青山フロマージュの店舗は全店閉店、ブランドも閉鎖されたようです。本記事は記録のために残してありますが、店舗は存在しないのでご注意ください。
「青山」といいつつ青山に店舗はないのですが(会社が青山にある)、カップタイプのチーズケーキや、飲むチーズケーキなど様々なチーズスイーツがあるチーズスイーツ好きにはたまらないお店です。
今回はこちらのチーズスイーツをいくつか紹介します。
ガトーフロマージュ 270円(スフレとベイクドのカップチーズケーキ)
まずは普通のチーズケーキから。
こちらはガトーフロマージュという名前のチーズケーキです。手のひらに収まるくらいのサイズのカップに入っており、スプーンがあれば簡単に食べられるようになっています。
価格は1個270円。カットケーキよりは安いのですが百貨店価格という感じ。
よほど乱暴に扱わない限り、形が崩れることがないので、手土産に適しているといえます。
店舗が大丸や東武などの商業施設にあることから、手土産を想定しているのでしょう。
ちなみに同じようにカップに入ったタイプのチーズケーキは大阪にもあります。「ウメダチーズラボ」というお店です。
形がそっくりなので、もしや…と思ったのですが、ウメダチーズラボと青山フロマージュは同じ会社だそうです。
詳細は後述しますが、ウメダチーズラボも青山フロマージュもモンクレーブという会社のブランドです。
スフレとベイクドを選べる
さて青山フロマージュのガトーフロマージュですが、タイプが「ベイクド」と「スフレ」の2種類があります。
さらに、ベイクドとスフレにそれぞれに
「カマンベール」
「クワトロフォルマッジ」
「マスカルポーネ」
の3種が用意されています。
つまり合計6種類のガトーフロマージュがあるのです。
スフレ派もベイクド派も、どちらも好きなチーズケーキを選ぶことができ、さらにカマンベールやマスカルポーネなど、チーズの種類も選べるという、チーズスイーツ好きにありがたいお店です。
スフレはふわふわ、ベイクドはねっとり
今回はカマンベールのスフレとベイクドを購入しました。
右がベイクドのカマンベール。
右がベイクドのカマンベール。
あまり見た目では違いがわかりませんが、もちろん食感には違いがあります。
どちらも、どちらかといえば半熟のしっとり系なのですが、スフレはやはり気泡をつぶすような質感、シュクシュクする質感があります。簡単にいえばフワフワした食感があります。
一方でベイクドは、どちらかといえばねっとりした、中身が詰まったような質感があります。またベイクドには、ジェノワーズが敷かれています。
カマンベールの味をしっかり楽しめるチーズケーキ
何より強調したいのは、カマンベールの味の強さです。
カマンベールを使ったチーズケーキは度々見かけますが、カマンベールの風味を控えめにしたものが意外と多く、物足りなさを感じることもあります。
カマンベールはクセがあるので、扱いが難しいので仕方ないのですが。
しかし青山フロマージュはしっかりカマンベールの味がします。容赦なくカマンベールの風味を感じることができます。
おそらくマスカルポーネやクアトロフォルマッジも、チーズの味がしっかりしているのでしょう。胃袋に余裕があればぜひ全制覇したいものです。
値段、商品説明など
値段 | 270円 |
クレームフロマージュ 648円(飲めるチーズケーキ)
続いてはストローで飲むドリンクタイプのチーズケーキ「クレームフロマージュ」です。
値段は648円。
タピオカ屋で売っているようなチーズティーと比べるとさほど高い感じはしませんが、飲み物と考えるとなかなかの値段です。
プラスチックの丸い容器にはいっており、太めのストローを使って飲みます。ストローは購入の際にもらえます。
食感は、少し溶けたマックシェイク、という感じ。
味はコクがあるレアチーズです。若干の酸味を感じますが、本当に若干というほど。ホイップした生クリームを混ぜているのか、気泡を潰すような食感があります。
以前、スーパーで販売している飲めるチーズケーキを飲みましたが、それに比べるとさすがコクがあって、たしかにチーズケーキを飲んでいるような気分になります。
それにしてもやはりドリンクタイプだからなのか、一瞬でなくなってしまいます。ぼうっと吸い込んでいるとあっという間になくなっています。648円が一瞬です。
やはりケーキタイプのほうが、残量が視覚的にわかりますし、硬さがあるので満足感はあります。
しかしこの一瞬でなくなる贅沢さは、手土産にちょうどいいのではないでしょうか。自分用には選べませんが。
値段、カロリーなど
値段 | 648円 |
カロリー | 197kcal |
可愛らしいボトルに入った、飲んで楽しむチーズケーキです。しっかりコクのある味わいをカジュアルにお楽しみ下さい。
公式サイト商品説明より
