※リトルローザンヌは閉店してしまったようです。この記事は記録のために残してありますが、ローザンヌのチーズケーキを購入することはできません。
リトルローザンヌは、チーズ系のスイーツを中心に販売する洋菓子店です。お店は岡山にあるのですが、ネットで取り寄せも可能です。
実はこのリトルローザンヌ、テレビでも紹介されたことがあるらしく、以前から気になっていました。
やっと食べることができました。
ちなみに今回購入したのは、リトルローザンヌの看板メニューである「熟成とろとろチーズケーキ」と「生バスクチーズケーキ(販売終了)」の2品です。
「リトルローザンヌ」の熟成とろとろチーズケーキ
チーズが濃く、食感は究極になめらか。21年かけて完成したこだわりのチーズケーキとのこと。
しかも混ぜるとクリームに変化するという、不思議な生地。
チーズケーキには、食べ方の説明書が同封されています。
そのまま食べてもおいしいし、お皿に入れて混ぜてもおいしいとのこと。
見た目は、まあまま普通のチーズケーキです。
ただすごいのは、箱をあけた瞬間からチーズケーキのいい香りがするということ。
それだけチーズを多めに使っているということなのでしょう。
ちなみに、皿に移そうと持ち上げたのですが、チーズケーキがやわらかすぎて、全体に亀裂が入りました。
めちゃくちゃやわらかいのでお皿に移すときや、持ち運ぶときは注意してください。
切り分けようと包丁を入れるも、やわらかすぎて切っている感じはありません。
普通のチーズケーキのように、取り分けようとするとぐちゃぐちゃになってしまうので、注意してください。
今回は全解凍で食べたのですが、きれいに取り分けるなら、半解凍くらいがいいと思います。
クリームのようにとろとろ、なのにどっしり濃厚なチーズケーキ
まずはそのまま食べます。
繰り返しになりますが、めちゃくちゃやわらかいので、スプーンがないと食べられません。
チーズケーキというよりは、もはやカスタードクリームですね。
食感はみての通りで、カスタードクリームのようにとろとろで、ふるふる。
そして、味がすごい。
とっても濃厚。
どっしり舌に訴えくるような感じなのです。
そしてまろやかな甘味が口に広がります。
さらに若干の塩っけもあって、チーズケーキ自体はとってもおいしい。
ねっとり感やもふもふ感といった、ベイクドチーズケーキにあるような舌触りはありませんが、半熟感と濃厚さは際立っています。
半熟系で、濃厚なチーズケーキが好きなら絶対に気に入るはず。
混ぜて食べるともう完全にカスタードクリーム
続いて、先程のチーズケーキをぐちゃぐちゃに混ぜて食べます。
混ぜて食べる方法が一応、おすすめとのことです。
こちらは混ぜる瞬間を撮影した動画です。
形があったチーズケーキが、混ぜていくと、本当にクリーム状になってしまうのです。
もはや完全にカスタードクリーム。
で、食べてみると、やっぱりクリームです。カスタードクリームです。
クリームチーズを使ったカスタードクリームです。
で、味に関してはめちゃくちゃおいしい。
ふるふる、とろとろの食感に、やわらかい甘味、チーズのコクと塩っけ。
もうおいしいの一言です。
一方、この状態になってしまうと、チーズケーキというよりはカスタードクリームですね。
もう本当にクリームチーズを混ぜたカスタードクリームという感じ。
ちなみに、うまく混ぜればインスタ映えもするチーズケーキになるようですが、そのために周到に用意しなければいけないような感じでした。
正直な意見をいってしまえば、このぐちゃぐちゃな見た目は決していいものとはいえません。そして正直、食べにくい。
自分だけ、家族と一緒に、 仲のいい友人2人・3人とスプーンでつっつきながら食べるのがおすすめです。
決して、手土産にはおすすめできません。
値段、チーズケーキの詳細、カロリー、日持ちなど
値段 | 1,350円(税100円)(公式サイト) |
