マクドナルドの一部の店舗に併設されているMcCafé by Barista(マックカフェ バイ バリスタ)。このマックカフェで2021年3月24日に期間限定でから発売された「オレオクッキーチーズケーキ」。今回はこのオレオづくしのチーズケーキを紹介する。
またMcCafé by Barista(マックカフェ バイ バリスタ)の特徴やマックカフェの過去のチーズケーキも紹介しているので、ざっとご覧いただければと思う。
McCafé by Barista(マックカフェ バイ バリスタ)とは?
まず簡単に「McCafé by Barista(マックカフェ バイ バリスタ)」について簡単に解説する。
McCafé by Baristaは一部の店舗に併設されているマクドナルドのカフェで、そのコンセプトは「本格的で高品質のドリンクとフードを気軽に楽しめる」である。
今回は「McCafé by Barista」が導入されている練馬田柄店を利用したのだが、この店舗には注文カウンターが2つあった。1つはハンバーガーやポテトといった通常のメニューが注文できる、通常のマクドナルドのカウンター。もう1つがMcCafé by Baristaのカウンターで、こちらではコーヒーやカフェラテの他、ケーキやマカロンなどのデザートを注文できる。

マックカフェには、本記事で紹介するチーズケーキ(期間限定)をはじめ、マカロンやロールケーキやシフォンケーキがあり、ドリンクメニューはカプチーノやキャラメルラテ、スムージーやフラッペなどがある。しかも一部のドリンクメニューは、エクストラショットやフレーバーシロップなどのカスタマイズができるようになっているようだ。某カフェのように。
以下の写真はインスタグラムで見つけたものであるが、期間限定でプリンフラッペを販売している。

スイーツについては普通のマクドナルドにはないメニューだ。
一方で、コーヒーやカフェラテなど、普通のマクドナルドとかぶるメニューもある。また通常のマクドナルドに比べると、やはり値段は少し高い。ホットコーヒーは通常の店舗なら100円だが、こちらは230円。カフェラテや紅茶も通常の店舗よりは100円ほど高い。
通常のカウンターも併設しているので、コーヒーは通常のカウンターで100円ものを買って、ケーキはMcCafé by Baristaで買うという、手間はかかるが併用も可能である。
通常のマクドナルドのメニューよりも若干値段が高いが、ドトールと同じくらいの値段で抑えられているのはありがたい。まだまだ店舗は少ないが、プチ贅沢したいときにうってつけである。導入されている店舗については公式サイトで検索できるので、気になる方はチェックしてみてほしい。
※公式サイト
McCafé by Baristaによってスイーツメニューが充実化
余談であるがマクドナルドとスイーツメニューの歴史を少し振り返ってみたい。
マクドナルドといえば、2000年頃まではスイーツ系のメニューが非常に乏しく、かろうじて存在するスイーツ系のメニューはアップルパイとマックシェイクくらいだった。
その後2007年になるとマックフルーリーが登場。オレオやキットカットをいれて混ぜて食べるタイプのアイスクリームは衝撃的だった。マックフルーリーと同じ年2007年の秋には、後の名物となる三角チョコパイが発売される。さらに2010年にはシナモンメルツも発売された。
徐々にスイーツメニューが販売される機会が増えていたマクドナルドであるが、そのほとんどが期間限定であるし、また期間限定でないものはソフトクリームやマックフルーリーのような冷たいものばかりだった。カフェで食べられるようなケーキや焼き菓子のようなものはないがマクドナルドの常識であったように思う。
しかし2012年、一部の店舗で変化が起こる。「McCafé by Barista」の登場だ。これによってティラミスやミルフィーユ、キャラメルケーキ、ブラウニー、チーズタルト、トーナツなどスイーツとよぶにふさわしいメニューが充実化してゆく。
ちなみにその1号店は原宿表参道店であった。その時からケーキを販売していたわけだが、当時のメニュー表がいまだにネットに残っている。
※一号店オープン当初のメニューがのっているページ:専任バリスタによる本格派カフェコーヒー“McCafe by Barista” 販売開始 第一号店舗が原宿表参道店にオープン
【実食レポ】オレオクッキーチーズケーキ(370円)
ここからはオレオクッキーチーズケーキについて紹介する。

