すき家やくら寿司などのレストランを運営する会社ゼンショーは、実はカフェも手掛けています。それが今回紹介するモリバコーヒーです。
モリバコーヒーはドトールやベローチェと同程度の手頃な価格でコーヒーが飲めるセフル式のカフェです。
今回はこちらでいただいた3つのスイーツを紹介します。
※メニューが変わっている可能性もあります
モリバコーヒーのチーズケーキ(なめらかチーズケーキとバスクチーズケーキ)
まずはチーズケーキから紹介します。
筆者が訪問したときには3種類のチーズケーキがありました。
バスクチーズケーキ、なめらかチーズケーキ、チーズタルトの3つです。
今回はなめらかチーズケーキとバスクチーズケーキを注文しました。
ちなみに2019年にモリバコーヒーを利用したときに食べたチーズケーキは、オーソドックスなベイクドチーズケーキでした。
2021年はオーソドックスなチーズケーキはなくなり、バスクチーズケーキとレアなのかベイクドなのかわからない白いチーズケーキです。
濃厚で満足度が高いバスクチーズケーキ
まずバスクチーズケーキですが、手のひらに乗るくらいのサイズで、円形の紙のカップを使用しています。
表面はやや濃い焼き色です。バスクチーズケーキの最大の特徴は表面を焦がすことにありますが、こちらのバスクチーズケーキはそれほど焦げてはいません。色が付く程度に焼いたくらいで、若干温度高めで焼いたベイクドチーズケーキともいえます。
個人的な願望をいえば、「バスクチーズケーキ」という商品名にするなら、もっと思い切り焦がしてほしかった。たとえばチーズケーキ専門店のKAKAというお店のバスクチーズケーキは、「これ大丈夫かな」と思うくらいガッツリ表面を焦がしており、バスクチーズケーキの魅力を楽しむことができました。
チェーン店のバスクチーズケーキもこれくらい思い切ってほしいのですが、難しいのでしょうか。
さて、モリバコーヒーのバスクチーズケーキですが、味は文句なしです。
質感は普通のベイクドチーズケーキとそれほどかわりませんが、コクがあって、食べごたえがあります。クリームチーズやらサワークリームやらの旨味を存分に感じられて、一口食べた瞬間「美味い!」となるわかりやすい美味しさのチーズケーキです。手頃なカフェのスイーツとしては、まったく文句なし。
それにしてもモリバコーヒーのバスクチーズケーキは、同じくゼンショーが手掛けるココスというファミレスのバスクチーズケーキと、似ているような気がします。
もしかするとほぼ同じバスクチーズケーキなのかもしれません。
なめらかチーズケーキ
続いては、なめらかチーズケーキです。
レアチーズケーキにもみえますが、レアとはどこにも書かれていません。かといってベイクドとも書かれておらず、レアなのかベイクドなのか、正直わかりません。
色を見た感じだと、若干、黄色がかっています。これは卵を使っていると思われます。レアチーズケーキには普通、卵を使わないので、このような色にはなりません。卵を使っているのだとすればベイクドの可能性が高くなります。
また食べた感じだと、若干もふっとした口当たりがありました。これは小麦粉を使っているような質感も感じられました。ゆえにベイクドチーズケーキなのではないかと予想しています。
「なめらかチーズケーキ」という商品名のとおり、先のバスクチーズケーキに比べるとなめらかな舌ざわりです。レアかベイクドなのかはわかりませんが、どちらかといえばレアに近いといえます。
甘さやコクは控えめで、軽い口当たりで、とても食べやすいチーズケーキであり、小腹を満たすにはちょうどよさそうです。
チョコミルクレープ
今回はモリバコーヒーのミルクレープも食べたので、せっかくなので紹介します。
モリバコーヒーは定期的にデザートメニューの一部をリニューアルしています。このシーズンのミルクレープは、チョコレートを使ったものでしたが、過去にはあまおういちごやパンプキンのミルクレープを販売していたことがあります。
チョコレートを使ったクレープ生地に、チョコレートを使ったクリームをサンドしたチョコレートづくしのミルクレープです。
チーズケーキを食べるかたわら、カフェやスーパーのミルクレープもよく食べるのですが、チョコレートのミルクレープは非常に珍しいです。
以前、セブンイレブンが生チョコミルクレープというものを販売していたことがありますが、それ以外ではみたことがありません。カフェもスーパーも、普通の生クリームのミルクレープが主流です。
モリバコーヒーのチョコミルクレープは、全体的にやさしめの味です。
チョコレートも、クリームも、どちらもそれほど主張は強くなく、軽い感じで食べることができます。
もう少しクレープ生地のもちもちした食感を感じられるといいなと思いましたが、全体的に美味しいミルクレープでした。
ちなみにモリバコーヒーは、以前はいちごやパンプキンのミルクレープを販売してことがあるようです。
これまで色々なお店のミルクレープをみてきましたが、パンプキンやあまおういちごといったミルクレープを販売している(いた)のは、モリバコーヒーだけでしょう。今後も色々なフレーバーのミルクレープを出してほしいものです。
ちなみに他店のミルクレープは以下のページでまとめています。
ユニークなスイーツメニューがあるモリバコーヒー
最後にモリバコーヒーについて簡単に説明します。
モリバコーヒーは、前述のとおり、すき家やファミレスのココスなどを展開するゼンショーが手掛けるカフェです。
まだまだ店舗は少なく、全国に14店ほどしかありません。店舗は東京に集中しているため、なかなか利用する機会がないかもしれません。
一方でバスクチーズケーキやマリトッツォといったトレンドスイーツをいち早く提供したり、先のミルクレープのような他店にはスイーツを提供したりとユニークな取り組みが見られるカフェです。
これからも、他店のカフェチェーンにはないユニークなスイーツを提供してくれるはずです。本ブログでも、モリバコーヒーのチーズケーキについては随時紹介していければと思っています。