KAKA(カカ)は福岡にあるチーズケーキと洋菓子の専門店です。
ネットでの販売にも積極的で、楽天やBASEでも販売しています。
今回は楽天で、次の3品を購入しました。
- 濃厚チーズケーキ4種食べ比べセット
- バスクチーズケーキ
- ホワイトチョコチーズケーキ
それぞれどんなチーズケーキなのか紹介していきます。
濃厚チーズケーキ4種食べ比べセット

まずは濃厚チーズケーキ4種セット。これはKAKAが販売しているチーズケーキのうち、4種類が1切れずつ入ったアソートです。







内訳は、以下のとおり。
- KAKA(4種のチーズを使用した濃厚なチーズケーキ)
- KAKA premium(チョコチップをのせたチーズケーキ)
- ショコラ(チョコレートチーズケーキ)
- ニューヨークチーズケーキ(土台の黒いクッキー生地を使用)
どれも二口か三口くらいで食べられる大きさです。チーズケーキ専門店KAKAのチーズケーキを存分に楽しめるアソートになっています。
ちなみに最近では、ニューヨークチーズがなくなり、代わりにラズベリーニューヨークチーズケーキになっているようです。
どれにも一様に濃厚で、チーズや、その他の乳製品の生クリームやサワークリームなどの味をしっかり味わえる一品です。
1つずつ簡単に紹介します。
KAKA(濃厚で口どけのよいベイクドチーズケーキ)

KAKAの看板商品だという「KAKA」というチーズケーキは、4種類のチーズを使い、濃厚さと口どけにこだわっているそうです。

スフレのような「ふわ」「シュク」という質感も若干あり、たしかに口どけは抜群にいい感じです。
またサワークリームの風味も感じます。クリームチーズだけでは演出できない、乳製品の多彩で、奥行きのある風味を感じることでき、なんともいえない満足感です。
口当たりがやさしいのに濃厚でしっかり満足できる、非常に完成度が高いチーズケーキです。さすがチーズにこだわったお店です。
ショコラ(チョコレートのチーズケーキ)

続いてはチョコレートのチーズケーキです。
チョコレートを使ったチーズケーキはとくに珍しいものではありませんが、KAKAのものは、他とは違います。
チョコレートのチーズケーキは、生地にチョコレートがまぜてあるだけのものがほとんどなのですが、KAKAは表面をチョコレートでコーティングしているのです。なんとも贅沢な一品です。
フォークをさすと、表面がパリッと割れます。



普通のチョコレートの層と、チョコレートのチーズケーキのどちらも楽しめる、なかなか珍しいチョコレートチーズケーキです。ちなみにこちらはホールでも購入できるようです。
KAKAプレミアム(チョコチップを使ったチーズケーキ)

表面にチョコチップ、ボトムはココア風味のスポンジ、さらに生地のなかにもチョコチップをまぜたチョコチップづくしのチーズケーキです。
先に紹介したしっとり濃厚なチーズケーキに、さらにチョコチップのビターな風味とザクザク感が楽しめます。食感も味も多彩な、にぎやかなチーズケーキです。


ニューヨーク(チーズ感を抑えた食べやすいチーズケーキ)

一見普通のチーズケーキですが、「チーズの濃度をおさえて、生地は食べやすく下にはココア風味のボトムと上には小麦粉(北海道産ドルチェ)、きび糖、バターで作ったシュトロイゼルをのせて焼き上げた商品」とのこと。
先に紹介したチーズケーキはどれもチーズの味を存分に楽しめる濃厚系チーズケーキでした。一方でこちらの「ニューヨーク」という商品は、あえてチーズの濃度を抑え、またきび砂糖を使い、食べやすさを重視しています。
さすがチーズケーキ専門店です。チーズ感を前面に押し出したチーズケーキだけでなく、チーズがそれほど得意ではない人も楽しめるケーキを置いています。


たしかにこれまで紹介したチーズケーキに比べると、若干、濃厚さは抑えてあります。また少し酸味があって、全体的に爽やかで軽めの印象です。
これはこれで、非常に魅力的なチーズケーキで、こちらぜひ一度食べてもらいたい一品です。
ホワイトチョコ(ホワイトチョコを贅沢に使ったチーズケーキ)
続いてはホワイトチョコを使ったチーズケーキです。今回はホールで購入しました。






ホワイトチョコをまぜたチーズケーキに、ホワイトチョコのコーティングを施した、手間暇かかったチーズケーキです。
ここまで贅沢にホワイトチョコを使ったチーズケーキは前代未聞
ホワイトチョコを材料の一部に使用したチーズケーキはよくあるものです。たとえば有名なMr. CHEESECAKEは材料の一部のホワイトチョコを使用しています。他にも、以前当ブログで紹介したル・コキヤージュのチーズケーキもホワイトチョコを使用していました。