前述のとおり2021年の3月から期間限定で発売されているケーキである。値段は370円。マクドナルドのメニューの相場からすれば高いと感じるかもしれないが、スターバックスやドトールなどのカフェのケーキが400円前後であることを考えると、若干安いともいえる。
上にも下にもオレオクッキーのチーズケーキ

表面には砕いたオレオクッキー。その下にレアタイプのチーズクリーム。その下にスポンジ生地。下の土台となる部分はオレオに近い味のブラッククッキーを使った、クッキー生地だ。中間にもチョコレートソースがあって、上も下も中もオレオのチーズケーキだといえる。
オレオを使ったチーズケーキといえば、三軒茶屋のチーズケーキ専門店「cafe The SUN LIVES HERE」が人気であるが、こちらにも引けを取らない贅沢にオレオを使ったチーズケーキである。
さてマクドナルドのオレオクッキーチーズケーキであるが、味も美味しい。チーズクリームは意外とねっとり感があって、またサワークリーム、もしくはヨーグルトに近い酸味がある。チーズケーキ感はしっかり感じられる。またオレオクッキーの味の相性はもちろん良い。
さらにスポンジ生地とオレオのクッキー、土台のクッキー生地の食感が混ざりある。ザクザクやふわふわ、ねっとりなど、色々な食感を一同に感じられる。

マクドナルドだからといってチープな感じはなく、ケーキとして完成度が高い、至福のときを演出してくれるケーキであった。もっと食べられる店舗が増えることを願う。
値段、カロリー、商品説明など
値段 | 370円 |
カロリー | 348kcal |
オレオ®クッキーのザクザク食感と、なめらかなクリームチーズの味わいのコントラストが絶妙なチーズケーキ。
McCafé by Baristaで過去に発売されたチーズケーキ
McCafé by Baristaでは過去にどんなチーズケーキがあったのか。SNSの投稿から調べてみたら何度もリニューアルしていることがわかった。
まずMcCafé by Baristaがオープンしたときは、チーズタルトを販売していた。これはオープン時のメニューにかかれている(オープン時のメニューはこちら)。SNSで初期のチーズタルトだと思われる写真をみつけることができた。
2013年はチーズタルトだったのに対して、2014年には普通のベイクドチーズケーキが発売された。
また2015年に投稿された写真では、二層のチーズケーキにみえる。
そして2017年は、扇形のクリーム色のチーズと四角いレアチーズケーキの写真がみつかった。レアとベイクドの両方を発売していたのだろうか。
そして2021年がオレオクッキーチーズケーキである。
過去のチーズケーキと比べると、このオレオクッキーチーズケーキは層が多く、オレオのトッピングもあって豪華である。
過去のチーズケーキを振り返ってわかるのは、マックカフェが定期的にチーズケーキをリニューアルして販売しているということだ。そしてこれからも新たなタイプのチーズケーキを販売してくれるのだろう。
余談だが、通常のマクドナルドではマックフルーリーに「ニューヨークチーズケーキ」が登場したことがあった。

他のハンバーガー屋のチーズケーキ(モスバーガー、ロッテリアなど)
モスバーガーやフレッシュネスバーガー、ロッテリア(一部の店舗)などのハンバーガーチェーンもチーズケーキを販売している。
またチェーン店ではないにしても、ハンバーガーショップには意外とチーズケーキがある。とくにカフェとしても利用できる店だと、チーズケーキがあるように思う。

どこも基本的にはシンプルなチーズケーキであり、マックカフェのオレオクッキーチーズケーキは意外と手間がかかっていることがわかる。
公式サイトやお店のSNS、口コミ検索など
※オレオクッキーチーズケーキの口コミ検索はこちら
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