飲めるチーズケーキが増えている
飲めるチーズケーキ自体はチーズタルト専門店のPabloやウメダチーズラポが昔から販売していたのですが、最近は飲めるチーズケーキだけを販売する店が登場したり、スーパーでも販売されるようになりました。
半熟チーズケーキのようなやわらかいタイプのチーズケーキは以前から存在しました。
最近もチーズテリーヌやバスクチーズケーキとして柔らかいタイプのチーズケーキは健在でした。
それがどんどんやわらかくなって、ついには液体に。
もちろんこれはタピオカドリンクのブームから端を発したオシャレドリンクブームにも影響を受けているでしょう。
チーズケーキは個体から液体になりました。次に「吸うチーズケーキ」として気体にでもなるでしょうか。楽しみです。
※参考
タルトフロマージュ 324円(チーズタルト)
続いてはタルトフロマージュです。いわゆるチーズタルトです。
お店の説明よると、土台はパイ生地で、しかも3度焼きをしているそうです。
できたてはもちろんのこと、冷やしても美味しいとのこと。
美味しそうなチーズタルトです。
お店の説明のとおり、タルト生地はサクサクです。アパレイユ(生地の部分)はむっちり、ねっとりしており、またコクもあるので食べごたえがあります。
特筆すべき点はないものの普通に美味しいチーズタルトです。
値段と商品説明
値段:324円 税込
パイの土台になめらかなチーズクリーム。手間をかけた3度焼きで、焼き立てでも冷やしてもサクサク食感が楽しめます。
公式サイト商品説明より
フロマージュ・シュー 540円(チーズが入ったシュークリーム)
こちらはチーズを入れたシュークリームです。
洋菓子屋のシュークリームの値段の相場は300円前後ですが、こちらのフロマージュ・シューは540円です。なかなかの値段です。
ですがチーズづくしです。
シュー生地にもチーズを使っており、そして写真からもわかるとおり、クリームにはサイコロ状のチーズが使われています。
チーズを使ったシュークリームはコンビニやスーパーではよく見かけるのですが、洋菓子屋ではなかなか見かけないものです。青山フロマージュはさすがにチーズスイーツの専門店だけあって、シュークリームもありました。
正直、あまり印象には残っていませんが、美味しいシュークリームでした。
チーズをかけて焼き上げたシュー生地にチーズのクリームを絞りパルメザンチーズとチーズのガレットをふりかけ、サイコロクリームチーズをトッピングしたチーズづくしのシュークリームです。
店舗の説明
青山フロマージュについて(お店の特徴や商品ラインナップ)
最後に青山フロマージュがいったいどんなお店なのか、簡単に紹介します。
青山フロマージュは、現在、東京駅の大丸百貨店、池袋駅の東武百貨店、大宮の駅構内に店舗があるチーズスイーツの専門店です。
固定のお店は先の3ヶ所にしかありませんが、催事に出店することもあり名古屋に出店したこともあったようです。
ただし青山に店舗はありません。
ウメダチーズラボの系列店でモンクレーブ(MON・CREVE)という会社が運営
「青山フロマージュ」はモンクレーブ(MON・CREVE)という菓子メーカーが展開するブランドです。
モンクレーブはほかにも、ウメダチーズラボという大阪のチーズスイーツ専門店も手掛けています。扱っている商品が非常に似ているのでもしかして、と思っていましたがそうでした。
またモンクレーブの本社は青山にあります。青山フロマージュは青山に店舗がないのに「なぜ青山なのか?」と疑問に思っていましたが、その理由1つは会社の所在地にありそうです。あとは語感がいいからでしょう。
商品ラインナップ
先に紹介した以外にも、いろいろなチーズスイーツがあります。
とくに人気なのが、パイ包みのチーズケーキです。他にも店舗によってチーズを使ったソフトクリームもあります。
\の、飲むチーズケーキだって!?/https://t.co/8178Q0U0WN
丸いボトルが超かわいい「飲むチーズケーキ」など!
ウワサのチーズスイーツ専門店「青山フロマージュ」を徹底レポ🎶 pic.twitter.com/Oz2OtcUXr4— レッツエンジョイ東京 (@enjoy_tokyo) December 5, 2020
また常温で持ち運べるものとして、クッキーなどの焼き菓子があります。
公式サイトやお店のSNS
※その他、外部のメディア
- MON・CREVEが東京に新しいチーズスイーツ 「青山フロマージュ」をプロデュース! 大好評につき6月1日(月)大丸東京店地下1階にオープン グルメプレス
- チーズスイーツの新ブランド「青山フロマージュ」が東武百貨店池袋店にオープン Gourmet Biz
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