岡山県倉敷市の美観地区に店を構えるチーズケーキやプリンなどを販売する店「はれもけも」。「倉敷チーズケーキ隊」というチーズケーキ専門店のブランドを手掛けており、様々な種類のチーズケーキを販売しています。このブログでも以前、倉敷の店鋪で購入したバスクチーズケーキとカカオのチーズケーキを紹介しました。
そんな「はれもけも」のウェブサイトを眺めていたとき、なんとも珍しいチーズケーキを見つけました。それが今回紹介する「お餅のみたらし風バスクチーズケーキ」です。
こちらは季節限定で販売していたチーズケーキで、残念ながら現在は購入することができませんが、記録としてこのブログで紹介します。
醤油と砂糖の自家製シロップを使用、小さい団子も入っているバスクチーズケーキ
今回はオンラインストアで購入しました。
スクエアタイプの型を使用。表面がガッツリ焦がしており、バスクチーズケーキらしさ全開です。
※バスクチーズケーキの特徴については以下のページで解説
バスクチーズケーキとは何か? 歴史、名前の由来、ブームになった理由などを解説
一見普通のバスクチーズケーキですが、「お餅のみたらし風バスクチーズケーキ」という商品名です。みたらし団子を彷彿とさせる、醤油に砂糖を配合した自家製シロップを使用しています。
また中には小さい餅が入っており、まさに「みたらし団子のチーズケーキ」という感じです。
和菓子に使われる材料を使ったチーズケーキはたくさん存在します。ここ最近でも増加傾向にあります。例えば餡こ、小豆、抹茶、ほうじ茶などはよく見かけます。福井の洋菓子店は銘菓である羽二重餅を使ったチーズケーキを販売していました。そして今回はみたらし団子との組み合わせです。この組み合わせを食べるのは初めてです。
期間限定の商品ではありますが、これまでにチーズケーキに使われることがなかった素材に挑戦した商品です。このように色々な素材を組み合わせることができるのは、他のケーキにはない、チーズケーキの最大の魅力であるように思います。
さてみたらし団子のチーズケーキの話に戻ります。
とろとろ、むっちり、もちもち、色々な食感が楽しい
中身は非常にとろとろです。バスクチーズケーキらしい、クリームのような食感で、口にいれた瞬間、いや、入れなくてもとろけていきます。クリームそのもののような食感です。
また外側は若干ねっとりした質感です。内側と外側、火の入り具合によって食感が異なる様子はまさにバスクチーズケーキです。
前述のとおり、小さい団子も中に入っており、このもっちりした食感が楽しいです。
みたらしシロップ、チーズケーキ、そしてホワイトチョコも
味は非常に特徴的です。クリームチーズなどの乳製品の濃厚さをしっかり感じることができ、そしてみたら団子をイメージした自家製シロップの風味がぐわっと口に充満します。
表面の焦げの苦味、小さい餅の味、そして醤油を使ったシロップの味の組み合わせは、完全にみたらし団子です。一方で、単にチーズケーキとみたらし団子を一緒に食べているような感じではありません。チーズケーキと調和するように、シロップの味を絶妙に調整しているのでしょう、これまで味わったことがないみたらしシロップとチーズケーキのフュージョンを楽しめます。
また、どこかチョコレートの風味もあるような、と思ったら、どうやらホワイトチョコレートも使っているようです。色々な素材が織りなす味のカクテルのようなチーズケーキで、クセになる美味しさです。季節限定なのが本当に惜しい。定期的に食べたいくらい、クセになる味です。
詳細情報
値段 | 2500円~ |
カロリー | 約1340kcal |
購入方法 | 現在は購入不可 |
販売店の公式サイトなど | 公式サイト 商品ページ(公式サイト) |
お店の地図 | Googleマップ |
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