風月堂といえば、ゴーフルはラングドシャなど、手土産にちょうどいい焼き菓子が有名なのですが、実はチーズケーキもあります。(カフェ併設の店舗のみ)
ちなみに風月堂は神戸風月堂や上野風月堂など色々ありますが、それらは基本的に風月堂総本店の暖簾分けのお店だそうです。ただし勝手に風月堂を名乗っているお店もあるとのこと。
風月堂の歴史の話は後述するとして、まずはについて紹介します。
「東京風月堂」のブルーベリーチーズケーキについて
老舗の洋菓子にまさかチーズケーキがあるなんて。
ということで注文。
メニューと実物をみる限り、普通のベイクドチーズケーキのようです。
トッピングには生クリームとブルーベリー。
チーズケーキのトッピングとしては良くあるものなのですが、トッピングの仕方が非常にオシャレです。
さすが創業140年の老舗。チーズケーキにも気品があります。
酸味が目立つ上品な味わい
それでは実食といきます。
第一印象は、
甘さ控えめ……。
口入れてまず感じるのは酸味。
レモンのような、ヨーグルトのような爽やかな酸味が吹き抜けていきます。
その後にふわっと現れるのが甘味。
これは上品。
だいたいのチーズケーキは、第一印象が「甘い」になるのものですが、東京風月堂のチーズケーキは「酸味」から感じます。
ここからも老舗の気品を感じられるような気がします。
食感の印象は「しっとり」。
若干もふっとした感じも。
また土台のクッキー生地は柔らかめ。ザクザク感はなくしっとりタイプですが、ほのかに感じるバターの風味はいいアクセントになっています。
一方で背面のタルトになっている部分はけっこう厚め。
こちらもザクザクはしておらず、もそもそした食感です。
しかしながら歯ごたえのある食感は、チーズケーキを盛り上げてくれます。
最後まで楽しくいただけます。
値段とメニューの解説
しっとりしたベイクドチーズケーキにブルーベリーとクリームをトッピングしました
店舗メニューより
値段 | 500円 |
メニュー名 | ブルーベリーチーズケーキ |
チーズケーキのジャンル | ベイクドチーズケーキ |
カロリー | 記載なし |
味や食感などの詳細
甘さ | ★★★☆☆ |
酸っぱさ | ★★★☆☆ |
塩っぱさ | ★☆☆☆☆ |
ほろ苦さ | ☆☆☆☆☆ |
濃厚さ、コク、重量感 | ★★☆☆☆ |
ねっとり感(粘り気、舌に絡みつく感じ) | ★★☆☆☆ |
とろとろ感(カスタードクリームのような) | ★☆☆☆☆ |
ふわふわ感(生クリームっぽさ) | ★☆☆☆☆ |
ぷるぷる感(ゼリーっぽさ) | ☆☆☆☆☆ |
もふもふ感(パンぽさ) | ★☆☆☆☆ |
土台(一番下の層)
素材 | しっとりタイプのタルト生地 |
厚さ・固さ | しっとり系 |
味・風味 | バター風味が微妙にある |
似たようなチーズケーキ
ガストのベイクドチーズケーキ
大手ファミレスチェーン「ガスト」のチーズケーキです。側面までタルト生地があって、少しもふっとした食感がある感じは、今回紹介した東京風月堂のチーズケーキに似ている部分があります。ガストのチーズケーキにはトッピングがありませんが、かなり近い口があたりです。
PERCH COFFEE(パーチコーヒー)のチーズケーキ
大森・山王にあるパーチコーヒーというカフェのチーズケーキです。
こちらも外側までタルト生地があるチーズケーキ。食感はもっと固めで、けっこう弾力があります。
しかしながら側面までタルト生地があるが、ベイクドチーズケーキという名前であるという店で、類似しています。
「東京風月堂」はどんなお店?(店内様子や他のメニューなど)
冒頭でも少し紹介した通り、東京風月堂は140年の歴史がある老舗の洋菓子店です。
たくさんある「風月堂」について
風月堂は、「東京風月堂」以外も「神戸風月堂」や「上野風月堂」など、色々ありますが、その多くは風月堂総本店からの暖簾分けです。今回紹介したチーズケーキは、東京風月堂にしかないものです。
神戸風月堂や上野風月堂には別のチーズケーキがあるか、もしくはチーズケーキ自体がありません。
ちなみに風月堂は、江戸時代に大住喜右衛門が開いた和菓子屋を起源としており、ここから継承や暖簾分けを行い、各地に風月堂が点在する形になりました。
一方で、創業家である大住家の承認を得ずに、勝手に「風月堂」を名乗っているお店もあるとのこと。
※参考:Wikipedia(風月堂)
東京風月堂のカフェについて
東京風月堂は、基本的にデパートやスーパーのお土産コーナーに出店しています。カフェを併設した店舗も一部にはあります。
カフェでは、ケーキ以外にもサンドイッチやオムライスなどの軽食があります。
チーズケーキ以外にも色々ケーキを販売しています。
その他、当ブログでは色々なカフェのチーズケーキも紹介しています。
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