アトレやエキュートといった駅から近い場所に出店をしているオシャレな洋菓子屋「Quatre(キャトル)」。
今回はこのキャトルで購入したバスクチーズケーキと焼き菓子を紹介していく。
Quatre(キャトル)について(店内の様子、メニューなど)
最初に少しキャトルについて紹介する。
商業施設をメインに9店舗を展開
キャトルは、東京を中心に9つの店を構える中規模チェーンの洋菓子屋である。
本店は学芸大学から徒歩15分ほどの柿の木坂という場所にある(柿の木坂本店のマップ)。こちらの本店と成瀬店は、独立した店舗で喫茶スペースがある。
※キャトル成瀬店のストリートビュー。独立した店舗
その他の店舗は駅構内(改札内外)や百貨店にあり、今回利用した品川店は改札内だ。他はアトレや東急百貨店など商業施設内にある。
こういった商業施設をメインに出店している菓子屋のことを筆者は「デパ地下系洋菓子店」と呼んでいる。たとえばモロゾフやユーハイム、Top’sがそれにあたる(デパ地下系洋菓子屋一覧)。
キャトルはデパ地下にあるわけではないが、いわゆるデパ地下系洋菓子店だといえるだろう。
※キャトルの店舗一覧
キャトルといえば「うふプリン」が有名
キャトルで有名な商品といえば、やはり「うふプリン」だろう。これは卵の殻を利用してつくったプリンであり、メディアにも紹介されることがある。大量に購入していくお客さんを見かけたので、人気商品なのだろう。
今回は予算の関係上購入できなかったので写真がないが、インスタグラムで検索してみるすぐにみつけることができる。
またチーズケーキはいくつか種類があって、生菓子タイプと焼き菓子タイプのチーズケーキがある。
その他、焼き菓子や生菓子など、洋菓子屋にある定番のものは全部揃えており、総合洋菓子屋だといえる。
ちなみに商品の一部はネットで取り寄せ可能だ。ネットではロールケーキや焼きチーズ(焼き菓子タイプのチーズケーキ)、生チョコ、バウムクーヘンなどが売られている(キャトルのネットショップ)。
キャトルのチーズケーキについて
前述のとおり今回は3種類のチーズケーキを購入した。内訳は以下のとおりである。
- バスクチーズケーキ(生菓子)
- フロマージュ(焼き菓子タイプ)
- 焼きチーズ(焼き菓子タイプ)
ネットの情報だと、他にも生菓子のベイクドチーズケーキがあるようなのだが、今回はみつけられなかった。
ひとまず今回購入したものを順に紹介していく。
バスクチーズケーキ(550円)
まずはバスクチーズケーキから。
バスクチーズケーキは2018年頃からブームになったチーズケーキだ。スペインとフランスにまたがる「バスク地方」という場所で見られるチーズケーキであることから、バスクチーズケーキと呼ばれるようになった。
タイプとしてはベイクドチーズケーキなのだが、焦げた表面とクリームチーズや生クリームの使用量が多いことなどが特徴である。もちろん例外もあるが。
以下の写真は他店のバスクチーズケーキである。
バスクチーズケーキがどんなチーズケーキなのかについては、以下のページを参考にしていただければと思う。
2020年頃にひとまずブームは落ち着いた感があるが、いまだに人気があって販売しているお店はけっこう多い。キャトルもその1つだ。
キャトルのバスクチーズケーキは、オリジナルに忠実な、ブーム当初によく見たタイプのものだ。嫌味な言い方をすればオーソドックスな、普通のバスクチーズケーキである。
しかし味は美味しい。そして食感もいい。
バスクチーズケーキ特有の濃厚さ、味の奥深さ、そして舌触りの良さを感じさせてくれる。特筆すべき点があるわけではないが、とても美味しいバスクチーズケーキだ。
キャトルフロマージュ(330円)
続いては焼き菓子タイプのチーズケーキ「キャトルフロマージュ」だ。
4種のチーズを使っており、また表面にはオレンジが。土台にはクッキー生地が添えられている。
常温保存できる焼き菓子タイプのチーズケーキなので、クリーム感はない。しかしチーズのねっとり感と風味の良さを存分に楽しめる。
焼き菓子タイプのチーズケーキは、菓子パンに近いものが多く、チーズの味や風味が弱いものが多い。ゆえにあまり期待していなかったのだが、キャトルのこのチーズケーキはしっかりチーズの風味を感じられてとても美味しかった。ねっとりしていて、しっかりチーズケーキの食感になっているのだ。
「また食べたい」と心から思ったチーズケーキである。
ちなみにこのキャトルフロマージュは、先に紹介したブラウニーとセットで売られている。ブラウニーにも非常に美味しく、このセットをもらったら最高に嬉しいのではないかと思った。
焼きチーズ(162円)
最後にこちらは小さい焼き菓子系チーズケーキだ。
こちらはどちらかといえば、スポンジケーキや菓子パンに近い。ふわふわした食感に、すっとチーズの風味が入る感じである。手のひらに納まるくらいの小さなケーキなので、とても食べやすい。
6個詰めなどで販売しているので、人数が多い対象への手土産にちょうど良さそうである。
ただし、筆者としては先のスティックタイプのチーズケーキのほうが、チーズケーキ感があって好きである。
公式サイトやお店のSNS、口コミ検索など
以下は本店のストリートビュー
※口コミ検索はこちら