渋谷や中目黒、丸の内や赤坂、大阪、横浜、天神など都心部を中心に30店舗以上を出店しているベーカリーカフェの「シティベーカリー(THE CITY BAKERY)」で、ティラミスを食べてみました。
THE CITY BAKERYとは
「THE CITY BAKERY」は、 TV局のプロデューサーという異色の経歴を持つモーリー・ルービン氏が、1990年にニューヨーク・ユニオンスクエアで創業したベーカリーです。ニューヨークのレシピを引きついだプレッツェルクロワッサンを看板メニューとして、ニューヨークのレシピを引き継いだクッキー、他のベーカリーにはないユニークなパンや焼き菓子を提供しています。生菓子も提供しており、過去にいくつかチーズケーキを紹介しました。
▼過去に紹介したシティベーカリーのチーズケーキ
日本では2013年に大阪に1号店がオープン。ベーカリーにカフェを併設した店舗がほとんどですが、レストランタイプの店舗があったり、軽食を楽しめるカフェがあったり、いくつか種類があります。現在でも店舗数をどんどん増やしている今人気のベーカリーカフェです。
▼シティベーカリーの公式サイト
シティベーカリーは前述のとおり、ニューヨーク発のお店で、商品もニューヨークにちなんだものが多くありますが、ニューヨークとは関係なく、広く人気のあるパンやケーキも提供しています。その1つがこちらのティラミスです。
シティベーカリーのクラシック系のティラミス
シティベーカリーのティラミスは、表面にココアパウダー、下にティラミスクリーム、土台にコーヒーを染み込ませたスポンジを使っています。
- ココアパウダー
- マスカルポーネベースのクリーム
- コーヒースポンジ
この3つはティラミスに使われる主要な要素であり、この3つのみで構成された、シンプルかつ王道系のティラミスとなっています。
ティラミスはイタリア発祥のお菓子とされています。マスカルポーネチーズを使っていることから、イタリアのチーズケーキと呼ばれることも。このブログでもその動向を追っています。
口に入れてまず感じるのは、ココアパウダーのビターで奥行きのある味、マスカルポーネの味をしっかり感じさせてくれるクリームの味です。土台のスポンジ生地からは、コーヒーシロップがじゅわっと染み出るのを感じられます。それと同時にコーヒーのキリッとした苦みをしっかり感じさせてくれます。
コーヒーとマスカルポーネの風味が口の中で融合し、上品なカフェラテのような味わいが生成される様子に感動を覚えます。
シンプルでスタンダード、お手本のような、ティラミスの魅力を余すことなく楽しませてくれる逸品です。派手さはありませんが「こういうのでいいだ」といわれていそうな、オールドティラミスファンが気に入りそうな味といった感じでしょうか。スタンダードなティラミスが食べてみたいという方にぜひおすすめしたいです。
購入店、値段など
- 購入した店:シティベーカリー(THE CITY BAKERY)|今回は中目黒店を利用
- 商品名:ティラミス
- 値段:529円
- お店の公式サイト
- 公式Instagram
その他のチェーンカフェのチーズケーキはこちら