。
公式サイトやお店のSNS、口コミ検索など
- お店の公式サイト
- 公式Instagram
- 公式Facebook
- 東陽町店のマップ
- 食べログ(東陽町本店)
その他、当ブログの関連記事
エクラデジュールのシェフが以前勤務していた京橋のルエールサンクはこちら。
また同じく江東区の門前仲町にあるケーキ屋も。
その他、個人のケーキ屋は以下のページでまとめている。