メニュー名 | 熟成とろとろチーズケーキ【12cm】2~3人用 |
チーズケーキのジャンル | ベイクドチーズケーキ(焼いているという意味ではベイクドではあるが、一般的なベイクドチーズケーキとは違うような気がする) |
カロリー | 記載なし |
日持ち | 冷凍で1ヶ月程度、 解凍後は2日以内 |
味や食感などの詳細
甘い | ★★★★☆ |
酸っぱい | ☆☆☆☆☆ |
塩っぱい | ★☆☆☆☆ |
ほろ苦 | ☆☆☆☆☆ |
どっしり感 | ★★★☆☆ |
ねっとり感(粘り気、舌に絡みつく感じ) | ☆☆☆☆☆ |
半熟感 | ★★★★★ |
ぷるぷる感(ゼリーっぽさ) | ☆☆☆☆☆ |
もふもふ感(パンぽさ) | ☆☆☆☆☆ |
似たようなチーズケーキ
京都にある洋菓子屋、フレフレボン(Frais Frais Bon)の濃厚チーズケーキです。
カップに入っていて、あまりにやわらかいためスプーンじゃないと食べられません。
カスタードクリームのようにとろとろの食感と、そしてどっしり濃厚な口当たりは、今回紹介したリトルローザンヌのチーズケーキと類似しています。
「リトルローザンヌ」の詳細情報(公式サイトや営業時間、お店の様子など)
リトルローザンヌは、岡山に店舗をもつ洋菓子屋専門店です。
今回紹介した熟成とろとろチーズケーキ以外にもはちみつロールやバスクチーズケーキなども販売しています。
今回はもう1つ、「生バスクチーズケーキ」というものを注文しました。
ちなみにこちらもう販売していませんが、備忘録の意味でも紹介しておきます。
「生バスクチーズケーキ」というチーズケーキもあった
普通のバスクチーズケーキは200度で20分ほど焼きますが、こちらのバスクチーズケーキは、300度で4分という長時短。
300度で表面をさっと焦がすだけというこの生バスクチーズケーキ。
蓋をあけた瞬間からチーズの匂いがすごい。
パルメジャーノを使っているそうなのですが、もう風味がすごいのです。
で、断面を見るとわかりますが、もはやクリーム状態。
やっと自立しているくらいなのではないかと思います。
ちなみに土台にはスポンジを使っています。
やはりとろとろだから土台がないと崩れてしまうのでしょうか。
口に入れた瞬間、わかるのはそのとろとろの食感。
カスタードクリームもよりはもっとチーズケーキ感がありますが、一般的なチーズケーキほど、ねっとりしてはいません。
例えるならチーズ感があるチーズスフレでしょうか。少し咀嚼するだけで、すっと吸い込まれて溶けてしまう。「口溶け」そんな評判がまさにふさわしい食感です。
そんなとろとろの生バスクチーズケーキから吹き出す、旨味。際立つのはパルミジャーノ・レッジャーノの独特な風味。
やわらかい甘味のなかかと同じか、少し弱いくらいの風味で吹き出すパルミジャーノの風味は非常にいいアクセントになっています。
表面の焦げの部分はちょうどいいほろ苦み。
また縁側、火が当たりやすい部分は、もうすこし固まっており、また違う食感を楽しめます。
濃厚さやどっしりくる感じはありませんが、逆にバスクチーズケーキなのに、重たくないともいえます。
また、パルミジャーノの風味と甘味の多重的な味を楽しめたり、とろとろな食感とねっとりした食感を楽しめたり、飽きないチーズケーキでした。
評判・口コミ
楽天での口コミは★4.5で、非常に高評価でした。
口コミは多くはありませんでしたが、「おいしかった」「とろとろしていた」など、ポジティブな口コミが大半です。
なかには、「硬めのチーズケーキが好きだけど、これもおいしかった」という意見も。
とろとろのチーズケーキが好きな方なら、まず失敗はないのではないかと思います。
その他にも当ブログでは色々なお店のチーズケーキを紹介しています。
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