近所のスーパー（サミット）で見つけた秋のスイーツ。「えびすかぼちゃのチーズケーキモンブラン」を今回は紹介する。
製造・販売しているのはカンパーニュという中小のスイーツメーカーだ。
株式会社カンパーニュが製造
株式会社カンパーニュはチルドスイーツや焼き菓子などを製造・販売している会社だ。会社のサイトをみた感じ、それほど大きくない会社のようだが、ティミラスプリンやチョコプリン、ロールケーキ、その他、フィナンシェなど、実にたくさんスイーツを製造している（カンパーニュの商品一覧）。
しかし、どれ1つとしてこれまでみかけたことがない。そしてカンパーニュのスイーツをこのブログで取りあげるのは今回が初めてだ。
またSNSでカンパーニュのスイーツのレビューをみかけたことはない。近所のスーパーでもカンパーニュのスイーツはあまりみかけない。
まだまだ小さい会社で知名度が低く、スーパーでの取り扱いが少ないのだろう。もしくは筆者の近所のスーパーにないだけなのかもしれない。
それにしても、スーパーの洋菓子コーナーはドンレミー、不二家、モンテール、プレシアなど、大手メーカーの寡占状態になっている。
もちろんこれらの大手メーカーのスイーツは美味しいし、定期的に新商品が投入されるので、飽きることはない。しかしながら、どうせならいろいろなメーカーのスイーツがあるほうが、多様性があって購入者としては面白いのだが、と非常に勝手ながら思っている。
【実食解説】えびすかぼちゃのチーズケーキモンブラン
さて、ここからは「えびすかぼちゃのチーズケーキモンブラン」について解説していく。
ベイクドチーズケーキの上に、えびすかぼちゃのムースをのせて、モンブラン風にしたスイーツだ。写真だとわかりにくいが、ムースの下がベイクドチーズケーキになっている。
値段は248円。スーパーのスイーツとしてはちょっと高めではあるが、結構ボリュームがあるし、濃厚で食べごたえもあるので、相応だと僕は感じる。
ちなみに「えびすかぼちゃ」とは、「かぼちゃ」と聞いてまず想像する、一番オーソドックスなタイプのかぼちゃだ。
それにしても「かぼちゃのモンブラン」というのはめずらしい。モンブランといえばご存知の通り、栗を使ったものが一般的だ。
たとえば焼き立てチーズタルト専門店のBAKEは、チーズタルトの上にマロンのモンブランをのせたスイーツを販売していた。こちらはそのままマロンを使ったモンブランであった。
しかし今回はかぼちゃのモンブランという変化球だ。なぜ栗のモンブランのチーズケーキではなく、あえて、かぼちゃのモンブランのチーズケーキにしたのだろうか。狙ってのことだったのだろうか。
ちなみにかぼちゃとチーズケーキの組み合わせは珍しいものではなく、季節問わずよく見かける。
大人から子供まで楽しめるわかりやすい美味しいスイーツ
さて味については、一言でいえば、わかりやすい美味しいスイーツだった、となる。わかりやすいというのは、一口食べた瞬間、直感的に美味しいと思える味だった、という意味だ。複雑な味だったり、クセだったりがなく、食べやすい味なのだ。
表面のえびすかぼちゃのムースはふわっとした口当たりで、かぼちゃのまろやかな甘味を存分に感じられる。
その下のチーズケーキはねっとりしていて濃厚で、けっこう食べごたえがある。ローソンのバスチーにも近い質感で、重量感も感じられる。
複雑さがなく、ストレートに美味しいと感じられる味ではあるが、一方で単調だと感じる人もいるかもしれない。また濃厚さもあるので、人によってはくどいと感じる可能性もある。
それでもこのわかりやすい味は、子供から大人まで楽しめるものであり、偉そうなことを言わせてもらえば、スーパーのチーズケーキとしてはまったく問題ないし、十分すぎるくらいのクオリティなのではないかと思う。
値段、カロリー、商品説明など
値段 248円 カロリー 288kcal 製造者・販売者 株式会社カンパーニュ
えびすかぼちゃを使用した濃厚な焼きチーズケーキにクリーム、えびすかぼちゃ餡のクリームをしぼりました。かぼちゃのタネで仕上げた至高のかぼちゃケーキです。
公式サイト商品説明より
