心斎橋の、いわゆるアメリカ村と呼ばれるエリアのあるカフェ「Planet3rd(プラネットサード)」で、チーズケーキを食べたのですが、なんとこのカフェにあるのは「マンハッタンチーズケーキ」という何やら聞き慣れないものでした。
実態に食べたので、他店のチーズケーキと比較しながら紹介します。
Planet3rdの「マンハッタンチーズケーキ(650円)」について(食べた感想)
マンハッタンチーズケーキがこちら。
650円で、値段はカフェ価格ですが、大きなバニラアイスとベリーソースのトッピングがあります。
あとで詳しく掘り下げますが、多分、卵の黄身を使っておらず、そのため口当たりがやさしく、またクリームチーズや生クリームなどの乳味をしっかり感じられる味です。
また食感が特徴的で、普通のチーズケーキにはホロホロ感、モッチリ感みたいなものがあります。真っ白なベイクドチーズケーキは他のではなかなか見られないので、機会があったらぜひ食べてもらいたい一品です。
マンハッタンチーズケーキとは何か?
それにしてもマンハッタンチーズケーキとは何なのでしょうか?
店舗メニューにはとくに説明はありませんでしたが、同じ名前のチーズケーキは、Planet3rdの系列店であるWIRED CAFE(ワイアードカフェ)にもありました。
以下の写真はWIRED CAFE(ワイアードカフェ)のマンハッタンチーズケーキです。チーズケーキの色もバニラアイスとミントとベリーソースのトッピングも同じです。
一方で、Planet3rdとWIRED CAFE以外でマンハッタンチーズケーキをみかけたことはありません。おそらくPlanet3rdとWIRED CAFEを運営する「CAFE COMPANY」という会社が提供しているオリジナルのチーズケーキなのでしょう。
一般的なチーズケーキとの違いといえば、ベイクドチーズケーキなのに真っ白なことではないでしょうか。
一般的にベイクドチーズケーキは生地を固める材料として全卵を使うので、全体的にクリーム色になります。チーズケーキと聞いてパッと思い出すものはだいたいクリーム色をしていると思いますが、それは全卵、とくに卵黄によるものなのです。
一方でマンハッタンチーズケーキは真っ白。
メニュー表の「卵」を使用しているとの記載があるので確かに卵は使っているのですが、おそらく黄身は使用せず、白身だけを利用しているのだと思います。もしくは全卵を使用しているが乳製品の分量が多くて、白くなっているか。
いずれにしてもマンハッタンチーズケーキの特徴は「ベイクドチーズケーキなのに白い」という点にあるのではと思います。
ちなみに前述のとおり、食感も少し独特で、一般的なベイクドチーズケーキにあるようなモフモフした感じや、ねっとりした感じではなく、ホロホロした感じがマンハッタンチーズケーキにはありました。
「マンハッタンチーズケーキとは何か?」という問いに私なりに回答するなら「白くてホロホロした食感が楽しめるベイクドチーズケーキ」となります。
ちなみに同じく地名を冠したチーズケーキとして「ニューヨークチーズケーキ」があります。そして「マンハッタン」はニューヨーク州のニューヨーク市のなかにあります。
つまりマンハッタンとニューヨークは同じ場所なのです。
マンハッタンチーズケーキは、ニューヨークチーズケーキと名付けることもできるわけですが、そこをあえて”マンハッタン”チーズケーキにしたには、語感が良くて目新しさがあるからでしょうか。真意はわかりません。
真っ白なベイクドチーズケーキは他の店にもあった
ちなみに真っ白なベイクドチーズケーキは、渋谷の「café 1886 at Bosch」と「桜丘カフェ」でみかけたことがあります。これらの店では白いチーズケーキをシンプルに「チーズケーキ」という名前で販売していました。
どちらもホロホロした口当たりだったのだが、こちらも白身だけを利用して作っているのでしょうか。
また石橋かおりさんの『ベストオブチーズケーキ!』というレシピ本のなかには、”ベイクドレアチーズケーキ”という白いチーズケーキが紹介されています。
これは卵白で作るベイクドチーズケーキであり、レアのような、ベイクドのような食感を楽しめるチーズケーキとして紹介されています。
”ベイクドレアチーズケーキ”という呼び方は、このレシピ本のなかでしかみたことがありませんが、WIRED CAFEや桜丘カフェの白いベイクドチーズケーキが、このレシピ本を参考にしている可能性はゼロではないでしょう。
Planet3rd(プラネットサード)について(店内の様子、メニューなど)
今回利用したお店「Planet3rd(プラネットサード)」について、最後に少し紹介します。
先にも少し紹介しましたが、「Planet3rd(プラネットサード)」はCAFE COMPANYという会社が運営しているカフェです。「Planet3rd」という名前のアパレルのブランドがありますが、そちらとは関係ありません。
CAFE COMPANYは他にもWIRED CAFE(ワイアードカフェ)やフタバフルーツパーラー、PUBLIC HOUSEなど、色々なブランド(お店)を運営しています。
※CAFE COMPANYのブランド一覧
どのお店もわりと雰囲気が似ており「CAFE COMPANYっぽいな」と思うとだいたいそうだったりします。
WIRED CAFE(ワイアードカフェ)とPUBLIC HOUSEにもチーズケーキがあります。
Planet3rdの店舗は心斎橋に
Planet3rdの話に戻ります。
Planet3rdは、以前は東京の高円寺にもあったのですが、現在は心斎橋の1店舗のみです(閉店した高円寺店の食べログはこちら)。
心斎橋店は駅からもほど近く、ハートンホテルの1階にあるキレイな店舗です。
電源やWi-Fiもあり、席も広々としており、とても居心地の良いカフェです。昼間に訪問したのですが、近所のアパレルの方と思われるおしゃれな身のこなしの人たちがたくさん利用していました。
もちろんケーキだけでなく、ガパオライスのようなご飯メニューもあります。
夜はアルコールもあるとのこと。テーブル席はもちろんのこと、一人で利用しやすいカウンター席も充実していました。モーニングからディナー、ちょっとした作業や軽いミーティン、軽い飲み会まで、幅広い用途で利用できるカフェです。
お店の公式サイトやお店のSNS、口コミ検索など
- 公式サイト(メニューもこちらで確認できます)
- 公式Facebook
- お店の地図(Googleマップ)
- 食べログ
- 営業時間はお店のFacebookを確認してください
- 住所:〒542-0086 大阪府大阪市中央区西心斎橋1丁目5−24 1F