爽溶けチーズテリーヌ(さわどけチーズテリーヌ)は、2021年7月20日にローソンから発売されたスイーツです。
「Uchi Café Spécialité」という、ローソンのスイーツのなかでもちょっと高級なプレミアム路線のブランドから発売されています。それでも値段は250円なので、オレンジ色のコンビニの高級系スイーツよりは安めです。
前回の「麗溶けチーズテリーヌ」との比較
ローソンは2020年10月30日にも「麗溶けチーズテリーヌ(うるどけチーズテリーヌ)」という商品名のチーズテリーヌを販売しています。
前回はバニラの風味と、口に入れたときにとろける食感を強調したチーズテリーヌでした。
一方で 2021年7月に発売された「爽溶けチーズテリーヌ」は、口どけをさらに追求し、またバニラの風味ではなく、レモンゼスト(レモンの皮のすりおろし)を入れることで、苦みを強調させています。
商品名も、「麗溶けチーズテリーヌ」から「爽溶けチーズテリーヌ」になりました。いずれも、やや読みにくい商品名ではありますが、詩的だと称賛する声もあります。
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2021年7月の 爽溶けチーズテリーヌ -
2021年7月の 爽溶けチーズテリーヌ -
2021年7月の 爽溶けチーズテリーヌ
そして表面の色も、焼き色がついたものから、豆腐のようなツヤっとしたチーズケーキになりました。
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麗溶チーズテリーヌ -
爽溶けチーズテリーヌ
ちなみにチーズテリーヌという名前のスイーツは、2021年3月にセブンイレブンが、2021年2月にファミリーマートがそれぞれ発売しており、どちらも口どけとバニラの風味を強調させていました。現在は販売されていません。
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セブンイレブン -
ファミリーマート
これまでのコンビニのチーズテリーヌは、バニラの風味づけが定番でしたが、今回のローソンは、バニラを止め、レモンゼストで苦みを加えました。こういったチーズテリーヌは他ではみかけたことがありません。その意味では一食の価値はあります。
酸味ではなく、苦みが目立つ味
さて、食べた感想について。
以前ローソンが販売していたテリーヌよりも、やわらかくなり、しっとりした質感になっています。チーズプリンのようなぷるっとした質感、あるいはゼラチンを抑えたレアチーズケーキのような、しっとりしたとろける食感になっています。
味ですが、レモンゼストの主張がとても強く感じます。レモンゼストは、酸っぱいというより、苦みのほうが強い印象です。かなりクセのある味です。いい表現をすれば大人な味ですが、好き嫌いが分かれそうでもあります。
暑い季節になると、レモンを使った酸味は強調させたスイーツが急に増えます。ローソンもその流れに乗ったかと思っていましたが、ここまで苦みが際立っていると、清涼感は感じられないのではないかと思います。少なくとも私は感じられませんでした。
季節とは関係なく、大人なスイーツを販売したという感じなのでしょうか。いずれにしても私は、前回のバニラの風味を強調させたテリーヌのほうが好きです。
SNSや市販スイーツの口コミサイトを見てみると、やはり苦みにかんする意見が多めでした。この苦みがいいという人が大半ですが、ちょっと苦手という人も一定数確認できました。
値段、カロリーなど
値段 | 250円 |
カロリー | 183kcal |
ローソンの公式サイトなど | ・公式サイト ・公式Instagram |
爽やかにレモンを感じる口どけなめらかな食感のチーズテリーヌです。クリームチーズに国産レモンを加えて湯煎焼きで丁寧に焼き上げました。レモンゼスト入りでほろ苦さと食感にアクセント。
公式サイトより
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