上記のチーズケーキのように、隠し味、あるいは風味づけにホワイトチョコを使用するチーズケーキは、いくつかもみてきました。
一方で、今回のような、ホワイトチョコを前面に押し出したチーズケーキは初めてです。

ホワイトチョコが好きな人にはもちろんのこと、チーズケーキも好きな人にとってはたまらないケーキです。
ちなみにタイプとしては、ベイクドチーズケーキです。
カットするときは注意
このチーズケーキですが、表面がチョコレートのコーティングがあるので、カットするときには注意が必要です。というより、かなり難しい。何も注意せず、いつもどおりカットしたら、表面のコーティングがバリバリになってしまい、ややみすぼらしい感じになってしまいました。




それでも味は、めちゃくちゃ美味しいです。
非の打ち所なし、美味しいチーズケーキ



ホワイトチョコをまぜているからなのか、チーズケーキは独特な質感がある。非常にねっとりしていて、弾力があり、食べごたえがあります。ホワイトチョコが奏でる「パリッ」という音がとてもいいアクセントになっており、触覚(口当たり)も聴覚も楽しいチーズケーキです。
味ももちろんよく、濃厚なチーズケーキと、濃厚なホワイトチョコの両方を楽しめます。ホワイトチョコは、菓子用に使う濃厚なクーベルチュールを使っているそうで、深みのある味を楽しめます。
カットに失敗して見栄えが微妙ですが、味、風味、食感はまったく非の打ち所がない美味しいチーズケーキです。濃厚系が好きでかつ、ホワイトチョコが好きなら絶対食べるべき一品です。

バスクチーズケーキ
最後はバスクチーズケーキです。







表面をガッツリ焦がした、トラディショナルなバスクチーズケーキです。
2018年頃から日本で流行っているバスクチーズケーキですが、最近のバスクチーズケーキは、表面がたいして焦げていないものも多く、なんちゃってバスクチーズケーキが多いように思います。
一方でKAKAのバスクチーズケーキは、表面をガッツリ焦がした「これぞバスクチーズケーキ」というバスクチーズケーキです。断面をみると、このバスクチーズケーキが、いかにしっかり表面を焦がしているかがわかると思います。焦げの幅が数センチあります。
ここまで勇気を出して、ガッツリ表面を焦がしたバスクチーズケーキを作ってくれたことには、もうまったく称賛しかありません。


ご覧のとおりですが、しっかり焦げの味がします。かなりしっかりです。この焦げの味は好き嫌いが分かれそうですが、ぜひとも一度味わってもらいたい。
バスクチーズケーキの魅力を存分に楽しめるバスクチーズケーキ




バスクチーズケーキ特有の厚みのある、重量感のある味わいを、この焦げの苦味がこれでもかというほどに引き立ています。焦げがアシスタントになり、チーズケーキ本体の風味、旨味がぐっと前にでてくる、この協調関係をここまで堪能できるバスクチーズケーキは、なかなか少ないのではないかと思います。それを感じられるだけでも、一食の価値はあります。
「これがバスクチーズケーキ本来の魅力か」とバスクチーズケーキの魅力を再認識させてくれる、バスクチーズケーキです。
KAKAについて

前述のとおり、KAKAは福岡にあるチーズケーキの専門店です。オープンしたのは2017年3月で、一号店は、福岡市大名店です。現在は、西新、桜沢にも店舗があり、合計3店舗あります。
KAKAという店名は、「CAKE」の語源であるスカンジナビア語の「KAKA」の由来しているそうです。これは「ケーキの基本は材料にあり」という基本を忘れないために、ケーキの語源、基本となる言葉を使用したとのことです。
KAKAは、今回紹介したチーズケーキ以外にも、バターサンドやチーズプリンなど、様々なチーズスイーツを販売しています。
店舗にはさらにいろいろな種類のチーズケーキがあるようです。
どれも材料に非常にこだわっており、また保存料も使用していないそうです。
とくに驚いたのは生クリームで、生クリームは北海道産だけでなく、鹿児島産を使うこともあるそうです。鹿児島で生クリームを製造しているなんて初めてしりました。
そしてもちろんチーズや卵、小麦粉にもかなりこだわりがあるようです。そのこだわりがあるからこそ、人気があるのでしょう。
お店の公式サイトやお店のSNS
- お店の公式サイト
- Googleマップ(西新店、口コミなども見られます)
- お店のInstagram
- 食べログ(西新店)
- 楽天のページ
- baseのページ
- Instagramで「#チーズケーキKAKA」を検索
その他、当ブログの関連記事


バスクチーズケーキのおすすめはこちら。

ホワイトチョコレートを使ったチーズケーキはこちら。


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