2020年12月に、東京の各地にオープンした「チーズケーキ専門店 Namery(ナメリ)」。
抹茶やほうじ茶、コーヒー、チョコなどさまざまフレーバーのチーズケーキがあって、しかもチーズケーキは凍ったまま提供され、その解凍過程を楽しめるという斬新な提供スタイルのお店だ。
お店はタピオカドリンクも飲めるティースタンド「MOCHA」と併設している。
今回は東中野店と西新宿店を訪問してきたので、そのお店の様子とチーズケーキについて紹介できればと思う。
チーズケーキ専門店 Namery(ナメリ)について|店内の様子、メニューなど
東中野店 西新宿店
「チーズケーキ専門店 Namery(ナメリ)」はJAPAN TOBVIOUS株式会社という会社が運営している。Nameryはその会社のブランドとなる。
現在は店舗は以下の5ヶ所に。
- 東中野(東京中野区)
- 西新宿(都庁前駅が近い)
- 代々木上原(東京渋谷区)
- 高知市帯屋町
- 熊本市長嶺
筆者が訪問した東中野店と西新宿店は、店の看板が「Namery」ではなく「MOCHA」になっている。


「MOCHA」は同じ会社が運営するティースタンド(タピオカ屋)のブランドで、後述するが「Namery」の店内ではタピオカやお茶も飲める。1つの建物に2つお店が入っているような感じだ。
ただし外観に「Namery」の字がなく、最初は別のお店なのかと思って通りすぎてしまった。
おそらく「MOCHA」が先にあったので、その店舗内で「Namery」のチーズケーキを販売することにしたのだろう。訪問する際は通りすぎないように注意してほしい。
6種類以上のチーズケーキがある|チーズケーキのラインナップについて
チーズケーキ専門店という名前なだけあってチーズケーキの種類はとても豊富だ。プレーンを筆頭に、コーヒーやほうじ茶、抹茶、チョコレートなど色々な種類がある。また季節限定のフレーバーもあるので全制覇した場合でも、季節によって新しい味を楽しめる。
※フレーバー一覧(公式サイト)
プレーン ほうじ茶
ちなみにチーズケーキはどれもレアタイプだ。
チーズケーキは冷凍状態
提供スタイルがとても独特で、チーズケーキは、テイクアウトでもイートインでも凍った状態で提供される。
イートインの場合は30分ほどで解凍できるチーズケーキをもらい、テイクアウトの場合は1時間ほど解凍できるチーズケーキをもらう(正確な情報は忘れてしまったがたしかそうだったと思う)。
イートインの場合は、すぐに食べるとカチカチに凍っており、そのまま食べればアイスチーズケーキを楽しめる。解凍していくと、普通のチーズケーキになるという感じだ。
解凍の段階による質感、食感、風味の違いを楽しめるというわけだ。

イートインでも凍ったチーズケーキが出てくるのはとても斬新だ。すべてのチーズケーキを凍らせておけば、廃棄がでにくいし、またセントラルキッチンで製造したものを各店舗に配送すればいいので、店舗に調理場を持つ必要がなく、小さい物件でも店をはじめることができる。きわめて合理的な提供スタイルだといえる。
またチーズケーキの質が悪いわけでもない。美味しいのはもちろんだし、また解凍の段階を楽しめる斬新なチーズケーキだ。なにかとても新しいものを見せられた気がした。

近所に店舗があるなら絶対に一度は訪問してもらいたい。
ティースタンド「MOCHA」が併設
前述したとおりNameryには、タピオカ屋のMOCHAを併設している。

緑茶や抹茶、ほうじ茶といったお茶をベースにしたドリンクの他、レモネードやブルーベリーヨーグルトもあって、甘さを調整できたり、タピオカをトッピングできたりする。
タピオカドリンクも飲めるティースタンドという感じだろう。
店内にはイートインスペースも
筆者が訪問した東中野店と西新宿店にはイートインスペースもあった。
東中野店
ネットの情報をみた感じだと代々木上原店や高知店などの店舗にもイートインスペースがあるようだ。どの店舗もあまり広くはないようなので、休日は店内を使えないかもしれない。
【食べた感想】プレーン(チーズケーキ 500円)
ここからは食べた感想を紹介していく。まずはプレーンから。

レアチーズケーキであり、前述のとおり凍ったまま提供となる。値段は500円で、カフェのチーズケーキとしては相場程度だ。
「クリームチーズとマスカルポーネをベースに使用、バニラビーンズの香りが特徴」とのこと。土台にはクッキー生地がある。
ちなみに凍ったままのチーズケーキといえば、鷺ノ宮(中野区)にある「Lander blue cafe(ランダーブルーカフェ) 」というお店のチーズケーキもそうだった。
こちらもレアチーズケーキで、凍った状態。しかもヨーグルトソースのトッピングという、かなり珍しいタイプのチーズケーキだ。
Nameryのチーズケーキとはまたちょっと違うのだが、こちらも非常に印象的だった。こういったチーズケーキは効率的でもあるので、これから増えていくのではないかと思う。
10分解凍状態と全解凍状態を楽しんでほしい

さてチーズケーキだが、10分くらい解凍したちょっとシャーベットの状態でも十分に美味しい。まろやかな風味とコクを感じられるし、また表面は溶けている一方で、中はシャリッとしており、2つの質感を一度に口のなかで楽しめる。なんだかとても新しい。
30分たつと完全に解凍される。解凍させるとクリームチーズやマスカルポーネがもつ、乳製品的なまろやかな風味を楽しめるようになる。食感もしっとりしていてクリーミーであり、ビスケット生地との相性もいい感じだ。
値段、日持ち、購入方法など

値段 | 500円 |
日持ち | 購入日から冷凍保存で3週間、冷蔵庫保存で2日間 |
購入方法 | 店舗 |
【食べた感想】koiほうじ茶(ほうじ茶チーズケーキ 500円)
続いては「koiほうじ茶」というメニュー。こちらはテイクアウトした。
こちらはほうじ茶のチーズケーキだ。さすがティースタンドというだけあり、ほうじ茶のチーズケーキも、抹茶のチーズケーキもある。しかも表面には芋チップのトッピンがあって、華やかな感じになっている。
ちなみにこちらはテイクアウトしたもので、食べるときは1時間ほど解凍させてくだいとのことだった。こちらも先のプレーンのように徐々に解凍していって、解凍段階による食感の違いを楽しめる。
厳選された抹茶を使用しており、風味がとてもいい。
これまでいくつかほうじ茶のチーズケーキを食べてきたが、他店にまったく負けない、リッチな風味がある美味しいほうじ茶のチーズケーキだ。
※抹茶・ほうじ茶チーズケーキまとめはこちら
またこちらもクッキー生地があって、そのバターの風味ととても相性がいい。
値段、日持ちなど
値段 | 500円 |
日持ち | 購入日から冷凍保存で3週間、冷蔵庫保存で2日間 |
購入方法 | 店舗 |
各種リンク(公式サイトやお店のSNSなど)

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